soranome(ソラノメ)GPSを実際に使った感想|精度・メリットデメリットをレビュー

生粋の心配性である筆者が、子ども用GPS soranome(ソラノメ)を購入しました。実際に使ってみて便利だった点や感想をまとめます。
まぁ私は本気で心配性なので、GPSは前から持たせようとは考えていたんです。
学校はスマホや携帯の持ち込みを禁止しているけど、ついこないだまで幼稚園児ですからね…
で、グーグルで子ども見守りGPSの事を調べると「見守りGPSランキング!」みたいな記事ばっかで、じゃあ実際使ってみてどうなのよっていうのが全くわかんない。
そこで見切り発車的に子供見守りGPS「soranome(ソラノメ)」を買って使ってみました。
我が家がこのソラノメを購入したのは2020年7月。4月じゃないところがポイント。
2020年は6月から登校スタートしたので、2ヶ月弱経って登下校にも慣れてきて、そろそろ登下校の付き添いを短くして1人で登下校させる距離を伸ばそうかな~なんていう頃合いです。
そうそう、購入を検討している方、4月に準備しなくても付き添いしなくなってからでいいかも。
soranome(ソラノメ)GPSを実際に使って感じた、便利な点・イマイチな点
子ども見守りGPSは、「soranome(ソラノメ)」に関して言えば、GPS本体を購入してしまえば月々たった490円だけで利用できるので、安心を買うという意味ではいいと思います。
でもメリットもあればデメリットもあるのは当然で、私が感じたのはこんな感じ。
子どもの現在地を確認できるから安心。
SOS通知で現在地を知らせてもらえる。
けっこうずれる。
通知エリアは直径で設定するので、必要ない通知も受け取るはめに。
詳しく説明していきますね。
子ども見守りGPSのメリットは「安心感」
何といっても最大のメリットは安心感ですね。
居場所がある程度わかるってこんなにも心強いんだって思いました。
うちは移動ポケットに入れているので、息子が動けばGPSにも動きがあるし、授業中は動かないのにお昼休みぐらいになると途端に動いていたりして、「あぁ元気に学校で過ごしているんだな」ってわかるのはいい。
位置情報の更新間隔を3分に設定しているので、リアルタイムで追跡できるわけではないんですけども、
特に放課後に校庭が遊び場開放されている時なんかは、本当に安心感はんぱない。
SOS通知で現在地を知らせてもらえるのもいい
何かあった時はSOS通知で現在地を知らせてもらえるのも便利ですね。
とはいえ、息子の場合はまだSOSの意味では使う事はないんですけども。
使い方としては「そろそろ放課後遊び終えるよ~」って時に知らせてもらってもいいし、「水筒空っぽになっちゃったよ~」って時に知らせてもらってもいいんですよね。(感染症対策で水道飲めないので)
このSOS通知、ちょこっと押しただけでは通知されず、3回連続で押すか3秒押し続けないとならないので、意図せず押してしまう事もなさそう。
けっこうずれるので過信は禁物
- 準天頂衛星GPS「みちびき」・GPS衛星・GLONASS衛星・BeiDou衛星・Galileo衛星・A-GPS対応
- 安定して位置情報を特定できる4G/LTE 通信方式
なので、安価な見守りGPSよりは精度が高そうなんですが、それでも割とずれます。
学校の敷地内にいるはずなのに、時々学校の外に出ちゃってる時ある。
環境によっては100mぐらいの誤差が出る事もあるようなので、これはどうしても仕方がないですね。
基本的には「この場所にいる」という前提で使うものだと思うし、小学校から出ちゃうというのは環境的にもあり得ないので、特に不便ではないです。
通知エリアは直径で決めるので、施設だけの設定はできない
子どもが入ったり出たりする時に親のスマホに通知してくれる通知エリアを設定できるんですけど、それは直径50mから1,000mで決めるので、「学校に入ったら通知、学校から出たら通知」という設定ができないんです。
うちみたいに50mで設定すると、例えばこういう感じになるので…

