ママ友がいない状態で子どもを幼稚園に入園させ、無理にママ友を作らず、園ママに合わせたり我慢することなく相変わらず幼稚園時代を過ごした筆者が、現実のママ友界をお教えします。
ママ友界にかなり警戒をして子どもを幼稚園に入園させた私です。
”ママ友”というワードに反応してしまう私のような奥さまはきっと、
「ママ友とかめんどくさいなぁ」
「トラブルとか絶対にごめんだわ」
「女性の世界ってもともと苦手なんだよなぁ」
そんな風にお考えだと思います。
もちろん、私もそのひとり。
ママ友の世界には、日々マウンティングが繰り広げられていて、カーストが存在し、見栄の張り合い揚げ足の取り合い。
いない人の悪口は当たり前、噂話に華を咲かせて…
な~んていうのを想像していました。
が、
実際は全然そんなんじゃありませんでした!
6年間、ママ友界に身を置いてみて今、これからママ友界デビューを果たす奥さまに伝えたい事は、”適切な距離を保ちながらお付き合いをすれば、悪い世界ではない”ということ。
時には同じ悩みを持つ同志であり、
時に我が子の存在を気にかけてくれる存在。
でも距離感を間違えてしまうと、時に妬みの対象になり、時に誤解を生みます(どの人間関係でも同じだけど)。
このカテゴリでは、昔から何かと孤立しがちなタイプの私が、ママ友界でトラブルなくどう過ごしてきたかを惜しみなくお伝えしていきます。
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センセーショナルな情報を鵜呑みにしないで。漫画やワイドショーみたいな事はレアケースです
漫画やワイドショーでは、ママ友トラブルがセンセーショナルに表現されていますよね。
それを見て私も「やっぱ女同士の世界ってエグイなぁ」「めんどくさいなぁ」と真に受けていたんです。
でも、あれは超レアケースですよ。
普通の公立幼稚園や小学校ではほとんど起こらないような事を大げさにセンセーショナルに表現しているだけ。
その方が注目されますからね。

あとは、自意識過剰にならない事がすごく大切。
自意識過剰っていうのは、「のけ者にされた」とか「仲間外れにされた」とかそういう感情を持たないということ。
はっきりいって、良くも言われていないけど悪くも言われていない、つまり話題になんてされていない事がほどんどなんです。
そもそも対人関係トラブルはママ友界に限らない
ママ友界って、ドロドロした女の世界とかよく言われますけど、ぶっちゃけドロドロしているのはママ友界だけではないし、なんなら女性の世界に限ったことではないですからね。(※私調べ)
男性の世界だってドロドロしてるよ??
つまり、人間なんて誰しも基本的にドロドロした感情を持ち合わせているということなんです。
性別年齢関係なく。
ただママ友界の難しい所が、間に子どもを挟んでいるっていう点なんです。
子どもを介した関係だから、少しだけコツがいる
ママ友は普通の関係と違って、本人同士の繋がりだけではなく、子どもを介した関係だから少しだけ難しいんですよね。
我が子が相手のお子さんを傷付けてしまう事もあるし、逆に傷つけられることもある。
子ども同士なのでのけ者にされたりのけ者にしたりすることもある。
そんな時、子育ての方針や考え方がお母さんそれぞれ違うので、簡単に”ちょっとした溝”ができてしまうんです。
そして、子どもを介した関係だからこそ、そのちょっとした溝を埋めるほど真剣に向き合う機会もありません。
だからこそ、
- 共感し合えるママと
- 適度な距離感を保って
お付き合いしていくことが、ママ友界で快適に過ごすために大切。
とはいえ、ぼっちママは子どもに悪影響、なんていう事は全くないので安心してくださいね◎
共感し合えるママと適切な距離を保てば、ママ友界は快適
誰しも好んでトラブルを起こしたい訳ではありませんので、ほとんどのママが「ママ友同士のトラブルは避けたい」と考えています。
なるべく共感し合えるママと、適切な距離を保ちながらお付き合いをすれば、極力トラブルを回避できます。
