旦那さんに読んで欲しいシリーズはここ

麻疹の流行から子を守りたい MR2期を自費で前倒し接種して感じた事

我が区市町村で麻疹患者が出たのはもう一ヶ月以上も前の話です。

息子は来年度に麻疹風疹ワクチン予防接種の二回目が公費で接種できるという微妙な年齢。
私達親は完全に任意接種だった時代の人間です。

恐ろしい麻疹、全くマスコミが情報を流さない点も気になりました。

 

副反応について
息子がMR2期前倒し接種をした後、副反応と思われる症状が出ました。
【麻しん風しんワクチンの副反応について】に追記します。

 

麻疹の怖さ、知らない人が多過ぎる

 

体育館に一人麻疹患者がいたら体育館内の全員が感染する、と言われている麻疹。

空気感染するウィルスです。

感染力が強い上に空気感染、非常に恐ろしいですよね。

日本は排除状態だが外国では当たり前にある麻疹

 
日本では1978年以来麻疹ワクチンが定期接種となり、2015年に、世界保健機関(WHO)から麻疹排除国として認定されています。

日本からは麻疹が排除され、麻疹に掛かる事が殆どなくなりました。

しかし二度接種できる今の子供と違って、一度しか接種していない又は一度も接種していない世代がいて、麻疹に掛かる事もないけど免疫も少ない、という状況を生み出しているのです

麻疹は世界的に見るとありふれた病気です。

今回の沖縄で端を発した麻疹の流行は、台湾人の観光客により持ち込まれましたよね。
この事が三月に判明し、沖縄であっという間に広がり、愛知、そして関東と徐々に感染者を増やしていきました。

スタートはたった一人ですよ?
めちゃくちゃ強い・・・・・・・・・・

でも日本は先ほど申し上げたとおり、排除状態なので、そもそも麻疹(麻しん、はしか)について知っている人が殆どいないという。
 
 

はしかコワイよね・・・幼稚園大丈夫かなぁ?
 
 
え?何の話?はしかって・・・なんだっけ?風邪の酷いやつ?
 
 

世間の反応なんてこんな感じでした。

治ってからも恐ろしいのが麻疹(麻しん、はしか)

 
麻疹自体は合併症がない限り7~10日程度で回復しますが、回復後数週間から数ヶ月、免疫が低下する事がわかっています。
暫くは他の感染症になると重症化しやすいのです。

そして一番恐ろしいのが亜急性硬化性全脳炎(SSPE)です。

麻疹に罹患してから4年~10年で発症をする事のある恐ろしい病気です。
知能障害、運動障害が徐々に進行し、発症から平均6~9カ月で亡くなってしまいます。
麻疹患者の数万人に一人と稀ではありますが、実際に幼児期に麻疹に掛かり小学生で命を落としてしまったというお子さんもいらっしゃいます。

私達が住む区市町村では、幼児期に麻疹に罹患しSSPEを発症した親御さんが、SSPEの悲しさを広く伝えるため、SSPEの方々を支援するための活動をされています。

数万人に一人、でももし我が子がその数万人に一人だったら・・・

考えるだけで辛いです。

麻疹(麻しん、はしか)は予防接種しか防げない

 
マスク、手洗い、うがい。
感染症予防に効果のあると言われている事全て、麻疹の前では効果のほどを疑います。

麻疹のウィルスはとても小さく、マスクを通過します。
同じ乗り物に乗っていただけでも感染してしまいますし、インフルエンザウィルスの10倍感染しやすいと言われています。

予防はワクチン接種しかありません。

自分を守るだけじゃない麻疹(麻しん、はしか)ワクチン

 
もしもあなたが公共の交通機関、更に人が多く集まるターミナル駅を利用していて、又は麻疹患者が出たとされる都道府県や区市町村にお住まいで、まだ予防接種を受けていない赤ちゃん、若しくは受けられない赤ちゃん、お腹に赤ちゃんがいるお母さんと同居の場合、あなた自身が麻疹に罹患しない事がとても大切なのです。

でも麻疹に罹患しないという事は現実問題無理なので、自らがワクチン接種をし家族に感染させない、という事をするしかありません。

抗体の有無 妊婦さんが受ける検査は麻疹ではなく風疹

 
我が家の夫は、幼少時代に麻疹にかかりましたので、生涯の免疫を持っています。

私は任意接種だった時代に一度だけ接種していた事がわかったのですが、そういえば妊娠初期に麻疹の抗体検査をしたような・・・?と思い調べた所、妊婦さんがする検査は麻しんではなく風しんの抗体検査でした。

麻疹と風疹はそもそも違うウィルスですので、抗体もそれぞれ違います。

妊婦さんが風疹に罹患すると赤ちゃんにも影響が出る可能性がある一方、麻疹に罹患すると胎児共に命にかかわる事があるのです。
更に麻疹ワクチンは妊娠中に接種できません。

