食費の節約が無理すぎる!孤独育児・ワンオペ育児と食費節約の両立って難しい

世間では食費の節約がもてはやされていますが、周囲に頼れる人がいない孤独育児やワンオペ育児と食費の節約の両立が難しいと感じます。「節約ができない」と悩んでいた過去の私に伝えたいことをまとめます。
「食費月に2万円を実現している主婦を特集!」とか、「かさましメニューで家族4人でもラクラク節約」とか、
すごいなぁ…と思う反面、いやいやムリ。私にはムリです。
テレビで食費2万円!と特集されているのを観た夫に「ほら、食費2万円でやってる人もいるよ?4万円なら倍だからうまくやればできるでしょ」と言われ、
節約が上手くできない自分がダメなんだと自己嫌悪に陥った事すらあります。
子どもが小学生になり、少し心に余裕が出来た今思うのは、孤独育児やワンオペ育児と食費節約の両立は、ママが節約好きでなければ、かなり難しいってこと。
実家の救援物資もなく、周囲に知り合いもいない状況で、子育てをしながらの食費の節約って限度がありますよね。

私はもうだいぶ前から食費の節約を徐々にしなくなって、今ではいっさいしていないんです。
食費の節約をやめたからって(毎週毎週叙々苑に行くわけでもなければw)食費が倍に増えるわけでもないし、
かといって余計な我慢はしていないのでストレスもなく、
自然と身体によいモノを選ぶようになって、結果、家庭がうまく回るようになりました。
この記事は、私が感じた、孤独育児と食費節約の両立の難しさをまとめます。
孤独育児と食費の節約の両立はおすすめできない!

もしも食費を削るとしても、月に何万円も浮くとは思えないんですね。
激安食材を購入して工夫をこらし時間をかけて料理すれば、
私のつかの間の息抜きのチョコレートを買わなければ、
野菜が一気に消費する鍋をしなければ、
もしかしたら月数千円は節約できるのかも知れません。
もちろん食費の節約が好き・工夫が好きという方もいるので、向き不向きはあると思います。
でも、食費の節約を楽しめないのであれば、ママの負担が大きいだけ。

そして、孤独育児と苦手な食費の節約、この組み合わせが最悪なんですね。
①スーパーのはしごがママの負担になる
食費を節約しようと思えば、避けて通れないのがスーパーのはしご。
調味料はあっちが安いけど、生鮮食品はこっちが安い、でもトイレットペーパーはドラッグストアで、子どものベビー用品は西松屋の方が安い。
…なんて毎日を私はかつて過ごしていました。
買い物って買ったら終わりじゃないですからね…
生鮮食品は冷蔵庫、トイレットペーパーはトイレへ。
冷凍する場合は時にトレーから出してラップに包む手間がかかる事もありますよね。
しまったりする手間を考えると、1日のうち軽く2~3時間ぐらい使う事になりませんか?
出かけるにも準備が必要だし、子どもがスムーズに出かけてくれるとも限りません。

夏は炎天下にさらされて冬は寒いだけでなく感染症リスクも高い。悪天候の日だってあります。
スーパーで子どもにギャン泣きされたりすると、精神的にもグッタリですよね。
買い物に出かける事が息抜きになっているうちはいいんですけども、そうでないのなら、スーパーのはしごってなかなかハードル高いです…
②節約の事で頭がいっぱいになり息抜きできない
そして、食費の節約ってキリがないので、常に節約の事で頭がいっぱいになって息抜きができないんです。
食費をかなり節約していた頃の話。
ある日スーパーに買い物に行った時、「あれもムダ」「これもムダ」と、気付けば自分が必要とするものすべて無駄遣いに感じてしまって、レジかごの中には夫のものか息子のものだけしか入っていませんでした。
母とどこかに食事に行っても、(母はごちそうしてくれるつもりでも)私は節約の事ばかりが頭をよぎってしまって、全く楽しめませんでしたしね。
「あ、このランチ頼んだら、何日間も切り詰めていたのが吹き飛ぶな」みたいな事ばかり考えちゃってました。

