幼児英語教育は必要?夫がペラペラだからこそ、弊害やデメリットを重視しました

うちは幼児期の英語教育はしません。しない事が正しいとか、する事が正しいとかではなく、そのご家庭それぞれ重視したい点で選ぶべき問題だと思っています。我が家の考方をまとめます。
英語教育って早ければまだ日本語を話す前からスタートした方がいいみたいな考え方もあって、「いったい何が正しいの?」って感じですよね。
この十数年で乳幼児期からの幼児英語教育が盛んになってきましたよね。
今では当たり前と言われている英語。
私達の世代は、英語が話せる人はかなりの高学歴か、実家が裕福か、余程の英語好きな努力家か…。
ちなみに夫は外資系商社に勤務していますので、仕事でも英語を使います。
夫が英語を話せると、周囲の人からは「やっぱりお子さんに英語を習わせるんでしょう?」と言われるんですよね。
が!
今まで英語の勉強はさせてないです。
というか、子どもに英語交じりで話されるとイラっとしちゃうタイプなので、やらせる予定もありません。
これが我が家が海外赴任などがある家庭であったり、木村拓哉&工藤静香一家みたいな家だったらそりゃ別ですよ??
うちは普通の家庭ですからね。
今日は、英語教育について我が家が導き出した答えをまとめます。
英語が話せて当たり前の時代だからこそ幼児英語教育をしない理由
簡単に言うと、母国語もろくに話せないのに違う国の言葉を覚えさそうなんて、違和感しか持てないという事ですね。あくまでも私の考えです。
確かに英語が話せて当たり前の時代ですし、英語が話せた方が仕事の選択肢は増えるのかも知れませんが、それ以前に学んで欲しい事が沢山あるというか。
まずは英語以前に覚えて欲しいことが沢山あるので
私も夫も育ちが良いとは言えません。
そしてもう40代なので”育ちは買えない”という事も痛い程身に染みているのです。
我が家は裕福ではありませんが、頑張って稼いで工夫すれば、息子に少しは贅沢をさせてあげる事も出来るし、少しのお金を遺してあげる事も出来るかもしれません。
でも育ちだけは、どれだけ息子にお金を遺したところで、息子が買う事は出来ないんですね~。
だから息子には私達が教えられる事の全てを教えて行きたいし、私自身も母業をしながら人として成長していき、更に息子に教えてあげられる事を増やしたい。
そう考えています。
こどもを持つまではあまり深く考えた事はありませんでしたが、私が子どもの教育で重視するのは次のようなこと。
- 素敵な挨拶をする。
- しっかりお礼が言える。
- 美味しく正しく食事をする。
- 不平不満ばかり述べない。
まぁ、私のような人間がナニ言ってんだよって感じですけど…奥さま、ちょっとそれは置いておいて?
こういった基本的な事を当たり前に出来る人の美しさは別格ですよね。
英語以前に覚えて欲しいことが沢山あるってことですかね。
早期幼児英語教育の弊害、セミリンガルにはしたくないし好きじゃない
次に幼児期英語教育のデメリットであるセミリンガル問題。
バイリンガルはご存知の方も多いと思いますが、セミリンガルはご存知ですか?
二言語の環境で育ち、その両言語において年齢に応じたレベルに達していない者はセミリンガルと呼ばれる。
引用元:Wikipedia
第1言語の日本語、第2言語の英語、どちらも中途半端になってしまって、どちらもちゃんと話せない状態の事を言うそうです。
もちろん早くに英語教育を受けてバイリンガルになる子もいます。
子どもそれぞれの置かれた環境や資質による所も大きく一概にデータでは表せないみたいですが、教育関係者の間で懸案事項になっているんですよね。
セミリンガルの方の苦悩が書かれたブログも多く見掛けますね。
…などという小難しい話はさておき、
単純に好きじゃない。
ルー大柴さんみたいな話し方の子ども、息子があんな話し方だったらイラっとしちゃう!!