学校の中にいるのに、出たり入ったりの通知が来る事になるし、ではもう少し範囲を広げると、

学校をはみ出てしまうという感じ。
もちろん環境にもよるし、設定の仕方にもよるのでしょうけど、きっちりと「学校に入った、出た」まで把握したい人はがっかりするかも。
でも学校の門をくぐると通知してくれるようなものは、学校自体での導入が必要になって来るので、個人の考えで即使えるわけではないんですよね。
そこまで心配な私みたいな人は、割と頻繁に確認をしたくなるだろうから、通知エリアをせまめにしてこまめに通知が来た方が逆に良かったりするんじゃないかと思うんです。
今のところ不便はないです。
soranome(ソラノメ)GPSは追加料金なし・軽い・電池長持ち・複数人使用可

数ある見守りGPSの中で私が「soranome(ソラノメ)」を選んだのは、もともと月額が安いというのもあるけど、位置情報提供料金や位置情報検索の回数制限がないことが1番の理由。
だって絶対にちょいちょい確認したくなっちゃうと思うんですよね。こういうの持たせるのだから。
重さは8枚切り食パン1枚より軽い
あとは軽いのもいいんです。

大きさは51×51×15mm。重さは39g。
重さ39gっていったら8枚切りの食パン1枚より軽いってこと。思ったより軽いです。
バッテリーは最大1週間もち、残量少なくなると通知してくれる
電池は日中だけの使用なら1度満タンに充電すると1週間ぐらい持つのもいいですね。
電池がなくなりそうになると通知してくれます。
通知してくれたってすぐには充電できないじゃん!て最初は思ったんですけど、使ってみてこの「バッテリーが少なくなったら通知」の重要性がわかりましたね。
バッテリー残量を通知してくれないGPSの場合、自分で適時バッテリー残量の確認をしなくてはなりません。
でも通知してくれれば「今日帰ってきたら充電しよう」と思えるので充電し忘れが防げる。
…だけでなく、万が一出先で電池が切れてしまった場合、通知がないとなんで位置情報が取得できないのか分からず心配になりますよね?
あらかじめバッテリーが少ない事を把握していれば、バッテリーが切れる前にお迎えに行くとか臨機応変な対応も出来るんです。
スマホの充電器で充電できるから便利
で、その充電ですけど、スマホの充電器がそのまま使えるので超便利なんです。(もちろんスマホにもよりますけども)
Androidの方ならわざわざ買う必要もないし、GPSのために1つ常備しておかなくてはならない事もないのが、地味にいい。

複数を見守る事も、複数で見守る事もできる
「soranome(ソラノメ)」は子どもそれぞれに持たせて1台のスマホで見守る事もできるんです。
ちょと上の画像だとパパまで居場所把握されちゃってて色んな妄想が捗っちゃうんですけどもw
1台のスマホで見守れるのは4台のGPS。
見分けられるようにカバーが4色ついてます。

それだけではなく、1台のGPSをパパとママで見守る事も可能なので、さらに安心ですよね。1台のGPSは3人まで見守る事ができます。
「soranome(ソラノメ)」、思っていた以上に使い勝手が良いです。
soranome(ソラノメ)GPSを使ってみた感想は「子どものためより親のため」メリットデメリットを解説さいごに

子供用見守りGPSを実際に使ってみて、これって子どもの安全を見守るだけでなく、親の安心のためのアイテムなんだと感じました。
私たち親って基本的に子どもを見守るしかできないから、見守りGPSは現代の御守りみたいな感じですね。
子どもがここにいる、そう見て判るだけで安心感がハンパないです。
スマホや携帯の持ち込みを禁止している学校も多い中、時代の変化と共にこういうグッズが定番化して欲しいですね。
ぜひ「soranome(ソラノメ)」、使ってみてくださいね。