すると楽しみがなくなり、
次第に食べる意欲もなくなって、
いつもボーっとしてフラフラ無気力になってしまったんです。
どれだけ食べる事が楽しみだったんだよって話なんですけど、
でも出かけるのもままならない状態の時の楽しみって食ぐらいしかなかったんですね。
③節約メニューは手間暇がかかる
食費を節約しようと思ったら、けっこう手間がかかるんですよね。
疑問の1つ気軽に聞けるママ友がいるでもない、実家が近くも頼れるでもない私は孤独育児だったし、当時は時にワンオペになる事もあったので、
とにかく息子とずっとつきっきり状態。
料理に時間をかける事はまずムリだったし、そんな気力もなかったので、食材を切り詰めて簡単に調理する事しかできませんでした。
まぁこういっちゃなんですけど、手間暇かけられない節約料理ってそんなに美味しくはないんですよね。
私も美味しいって思って食べていたわけじゃないけど、夫に不満げな顔をされてしまうと、精神的にもかなりきつかったですねw
④ここまでしても、数千円しか浮かない
で、問題は「ここまでしても、我が家の場合は月に数千円ぐらいしか浮かなかった」ってこと。
はっきり言って、実家からの支援物資が何もない状態で、東京や都市部で子どもがいて食費5万円を4万円にする事はムリだと思っています。
そりゃ毎日ごはんにおかずちょこっととか、うどんばかりとか、パスタばっかとかそういう暮らしをしていたらもう少し切り詰められます。
でもそれが通用するのは独身時代まで。
健康を維持するための食事は本当にお金がかかるし、そこを無理して削るのは本末転倒だと思うんです。
食費の節約を諦めたら、逆にお金が貯まり家庭がうまく回るように
私が食費の節約を諦めたのは2018年頃ぐらいからです。
なぜはっきりと覚えているかというと、節約をやめてお買い物の仕方を変えてから楽天ポイントが一気に増えたデータが残っているから。
何と2017年は年間6万ポイントだったのが、節約をやめた2018年は18万ポイントになりました。(別記事で解説しています)
子どもが0歳~1歳ぐらいの時は、色々と完璧にやろうとしすぎて半分ぐらい記憶失くしてるのでw、ほんと今となっては子どもが赤ちゃんの頃こそ、食費の節約を一時的にも辞めておけばよかった…と後悔してます。
でもあの頃って大変すぎて、「食費の節約は無理」と開き直る元気すらなかったんですよねぇ…