あぁ、そうです。
これが1番の理由かも。
そしてセミリンガルの子どもの問題点として2言語が中途半端になってしまうというだけでなく、文化の喪失やアイデンティティの混乱が指摘されています。
早い話が、自分の母国がどこなのか、ルーツが何なのかわからなくなっちゃうという恐ろしい問題。
母親である私が教えてあげられないのに子どもに習得させようって、難しいと思う
私自身の英語能力は、ずいぶん昔に旅行で困らない程度の英会話を覚えたのみで、今はほぼ忘れました。
そんな状態で、仮に息子が英語を学び出したとします。
時々、英単語を交えて私に話しかけてきたとします。
「えっ?ごめん、それどういう意味?」って私がいちいち聞くようになるのでしょうか…
息子に「教えて」と言われても何も教えてあげられないのに、例えば子どもが「英語をもうやめたい」と言った時、親としてどう説得できましょう。
「英語は大切なんだよ」
そう言っても、何の説得力もないですよね。
つまり、そんなに大切な物であれば、両親が既に習得しているはずなんです。
お父さんの海外赴任などで、海外で生活している子なら必要性も感じられますし、自然に身につくでしょう。
そうでもなく、夫以外、海外に無縁の一般的な家庭の我が家で身に着けさせるのは、なかなか難しい事なのではないかと思うんですよね。
夫がそうだったように、本人がやる気になれば何歳からでも英語を習得できるから
夫が英語に興味を持ったのは、中学校での英語の授業だそうです。
私達の時代は中学校英語でさえも「何これ必要なの?」というようなレベルでした。
This is a pen の時代です。
その頃の夫は英語を知って衝撃を受けたそうで、ビビッと来るとはこの事なんでしょう、「もっと勉強をしたい!」そう思い、英語習得の道へと進みました。
夫が本格的に英語を学んだのは高校卒業後
夫の実家は当時豊かとは正反対の環境でしたので、高額な英語教材や塾に通わせてもらった訳ではありません。
自ら英語に興味を持った夫は、中学校や高校の英語教師にどんどん質問をして、学び取って行ったそうです。
そして高校卒業後に本格的に語学を勉強しました。
その後、英語を使う仕事に就き、一度は離れたものの再び英語を使う仕事に就きました。
幼少時代から英語教育を受けた訳ではないのに、今では英語を使って数千万・数億の取引をしています。
本人の『やりたい』という意欲が一番大切なんだなと感じさせられます。
何歳から?と慌てるより、子どもが『やりたい』と思った時が一番伸びる
親は他の子に出遅れまいと、いったいいつから?何歳から何歳まで習い事をさせればいいのだろう…と焦り、評判や効果、おすすめの英語教室を調べたくなりますよね。
でも結局は子供が「やりたい」と思わないと意味がないように感じるし、一人一人に合ったペースで、習うべきかどうか、習うとしたら習う時期を見極める必要があるのではないかと。
年少クラスから始めたとして、小学生まではまだ親の言う通りに学んでくれるでしょう。
でも思春期に入ると子供は親が与えるものの必要性について、自分の判断基準で判断をするようになりますよね。
早くにやらせても意味ないとまでは思いませんが、習い事は本人に納得させてスタートする事が一番良いと思うんです。
それが年長でも、もっと遅く夫の場合がそうだったように中学生でも、本人が興味を持った事は絶対に習得できますからね。
それでも子どもに英語を…そう思うならまず親も学ぶ
子どもの早期英語教育がうまく行かない理由として、学んでいるその瞬間しか英語を使う機会がない事、1番多くの時間を過ごす家庭内での言語が日本語である事があげらるそうです。
本当に子どもに英語を習得して欲しいと考えている親御さんは、親御さん自らが英語が話せるように学びます。
もしもあなたが、
『子どもに英語習得して欲しい』
『子どもには多くの将来性を与えたい』
『自分の小さな頃とは違う世界を見せたい』
おう思うのなら、お子さんとレッスンを分け合えるクラウティで、まずは無料体験をしてみる事をお勧めします。
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他社動画アプリなどを入れる必要もなく、スマホでもレッスンが出来ます。
両親がレッスンを受ければ、お子さんと共通の体験が出来ますよね。
家庭内に英語が浸透すれば、自然と身についていく環境が整いますよ!
早期英語教育について決めかねている方は、ぜひお試しください。
幼児英語教育は必要?夫がペラペラだからこそ、弊害やデメリットを重視しました、さいごに
子どもに多くの選択肢を与える事は、親なら誰しも考えること。
子どもが、他の子に後れを取らないように。
少しでも苦労なく過ごせるように。
将来、社会人として巣立った時に困らないように。
きっと、そんな気持ちでお悩みの事でしょう。
でも、子どものうちにしかできない事を優先させるというのも1つの選択肢だと私は思っています。
この記事が、あなたの子育ての役に立ちますように!