モラハラ夫に金銭的に頼らなくていい環境を少しでも作っておく事は、モラ弱体化と精神安定に重要

モラハラ夫に家計を握られていて、自由に使えるお金がない…という奥さんは、モラハラ夫と話し合い理解し合うことより先に、金銭的にモラ夫に頼らなくて良い環境を少しでも作っておくことが最重要課題です。
モラハラ夫の多くは自分で家計の管理をしたがり、少ない生活費を妻に渡す事で妻の行動を制限しコントロールしようとします。
モラハラ夫が「少ない生活費で嫁の行動を制限しよう」と思ってそうしている訳ではなく、潜在的にこのような心理が働いているだけなので、全く悪意がないのが怖いところなんですよね。
モラハラ夫が家計を握っていたとしても、貴女が少しでも自由に使えるお金を増やしておく事は、貴女の精神安定のために重要な事です。
そして貴女の精神が安定する事は、モラ弱体化させるために大切な事なのです。
モラハラ被害者である妻の精神安定のために「自由に使えるお金」が大切な理由
モラハラ被害者である妻が、モラハラ夫の言葉に一喜一憂しないためには精神を安定させることが最も重要になります。
精神を安定させるための1つの要素が「お金」。
買い物に行き、ファッションでもメイクでも食べ物でも何でもいいんですけど貴女が心ときめくようなモノがあったとしましょう。
そのたびにモラハラ夫の、
- それ、本当に必要なモノなの?
- 働いてないのにそれ、買う?
- 俺の稼ぎで贅沢し過ぎじゃない?
こんな一言が頭にいちいちちらつく生活をどう思いますか?
正直言って病みます。
貴女が最後に「自分だけが欲しいモノ」を買ったのはいつ?
貴女が最後に、夫のためでも子どものためでも家族のためでも生活のためでもなく、貴女が「自分のためだけに」物を買ったのは、最近いつですか?
生理用品みたいな生活消耗品は抜きにして下さいね?
さて、「しばらく買ってないな…」という事に気付いたのでは。
これは私自身の話なんですけど、一番ひどい状態の時は、何も買えなかったんです。
たとえば母が上京してウィンドーショッピングをしている時に「これいいじゃない?」というモノがあって母と盛り上がっても、次の瞬間に夫の顔が思い浮かぶんです。
夫が食べる150円のパンより高いパンを食べたいと思っても、夫の顔が思い浮かぶんです。
夫も子どもも使わないモノを買う事が丸で悪い事のように思えて、自分のためだけに買う事に罪悪感を持つようになるんです。
たった数百円の、色付きリップを買う事さえ、犯罪でもしているかのような気持ちになってくる。
それって、健全ではありませんよ。
”たった数百円の事”でコントロールされている事に気付くべし
過去の私は、たった数百円の事で夫にコントロールされていました。
一時期はPASMOにチャージする1,000円ですら領収書が必要だと言われ、従っていましたから…(会社かよ!)。
いいですか?
何万円もするものを買いたいと言っている訳でも、ブランド品を欲しがっている訳でもないんです。
そりゃ世の中には数百円の贅沢すらできないご家庭もあるでしょう。でもそうではないのにも関わらず、たった数百円の事で私たちはコントロールされてしまうのです。
なぜモラハラ夫にコントロールされてしまうのか、そのメカニズムについては別記事で解説しています。
モラハラ被害者である妻が自由になるお金を持つということは、モラハラ夫のコントロール下から1歩抜け出すという大きな意味を持っているんです。
だから、妻の精神安定のために妻が自由になるお金を少しでも積み重ねていく事が大切なんです。
なぜモラハラ弱体化のために「妻が自由に使えるお金」をストックしておくことが重要なの?