子どもが3歳ぐらいから少しずつ、色んなことを客観視できる余裕が出てきて、「いや私には食費の節約は無理!」と正々堂々と言えるようになりました。
食費の節約を潔く諦めてから、
- 時間に余裕ができた。
- 結果、心に余裕ができた。
- 買い物の基準が変わった。
- それにより、色んなムダに気付くようになった。
という良いサイクルが出来て、食費を節約していた頃よりもお金が貯まるようになり、家庭もうまく回るようになったんです。
これには驚き。
時間と心に余裕ができた
まずは食費の節約をやめて大きく感じた事は、時間に余裕ができたことですね。
今までは買い物に数時間費やしていたので(しかも車がなかったのでベビーカーとかで行く)、稼働時間が短い子どもが小さなころは、
大げさでも何でもなく買い物と食事の支度だけでほぼ1日終わってた、みたいな感覚だったんです。
ところが、ネットスーパーや近所のスーパー(安くはない)で済ませるようになってから、時間に余裕が出来て、それが結局心の余裕に繋がったんですね。
時間の余裕と心の余裕ができると今度は、食材を上手に使い切る工夫ができたり、新しい料理にトライする気力が起きたりもして、
さらに、色んなムダに気付くようになったんです。
買い物の基準が変わった
そして、食費の節約をやめてから、自然と買い物の基準が変わりました。
節約はしない。
でも無駄なお金にならないよう、無意識的に「身体に悪いモノ」を買わなくなったんですね。
そりゃ時々はカップ麺も買うし、ソーセージやウィンナーだって買うし、マックにも行きます(っていうか外食も好き)。
でも、もう私は歳が歳なんで食事に気を付けていないとすぐに数値に出がちだし、結局健康でいる事が一番の節約なのかなと思うんです。
なので、せめて家で摂る食事は「身体によいモノ」や「身体に優しいモノ」にしようという意識が自然と働くようになりました。
食費以外の無駄に気付くようになった
食費の節約をしていた頃は、毎日節約するための買い物や献立を考える事に追われていました。
それを子育ての合間合間にしているので、他の事を考える余裕が全くありませんでしたね。
でも食費の節約をしなくなって時間と心に余裕ができてみると、なんであんなに食費の節約にこだわっていたんだろう??と不思議に思うほど、他の部分のムダが多い事に気付いたんです。
食費の節約を無理にするよりも、もっと大きなお金を節約
ものすごく単純な話なんですけども、食費の節約をちまちまするよりもっと大きなお金を節約すればいいんですよね。
大きなお金というと賃貸物件の場合は家賃だったりするわけですが、
節約のためにいきなり引っ越しというのは現実的ではないので、すぐにでも取り掛かれる、
- 通信費
- 無駄な保険
まずこの2つを節約しました。これなら今すぐ取り掛かれます。
その上で、何枚かに分けていたクレジットカードを楽天カード1本に絞り、楽天市場で買えるものは楽天市場で買う、これを癖にするだけ。
お金の使い方を適正にする、みたいな感じです。

食費の節約をしていたころは、「最安値で買う」事だけに意識が向いていたので、遠くの安いスーパーまで時間をかけて出向いていたし、それが節約だと思っていました。
でも、食費を削る事をやめ、お買い物のしかたを変えるだけで、年間18万~20万ものポイントがもらえるようになって、
さらに通信費は今までの半額以下、無駄な保険を解約した事で保険料の負担も減り、無理な我慢をすることなく節約することができたんです。


子育中ママでも自宅で簡単にできる、生活を切り詰めずにお金を浮かす方法を別記事でじっくり紹介しているので、
食費の節約が上手くいかなくて悩んでいる奥さんや、
自分のせいで節約が上手くいかないのでは、と自分を責めてしまっている奥さん、
テレビや雑誌の「食費2万円主婦」みたいなものと自分を比べて落ち込んでいる奥さんは、ぜひ他の方法での節約を取り入れて、自信を取り戻して下さいね。
食費の節約ができない私は、コレをがんがん使ってます
そしてもう1つ。
節約が苦手な私は、スキンケア代などを浮かすためにサンプルや初回限定オフ、トライアルなどをガンガン使っています。
定価なら絶対買えないなっていうものもお試し価格だと手が届くし、品質がそこそこの市販品より品質が良いものを試せるし、
なんといっても色んなものが試せるから、楽しいんです(ここ何年もスキンケア品はトライアルばかりです)。
最初はスキンケア品をよく利用していたんだけど、今ではちょっといい食料品もトライアル価格で手に入れてます。
別記事にガーッとまとめたので、気になるものは試してみてくださいね。
check無料サンプル・全員プレゼント・お試しトライアル・懸賞などお得情報まとめ
食費の節約が無理すぎる!孤独育児・ワンオペ育児と食費節約の両立は難しい、さいごに
孤独育児・ワンオペ育児と食費節約の両立の難しさと、我が家の節約についてまとめました。
なんでもお金で解決できるとは思っていないけど、でも育児の最中ってお金で解決できる事もありますよね。
もし無理に食費を節約し続けていたら、私はきっと今のようにいられなかったかもなぁと思うんです。
手の抜きどころは人ぞれぞれなので、
自分に合った方法と、楽にいられる事を選んで行きましょ!