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ひがしむき
子ども苦手でだらしがない(元汚部屋住人)、高齢母でママ友いない、誇れるものが何もない、子どもを産んでちゃんとした人生を歩み始めた、そんな主婦です。

過去ワンオペでぼっちママで余裕がなかった私が知りたかった【お母さんがちょい楽になる】子育てや暮らしの情報を発信しています。

旦那さんから少ししかお金を貰えずネットビジネスの高額なノウハウ塾に入っちゃってた話

旦那さんから少ししかお金を貰えずネットビジネスの高額なノウハウ塾に入っちゃってた話

当サイトは順次引っ越し中です。読みやすく加筆修正し、新サイトFemtioとして生まれ変わります。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。(管理人)

モラハラ夫を持つ妻が、ネットビジネス界隈にはまってしまうお話です。その知り合いのママはあくまでも架空の人物

私の周りには大なり小なりモラハラ気質のご主人を持った奥さんがいます。

共通しているのは、どの家庭もご主人が基本的にお金の管理をしていて、妻には数万円の生活費や食費を渡す、というパターン。

そしてもう1つが、周囲に頼れる家族はいず、子どもが小さく働きに出る事が難しいということ。

それでも、何としても維持したいキャリアや資格を持った方や育休を取得中の方なら、なんとでも工夫をして仕事に出たほうが得策だと思うんですね。

でも私のように特にキャリアもなく、引く手あまたの資格を持っている訳でもないとなると、

そもそも保育園にも入れられないし、子どもが小さいと理解あるパート先は争奪戦、そしてそもそもパート先を見付けて応募して面接をしに行くのすら困難だったりしますよね。

となると、やっぱり思い浮かべるのは「在宅で稼ぐ」という事だと思うんです。

どうにかしてモラ夫から経済的自立をしたい。
少しでも自由になるお金が欲しい。
必要なものが買えないからちょっとでも収入を得たい。
お金を貯めて、万が一の時の資金にしたい。

色んな考えがあると思うんですけど、私も最初はそういう気持ちでネットで情報収集しました。

地域で役に立つ情報を発信しながら広告収入を得たいと考えていた私。

そして調べているうちに、知り合いのママがヒットしてしまったんです

正直言って知らない方がいい事もあるよなぁ…とも思うし、

今まで彼女に抱いていた違和感が全て繋がり納得できたようでもあり…

以降、私が家で仕事をするにあたって彼女の存在が本当に大きく影響したんです。

あくまでも架空の人物、想像上の話としてお読み下さると幸いです。

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”稼げてる体”でSNSに投稿し続けている、高額なノウハウを買った知り合いママ

先に言っておくと、その知り合いのママは全く稼げていません。

でも今でもSNSの中で、”稼げている体”でキラキラした写真をアップし続けています

それが悪い事だという事ではないし、彼女が楽しいのならそれでいいと思うんです。

ただ彼女、数十万する高額なノウハウを購入しているんですね。

当時の私は彼女の属するコミュニティが、そういうサロンだと知りませんでしたので「何か胡散臭いなぁ」ぐらいにしか思っていませんでした。

結果的に言うとそのママはネットビジネスの高額ノウハウだけでなく、ネットワークビジネスもやっていました。だからもの凄く気さくでフレンドリーな人なのに、特別仲がいいママみたいなのはいなくていつも1人だった。

つまり周囲、ネットビジネスもネットワークビジネスも無縁の普通のママ達は、彼女の違和感を察知していたんです。

マインド・0→1・誰でも稼げる方法、虹の画像・四葉のクローバー…

彼女の本当の姿を知る前に、私が最初に目にしたのは彼女のサイト。

虹やクローバーや、女性が空に向かって手を広げているようなイメージ画像が沢山使われ、

  • マインドがどうの
  • 0→1がどうの
  • 誰でも10万稼げる方法
  • 無料プレゼント
  • あなたが幸せになる方法

こんな耳障りの良い言葉が散りばめられたサイトを彼女は運営していたんです。

どうして彼女のサイトだと気づいたかって、普通に自分の自撮り画像をプロフィールに使っていたからです。名前もほぼ本名。

記事数10本程度で更新がとまっているサイトでした。

具体的な方法は書かれていず、とにかく一言でいうと「胡散臭い」、そんな感じのサイトだったんです。

漠然とですけど、昔雑誌の裏表紙にあった、札束のお風呂に入り女性を両手にはべらす広告と同じようなものをかんじたっていうか。

ランチに誘われたので行ってみる事に

そうそう、私が初めて園ママとランチに行ったのもその人でした。

彼女に「ランチに行かない?」と誘われた時、正直(ママ友の世界ってめんどくさいから深いりしたくないなぁ)という気持ちと、その時すでに彼女のサイトを見付けてしまった事もあって、

