五月人形かぶれる兜で後悔した体験談から、失敗しないための選び方とポイントを解説

うちは五月人形を着用兜にしました。デザインは気に入っているし、高級感もあって気に入ってはいるんですが、軽く後悔しています…私の後悔ポイントをふまえ、失敗しない選び方とポイントを解説します。
男の子の初節句。
子どもの日の五月人形選びで失敗したくないですよね!
鎧兜は一生ものというし…子どもの健やかな成長を願って、出来るだけ良いものを贈りたい、そう思うのは当然のこと。
節句の飾りは妻の実家から贈られるのが一般的ですが、今回はそういうしきたり的な事は置いておきましょう。
五月人形を孫に贈る予定のおじいちゃんおばあちゃんも、自分たちで選びたいというパパママも、
あー失敗したかも…
そんな我が家の体験談を参考にしていただき、ぜひ後悔のない五月人形選びのお役に立てていただきたいと思います!
着用兜を選んで失敗!その理由はこの2つ!
ケース飾りの着用兜にした我が家が「失敗した!」と感じる理由を先にお話しします。
どんな種類の五月人形があるかは後ほどまとめていますので、ひとまずこのままお読みくださいね。
- 子どもが怖がって被らない。
- 被らないのに着用兜なのでデカい。
- 収納飾りではなくケース飾りにしたがために、ケースの破損に超気を遣う。
この3点です。
1つ1つ説明します!
かぶれる着用兜は子どもが怖がって被らないケースもある
うちの息子はかなり慎重派なんですよ。
兜ってこう、何ていうんですかね、普段は家にない感じじゃないですか。厳かっていうんですかね。威圧感あるでしょう?
ちなみに我が家が購入したものはこういう感じの兜なのですが…

そう。上杉謙信。
この、シュッて尖った部分がかっこいいでしょう?
だから上杉謙信にしたんですけど…
このシュッてしたところを子どもがめっちゃ怖がるんですよw
ええ?!
そんな事を?!
そう思いました私も。
でもよく考えたら、自分が子どもの頃もそうじゃありませんでした?神々しくて怖い、みたいな。
厳かに輝くこの兜、息子は怖がって一度たりとも被ったことはありません。
着用兜は被らない場合、ただ場所を取るだけのものに…
被ってくれるならまだ、ね。
まだいいんですよ。
だって息子の成長と共にどんどん兜のサイズと息子の頭のサイズが合い、いずれちょっと窮屈になるのかな…そんな姿を写真におさめたい一心で着用兜を選んだのですから。
着用できるように作られていますので、当然サイズもそれなりに大きい。
被らなきゃただ大きくて邪魔なだけ…
1年のうちの殆どしまっておくものですよ?
最初から被らないとわかっていたら、もっとコンパクトなやつにしたかな…
ケース飾りの五月人形はケースの破損や割れに超気を使う
そして更に、ケース飾りにしてしまったがために、ケースの破損やひび割れなどに超気を使わなくてはならないという自体に。
ケース飾りは飾っている間、五月人形に埃が被りません。
和室などに出しっぱなしにしたいというご家庭にも向いていると思います。
子どもがまだ小さな頃は、破魔弓や破魔矢などの小物をめちゃくちゃにされないというメリットもあります。
でも我が家は猫がいるので、基本的に必要な時に出して普段は押し入れにしまっているんですね。
購入した時の段ボールで保護してしまっていますが…
出し入れするのにも気を使うし、出していても気を使うし、仕舞う時にも気を使うし、押し入れの中に他の物を収納する時もケースに物がぶつからないように気を使う。
めんどくさい…!!!!!
気に入ってはいるんですよ?
息子の健康を願って贈った兜ですからね。
あの頃はじっくりと選ぶ精神的なゆとりがなかったので、今少しゆとりが出来てみると『もっとこういう物にすれば良かったな…』と思う事も。
失敗しないために、五月人形の種類をおさらい!
それではここで、五月人形の種類や特徴をおさらいしてみましょう。
鎧飾り

少々値は張るが最も豪華な五月人形。
全身を守るという意味合いがあるので、本格的な五月人形が欲しい人におすすめ。
兜飾り

兜だけの五月人形。
鎧飾りのように高さを出したくない人におすすめ。比較的、お手頃なタイプも多い。
鎧着大将飾り

可愛らしい人形が鎧兜を着用している、最近人気が高まっている五月人形。こいのぼりや菖蒲などがあしらわれているものも。
着用兜
子どもが実際に着用できるサイズに作られた五月人形。小さな頃はぶかぶかでも、成長と共にサイズがフィットしていく様を毎年写真におさめたい人におすすめ。
ケース飾り
ガラスなどのケースに飾られた五月人形。ガラス製とアクリル製のケースがある。五月人形が埃にさらされることがないため、お手入れが簡単。
収納飾り
飾り台が箱になっているため、使用しない時は小物と一緒にすっきりと収納できる。普段の収納場所が気になる人におすすめ。
男の子の初節句飾りを選ぶ時に、私が最も重要だと感じたポイントは
一般的に五月人形の選び方として、色目・網目・金物などの造り以外に、
- ちゃんと収納場所を確保できるか。収納環境はどうなのか。
- 背景の絵はどうか。
- 正絹かどうか。
この辺をチェックするように書かれている事が多いですよね。
五月人形という時点で「子どもが健やかに育つよう」「子どもを守るという意味を込めて」「縁起の良い絵柄で」、この辺は当たり前にクリアしているので、完全に好みや予算で選んでも良いでしょう。
ただ、経験して分かったのが次のポイント。
- 置く場所のインテリアとマッチするか。
- 部屋の中で色味が浮かないか。
これらに関しては残念ながら、五月人形専門店のサイトで書かれているのを目にしたことはありません。
実際、私もそこまでインテリアとの兼ね合いを意識せずに選びました。
でも、インテリアとマッチするか、部屋の中で変に浮かないかは、五月人形を選ぶ際にけっこう大切だと感じましたね。
どうしても五月人形単体に目が行きがちですが、必ず部屋に置いた時をイメージしてください。
お祝いの人形だからとあまりにも派手にし過ぎると、ちょっと圧迫感を感じてしまう可能性が。
インテリアとマッチする方が飽きないし、出しっぱなしにしていてもオッケーかも知れません。
五月人形はそれだけで華やかな存在ですので、まずインテリアに馴染むかをよく検討すると失敗せずに済みます。
特に、おじいちゃんおばあちゃんが選ぶ場合はこの点がごっそり抜けてしまいますので注意したいですね。
飽きてしまうようなものでは、しまいっきりになって、やがて年に1度も出さない箪笥の肥やしになってしまう可能性も…
迷った時は武将に着目!
予算や色合いなどは絞れたけど、イマイチ決め手に欠ける…そんな時は、武将に着目して選ぶのもありですよね。
私は歴史に疎いのですが、単に上杉謙信の兜のデザインが気に入り、最初から上杉謙信で絞り込み決めました。
例えば奥さんが好きな武将や、こんな人になって欲しいという見方はもちろんのこと、同郷の武将を選ぶのもお子さんのルーツが感じられて良いですよね。
五月人形かぶれる兜で後悔した体験談から、失敗しないための選び方とポイントを解説さいごに
五月人形の失敗談と、後悔した体験談から失敗しないための選び方を解説しました。
五月人形は子どもの健康を願って用意するもの。
ステキな五月人形が見付かるよう、この記事が参考になれば幸いです♡