共感し合えるママ、これこそが外野から見ると「派閥」という事になるんでしょうけど、ちょっと待って。
よく言われる「ママ友界の派閥」については、私の考えを別記事で紹介していますので、お時間ある時に読んでくださいね。
ママ友はいなくても特に困る事はないけど
私は入園前からママ友がいなくて(というかめんどくさいから作ろうと思わなかった)、幼稚園時代は自然と顔見知りのママが増えて行った感じなんです。
正直言って、幼稚園時代は親が子どもに付き添って行動する事がほとんどなので、ママ友がいなくても子どもと話していれば楽しいし、特に寂しい事もなく過ぎていきました。
でも、幼稚園を卒園して小学校に入学してから、少しずつ「ママ友はいらない」という考えが柔らかくなってきて、小学校の今ではママ友の存在が心強く感じることが増えてきました。
小学生になると、いつも親がついていられるわけじゃないから…
幼稚園を卒園して小学生にあがると、一般的にはママ同士の付き合いは薄くなっていくと言われています。
でも私は、小学生の今の方がママ友の存在が心強いと感じる事が多いです。
ママ友はいなくて困る事はありません。
でもいつかわが子が私の目の届かない場所で困った事があった時、もしかしたら手助けしてくれるのはママ友かも知れません。
それを考えたら、「ママ友なんていらない」と頑なに拒否し続ける事もなかったな…と思うんです。
幼稚園時代は親の目、園にいる時は先生の目が常に行き届いている状態でも、小学生になると親や先生の目が行き届かない時間が必ず出てきます。
そして子どもが1人で困っている時に、知り合いのママがいれば子ども自身も助けを求めやすいし、大人側からしても知り合いの子は目に留まりやすいですからね。
私も、知り合いのママやママ友の子が困った様子だったら声をかけてあげられるし、気になる事があれば知らせてあげる事もできます。
損得勘定という事ではなく、ママ同士で(意識せずとも)助け合っているのだなぁと実感しています。
良い関係でい続けるためのコツ
結局、ママ同士が良い関係でい続けるためには、「無理をしない」「距離感を保つ」これに尽きると思います。
園ママの中でも同じ園バス停を使うママは、受験でもしない限り小学校の学区が同じ事がほとんどなので、特に近付きすぎず無理せずニュートラルにお付き合いしていきましょう◎
そして、良い関係でい続けたいからこそ、避けるべき話題があります。
下世話な話ですけど、夫の仕事の話やお金の話とかは、わざわざしないですね。
そして、ママ友や園ママからのお誘いに気が乗らない場合は軽やかにお断りしましょう。
はっきり言って初動かすべてというか、最初に無理して付き合って、どんどん断りづらくなる方がマズいです。
後から断るより最初に断る方が断然楽ですよ♡
園ママ・ママ友のビジネスやエステ等の勧誘は実際なくもないです
ほとんどのママが、園ママやママ友とトラブルなく楽しく過ごしたいと考えているのは事実。
でも悪意なく勧誘してくるママがいるのも事実です。
でもそれってママ界に限った話じゃないんですけどね。
勧誘されても面倒だけど、勧誘ママの仲間だと勘違いされそうになった事もありましたw
子どもは子どもで勝手に仲良くなっていくので、あまり「子どものためだから」と思い詰めずに、嫌な事は付き合わなくてオッケーだし、サクッとお断りしても問題ないと思います。
さいごに
年少最後の保護者会で、ママ達が次々と泣き出したのを見た時に、あぁみんな同じ気持ちで子どもを幼稚園に通わせていたのだなぁと感じた事が、
「ママ友なんて!とかたくなに拒否し続ける必要はないのかも…」と思うようになったきっかけです。
人間関係が面倒なのは、ママ友界に限った事ではありません。
でも、ママ友って同じような悩みを同じ時代に持っている存在でもあります。
無理せず・頑張りすぎず・我慢せず、距離を保ってニュートラルに軽やかにお付き合いしていけば、そんなにドロドロした世界に巻き込まれることもなさそうです◎