(もしかしたら在宅での仕事の話ができるかも!)という短絡的な理由で、彼女とランチに行ってみる事にしたんです。

まあもしかしたら彼女は彼女で、それとなく勧誘できる人を探していて、それでママ友のいない私に白羽の矢が立ったのかも知れないんですけどもw

私は勧誘をけん制する意味でも、レストランで座って割とすぐに正直に「家で稼ぎたくて色々調べていたら、貴女がヒットした」と伝えたんですよ。

彼女は驚いていましたけど、すぐにそのサイトが自分のものだと認め、それ以降はネットで稼ぐ話で少々盛り上がりました。

実態のない、知り合いママの”ビジネス”

その日私達は在宅で収入を得る方法について色々話したりなんかして、和気あいあいと過ごしました。

その頃の私はちょうど、ハンドメイドの入園グッズを売り切って少し収入を得たので、そんな話もしてみたり…

でも結局、最後までそのママのビジネスの実態が何なのかわらなかったんですよね。

リムジンにクルーズ船に一見豪華な食事…彼女のSNSには煌びやかな世界が

それからしばらくして、独身時代に少しだけ齧ったSNSを開き友人の近況を確認した私が目にしたのは、「知り合いかも」に出て来た、見覚えのある顔。

そう、例のママのアカウントがあったんです。

彼女のプライベートを覗き見るようで少し罪悪感のようなものを感じながらも、見ちゃったんですよ。

そこにはリムジンやクルーズ船やシャンパン、そして一見豪華な食事

まるでセレブのような世界で、そして登場こそしませんがご主人の事もよく「パパさんのお陰です☆」みたいな。ばっちりメイクをした自撮りとともに頻繁に充実した日々をアップしていました。

(仕事、うまくいってるんだなぁ…それに比べて私は何の家計の足しにもならない…)

あの時はそう思いましたね。

「ネットビジネスなんて稼げないよ…」とぼやくママ友

それから2ヶ月ぐらいでしょうか。

再び彼女からお誘いを受けてランチをしに行きました。

私はその頃はもう地域ブログを立ち上げて、少しずつ広告収入を得るようになっていました。

当時はブログと並行してフリマアプリで不用品をどんどん手離して、ある程度自由に使えるお金も増えていました。

彼女と「どうにか在宅で稼ぎたいよね」という話で盛り上がる中、彼女はこう言ったんです。

ネットビジネスなんて全然稼げないよ…
メルカリで不用品売る方が稼げるレベル。

と言ったんです。

(え…ではあのサイトやSNSは何なの…)

(稼げているんじゃないの…?)

(え、いや、稼げている体で稼げますよ~っていう何かを売ってるてこと?)

困惑と同時に、(まぁあれなら・・・そうそう売れないだろうなぁ・・・”いかにも”って感じだし…)なんて思ったりもしました。可哀想だけど。

SNSの中の彼女と現実の彼女はまるで別人だった

SNSの中の彼女は、私が知っている彼女とは全くの別人でした。

その後、

  • ご主人から数万円しかもらえず家にいくらの預貯金があるのか、自分の夫の収入がどの程度なのかすら知らされない。
  • たまの旅行先でも外食は許されずカップ麺を食べさせられる。
  • 専業主婦だからお小遣いは月に1,000円しかもらえない。
  • とにかく金銭的な自由度が全くない。