こうなると、妊娠中に麻疹に感染しないためには、極力人が集まる場所に出ない事ぐらいしかありませんね。

麻疹ワクチン、自費で前倒し接種という選択

 
今回は五歳の息子に、MR二期(麻しん、風しん混合二回目)を、自費負担で一年前倒し接種してきました。

私が掛かりつけ医に麻疹の予防接種を自費でいいから前倒しで接種したいと申し出たのはゴールデンウィーク前です。

その時点で予約が取れたのは6月上旬でした。

しかしその一週間後には、私達の住む区市町村では定期接種以外の受け入れはしないという通達がなされました。

ワクチン出荷制限で区市町村によっては自費接種出来ない

 
私達が住む区市町村では麻疹患者が出ました。
結局広がりはしなかったものの、麻しん患者が出たという事で予防接種希望者が激増し、早い段階で自費接種の受け入れが出来なくなりました。

抗体を何も持っていない定期接種一回目の子供優先

早くにそう判断し通達した市区町村をちょっと見直した瞬間です。

私が保健所に「自費で五歳の子供に接種できるか」を問い合わせた時には、ワクチンが確保出来れば接種出来るし、ワクチンがなければ近隣の市区町村の病院に問い合わせてみては?とアドバイスをもらえたぐらいだったのです。

実際に息子の予防接種を予約した時、掛かりつけ医だけでなく近隣の市区町村のいくつかの病院に問い合わせをしましたが、そもそも前倒し接種は受け入れていない病院もあり、予約が非常に困難な印象でした。

更に抗体検査。
こちらもワクチンと同じように抗体検査薬の不足から受け入れが難しいとの事。
 
 

結局、私自身の接種についても、結局自分の住む区市町村で接種は出来ず、15キロ程離れた隣の市で受け入れてくれる病院をようやく見つけたような状況でした。

MR(麻しん風しん混合)ワクチンの値段

 
病院によって違いますが8000円から10000円の間が多かったです。

麻疹ワクチンのみだと5000円程度で打てるそうなのですが、そもそも今は麻疹ワクチンは殆どなく、麻しん風しん混合のMRを使用するそうです。

インフルエンザは加入している健康保険組合の補助等がありますのでそれほど家計に影響はありませんが、麻疹風疹ワクチンはかなり高額です。

でも私自身と息子、自費で接種する事に迷いはありませんでした。

麻しん風しんワクチンの副反応について

 
前倒し接種で気になる点は副反応についてです。

せっかく麻疹を予防するために予防接種をして、万が一酷い事になってしまったら・・・という考えが少し頭をよぎりました。

しかし麻疹に罹患するのと比較して重症化はない、との事。

接種後5日~14日を中心として
約5.4%に37.5℃以上38.5℃未満、約8.1%に38.5℃以上の発熱

  • 約5.9%に発疹
  • 3000人に一人が熱性けいれん
  • 100~150万人に一人に脳炎脳症
  • 亜急性硬化性全脳炎(SSPE)はなし
 
このような状況です。

稀ではありますが亜急性硬化性全脳炎(SSPE)を防げるというだけでも、私は自費で接種する意味があると思いました。

 

7月7日追記:実際にMR2期接種後に【副反応】と思われる症状が出ました

 
息子がMR2期を接種した日からちょうど10日後の朝、38.4度の発熱があり、その後3日間ほど37度台~38度台前半の発熱を繰り返しました。

咳も少し出ていましたが、かかりつけ医は「副反応か普通の風邪かはこの段階で判断つかない」との事でした。

発疹はありませんでした。

 

さいごに

 
ワクチン接種から抗体が付くまで二週間かかると言われています。

予防接種を受けられない一歳未満のお子さんをお持ちの場合、人の多く集まる場所に行かないという事も身を守る一つの方法だと思います。

麻疹を恐れてゴールデンウィークの帰省を取りやめた、旅行をキャンセルした、という方を見掛けますが、そのような方はたいてい周囲の方から「大げさじゃない?」と言われた経験をお持ちだそうです。

周囲から大袈裟の一言で片付けられてしまうのは、辛いですよね。

子供を守ろうと真剣に物事に向き合っているのに、それを認めてくれる人なんてどこにもいません。
神経質扱いされて悲しいです!!

でも、周囲は我が子を守ってくれません。
危機感を持っている私しか我が子を守れないのだ、そう思って周囲の意見は聞き流す事にしています。

七月にはMRワクチンの供給が再開される目処が立っていると聞きました。
麻疹で苦しむお子さんが一人でも少なくなるよう、大人が正しい知識を持ち自分で判断して行動する事が大切だと痛感しました。