それではなぜ、モラハラ被害者である妻が自由に使えるお金をストックする事がモラハラ弱体化に繋がるかを説明しますね。
その理由は、
- モラハラ夫に「お願い」する機会が減る。
- モラハラ夫を必要としなくなる。
この2つ。
「お願い」をする機会が減る事で、上下の関係が弱まる
貴女の自由になるお金が一切ない状態だと、何を買うにもいちいちモラハラ夫にお願いをし了承を得て買い物をしなくてはなりません。
この”お願いをし了承を得る”行為が、モラハラ夫とモラハラ被害者の上下の関係を強めていく1つの原因なのですね。
本来夫婦は対等なはずですから、妻が夫にお願いをしなくてはならないのなら、夫もまた妻にお願いをし了承をえる事が必要なはず。
でもモラハラ夫は「俺の稼いだ金だから」「俺が家計を握っているから」という大義名分の上で、妻にお願いをさせるよう仕向けているのです。(無意識に)
お願いする立場の人は、自覚なしに相手の顔色を窺うようになります。
それこそが洗脳なのです。
自由になるお金を少しでも増やしていけば、貴女はモラハラ夫にお願いをして何かを購入する機会が減ります。
それが貴女が欲しかった化粧品なら、貴女の心もときめきますよね。
貴女がホッと一息つくためのコーヒーなら、貴女の心が満たされるでしょう。
モラハラ夫にお願いせずに済む事の自由を手に入れれば、モラハラ夫との上下の関係がやがて限りなく横の関係になる事だってあり得るんです。
モラハラ夫を必要としなくなり心に余裕が生まれる
モラハラ夫は、「妻は自分がいないと生活できない」と思ってモラハラを働きます。
妻の弱み(=経済弱者である事)を常に握っていて、それに対して繰り返し「ダメ」だという事で妻の自尊心を奪うのです。
モラハラ夫は自分を必要としていない人が苦手です。
コントロールできない相手にはモラハラを働きません。
貴女が自分で自由に使えるお金を少しでも手に入れることは、モラハラ夫を必要としなくなる機会が増えるという事。
それと同時に、こちらの自尊心を奪う機会をなくしてしまう事でもあります。
そして、少しでも自由になるお金があると、貴女はモラハラ夫に今までと同じ事を言われても(バカじゃないのw)と内心モラハラ夫を笑う余裕すら出てきます。
その余裕がモラハラ夫にとっては最も恐れるものなのです。
でも、子どもが小さくて働きに出られない、一体どう稼げばいいの?!とほとんどの方が思いますよね。
なんの取り柄もなく資格もない私は、それこそ100円得るためにメルカリで出品しました。
子育てをしているので、生活を変えずに家にいながらにしてお金を増やしていくしかなかったので、小さな金額を寄せ集めて行き、
そして今では個人事業主として家で仕事をしています。
当時はまさか自分が事業主になるなんて思いもしなかったし、今でも不安は多々あります。
でも、夫のモラハラに苦しんで悩み焦っていた過去の私に伝えたいのは、スタートは1日でも早い方が良いということ。
最初はたった100円でも、動き出せば変わっていきます。
嗜好品や贅沢品は自分が自由に遣えるお金で気兼ねなく買おう
モラ夫に言っても渋られそうな物を自分が作ったお金で買うようになると、ストレスが激減します。
それにいざ何かがあった時に出ていけない状況は自分を追い詰めますし、『いつでも出ていける』そう思えば精神的にもかなり楽になります。
母ひとり子ひとりで暮らしていけるだけのお金を稼ぐ必要はありませんが、100%モラ夫に頼らなくても嗜好品や贅沢品は自分で作ったお金で買える程度の余裕は、モラ夫との関係性修復のためにもめちゃくちゃ大切なんです。
モラ夫監視下の金銭では、贅沢品は買えないですよね?
買ったところで、何を言われるかもわからない。
何か言われれば余計に惨めな気持ちになりますし、必要最低限の物しか購入できない生活は殺伐とします。
人間の幸せはお金だけではないですけど、お金は絶対に必要です。
貴女がホッと一息するためのコーヒーや甘い物ぐらい、いちいちモラ夫に干渉されずに買えないと息苦しいでしょう?
まずは数千円でいいから作りましょう。