などなどの話を彼女から聞いたんです。

彼女は明るく、「それでも貧乏ではないからいいんだけどね!」と言いました。

彼女の気持ち、ものすごくわかりました。

私はその頃、もう夫にいちいちお伺いを立てて欲しいものを買う生活を卒業していて、フリマアプリで不用品を手離したお金で自由を謳歌していましたけど、

夫の給与明細なんて見せてもらった事もないし、預貯金がいくらかも知りませんでした。

まあ旅行の時は私好みの食事が出る宿を選ばせてもらえるだけマシというぐらいで。

彼女とは何回かランチに行きましたけど、いつもお店は彼女の指定。

そして彼女はいつも、料理の写真を一生懸命撮っていました。

私と近所の安い焼き肉屋さんでランチをした時の肉の写真を、「黒毛和牛はやっぱり美味しい」とSNSにアップしているのを見て、

なるほどね…と妙に納得したんですよ。

彼女は、私を慕っていたというより、きっと自分の行きたいところに付き合ってくれる私、他のママと繋がりのない私だから、ちょいちょい誘い出してくれたんですね。

私はそれを理解しても、彼女に対して嫌な気持ちは抱きませんでした。

彼女の屈託のない明るさは素晴らしいなと思うし、人として憎めないんですよね。

でも、いつまでこんな事を続けるのかなぁって思ったのも事実。

高額なノウハウを買って、仲間内で褒め合ってるうちに承認欲求が満たされてしまう

ネットで「主婦 在宅 稼ぐ」とか検索すると、ネットビジネスみたいなものが出てきますよね。

もちろん中には価格に関わらず、信頼できるしっかりした情報商材もあります。

でも私たち主婦って、自由に使えるお金に限りがあるし、時間もないじゃないですか。

結果的に誰かしらのために1日のうちの時間を使い、気付いたらもう子どもを寝かしつける時間、これからやっと自分の時間…と思って添い寝から抜け出したら子どもが起きちゃってやり直し…みたいな毎日で、ものすごく焦りが募ってしまうんですよね。

焦りが募る中、独身時代に貯めた残り僅かなお金を稼ぐためのノウハウに使ってどうにか稼げるようになろう、そう思ったところで、そもそも”信頼できるしっかりしたノウハウ(情報商材)”を選べるかっていうと、ぶっちゃけ難しいと思います。

無料の情報でスタートした人も、稼げないと次は「お金を出してノウハウを買えば稼げるようになるはず」みたいな思考になるんですよ。

で、ノウハウを買う。サロンに入る。

でもノウハウを買っても買っただけでは稼げるわけがないし、

サロン内の仲間内で「すごいね」「すごいね」と褒め合っているうちに承認欲求が満たされちゃって、「顧客」が誰か忘れてしまい、仲間内から褒められるだけの写真をSNSに投稿し続ける、彼女のような人って本当に多い。

承認欲求が満たされてそれで幸せだって人はそれでいいと思うんです。

でも世の中には、良いノウハウや良心的なサロンばかりではないという事は頭に入れておいたほうがいいかもしれませんね。

気付いたら、何十万円もするものを買っていた…なんて、専業主婦なら尚更。

「主婦でも簡単に隙間時間で子ども優先で在宅で稼げる」を真に受けてる人は要注意

私自身は結局、夫の解雇から1年で夫の扶養を抜けて個人事業主になりました。

その上で思うのは、

  • 何の取り柄のない主婦でも
  • 隙間時間で(1日10分でとか30分でとか)
  • 子どもを最優先で
  • 簡単に誰でも稼げる

を真に受けている人、ちょっと信じちゃってる人は絶対稼げないということ。

少なくとも仕事として考えるのであれば、ムリです。

「いやいや、もともと何の取り柄もない〇〇さんは実際に1日10分ぐらいの作業時間で月収ン十万・ン百万って言ってるし、画像で実績を公開してるよ?」

そう思った奥さま、仮にその〇〇さんのその画像が”本物”だとして、ですよ?

〇〇さんは今だからその状態を手に入れたのであって、スタートした頃はがむしゃらに寝る間を惜しむか、私たちが想像もできない創意工夫と努力を積み重ねて来た結果なんです。

これに気付けない人は「下積みを省くために」すぐに高額なノウハウに手を出しがちだし、高額なノウハウを買ったところで実践できないんですよね。

逆に言うと、稼げる人はノウハウを買わなくても無料の情報の中でどれを信じたら良いのか察知するし、すぐに実践します。

そして何より、「顧客は誰か」を絶対に見失わないしブレません

仲間内に絶賛されるような投稿をSNSにキラキラした写真をアップしたって、見ているのが仲間内だけなら、稼げるわけがないんですよね。

そういうのを楽しんでモチベーションを維持しながら、水面下でものすごい地道にやるならアリだとは思います。

でも結局、件のママはネットビジネスは辞めてしまいました。

自分に置き換えてみると、何十万円もするものを稼ぐために買う、これって独身時代の預貯金の残りを投資する、専業主婦にはそのレベルの話なのではないかと思うんです。

モラハラからの悪循環に陥らないようにしたいですね。

自戒を込めて…

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