知ってた?!男児水着を買う時は危険なメッシュに注意!特にメルカリや通販

男の子の水着を買う時に、メッシュのインナーサポーター付き水着の方が収まりが良いのかなぁ…なんて思って、あえて選んでいましたが、実は事故が起きていると知りました。回収対象になった製品でも未回収のものがメルカリなどフリマアプリやネット通販で未だ売られているようです。ご注意を。
「男の子の水泳パンツ(水着)で事故が起きる」という意外な情報を見掛け、驚いて調べてみたら、小さな頃に息子に着せていた海パンがまさに該当していてゾッとしています。
メルカリやラクマといったフリマアプリで購入した水着が、実は過去にリコール対象で商品回収となっていたものと同じ素材だったのです。
息子が生まれて8年間、知る機会がありませんでした…
パーカーや紐やファスナーなどのように、少し考えればわかるような危険ではなく、特にママにとっては全く思いもつかない危険だと思いますねこれは。
当記事では、
- リコール対象になっている水泳パンツがどのようなものなのか
- 男の子の水着を選ぶ時に気をつけること
- 実際に回収対象となったブランド例
この辺をまとめていきますので、お読みいただいて「知らなかった!」という方は拡散していただけると嬉しいです。
少しでも事故防止につながれば…!
もうすぐ夏休み、準備はお早めに!


男の子の水着の事故、メルカリやネット通販で買う時は気をつけて
男の子の水着でどういう事故が起きているかというと、水泳パンツのインナーサポーターありますよね?
あのインナーサポーターがメッシュになっている場合、そのメッシュの孔に男の子の「先っぽの皮」が入り込むというか挟まり、締め付けて傷つける、という事故が起きています。
こんな事、事前に危険予測できませんよね…
メッシュの穴の大きさや伸縮性に特に注意
メッシュサポーターがすべてダメというわけではなさそうで、実際に事故になっているものがこちら。

このメッシュの形状、もうほんと見覚えがありすぎますし、実際にうちは履かせていました。
1mm程度のいメッシュ孔が皮を挟むなんて、知りもしませんでした…
ましてやこのタイプのメッシュは伸縮してしまうのですね。伸縮するということは、孔が多少広がったりもするし締まったりもするということ。
ひょんなことから孔に挟まってしまった皮が、締め付けられて腫れ上がり抜けなくなる、という事が起きるそうです。

過去に事故でリコール対象になっている水泳パンツがフリマ等で売られている
上記の水泳パンツはリコール対象で商品回収となっていますが、何が問題かと言うと、購入した親御さんがリコール対象だと知る機会がなく、お古をフリマアプリで販売している事なんです。
上記の水泳パンツはトイザらスで販売されていたものですが、例えば。
普段トイザらスを利用しないご家庭が、偶然トイザらスがあって該当水着を買ったとしますよね。
普段はトイザらスを利用しないので、店頭で掲示されているであろうリコール情報にも気づかないし、ましてやトイザらスのサイト上でリコール対象になっている事が掲載されていたとしても、サイトを見ないので気づくことができません。
そういう方が、子どもがサイズアウトした時にフリマアプリで出品すれば、過去に回収対象となった水着が未だに流通してしまうのです。
インナー有無が確認できない通販サイトは注意
くまなく確認をしたわけではありませんが、通販サイトでも(実店舗でもですが)怪しいメッシュが使われている男児用水泳パンツがいまだ売られているのです。
実店舗では裏側が確認できるものの、通販の場合写真が掲載されていなければインナーの有無が判断できません。「販売されているものだから安心」とは限らないのでご注意を。
特に、日本語がちょっと変だったりするお店では気をつけたほうが良いかも知れません。
どうしても安全基準は国により違いますのでね…
リコール対象で商品回収となったブランド・メーカー例
メッシュが原因で子どもが怪我をしたというケースは、事故情報データバンクシステムに複数掲載されていますが、ブランドやメーカーまでは記載されていません。
2015年06月19日にリコールとなったトイザらスの水着に関しては、ブランド・メーカー名が消費者庁リコール情報サイトで確認できたので掲載させていただきます。
「Gagou Tagou(ガグタグ)」、「KOALA KIDS(コアラキッズ)」、「KIDSRUS(キッザらス)」の メッシュサポーター付きの男児用水泳パンツ
ブランド名:Gagou Tagou(ガグタグ)
サイズ:80cm、90cm、95cm
販売期間:2012年8月までブランド名:KIDSRUS(キッザラス)
サイズ:80cm、90cm、95cm
販売期間:2014年8月までブランド名:KOALA KIDS(コアラキッズ)
引用元:消費者庁リコール情報サイト
サイズ:80cm、90cm、95cm、100cm
販売期間:2015年2月まで
- Gagou Tagou(ガグタグ)
- KOALA KIDS(コアラキッズ)
- KIDSRUS(キッザらス)
以上のブランド・メーカーのメッシュサポーター付き男児用水着は、フリマアプリや通販サイトで見掛けても購入するのは避けましょう。
一例画像です。

上記メーカーでも、次のようなインナーの場合は安全とのこと。

ちなみに、私が子どもに着せていたのはコストコでも売られている「UV SKINZ」というメーカーの水着。
帽子やラッシュガードとセットになっていて、日本製品にはない鮮やかな色や柄がかわいいんです。でも裏地のメッシュだけは要確認を。
男の子の水着をメルカリや通販で買う場合の注意点
男の子の水着を買う時に、気をつけるポイント、確認したほうが良いポイントをまとめておきます。
- トランクス型やサーフパンツはメッシュの確認を
- インナーサポーターのメッシュがリコール品と似ていたら買わない
- インナーサポーターなしの水泳水着を選ぶ
- 海外製品に気をつける
- 似たようなメッシュインナーサポーター付きの場合は、切り取る
①トランクス型やサーフパンツはメッシュの確認を
私が確認した感じだと、トランクス型・サーフパンツ型がメッシュインナーサポーターがついている率が高い感じでした。
ピタッとした水泳パンツと違いスカスカになるので、収まりが良いようにインナーが付いているのか…隙間から見えないような配慮なのかは不明ですけど、
とにかくトランクス型やサーフパンツと呼ばれるものはインナーがついていることが多いので、必ずメッシュ生地の確認をしましょう!
②インナーサポーターのメッシュがこのタイプなら買わない
そして、そのインナーのメッシュ生地がこちらに該当する場合は買わないようにしましょう。

ちなみに私が購入したUV SKINZのメッシュは上段のGagou Tagou(ガグタグ)と同じタイプでした。

国民生活センターでは、「メッシュ生地の場合は、少なくとも穴が空いていることが直ぐに分かるものは避けましょう。」と注意喚起しています。
③インナーなしの水着を選ぶ
一番わかりやすいのが、インナーサポーターなしの水着を選ぶ事でしょう。
うちは本当に偶然、メッシュインナーサポーター付きの水着がサイズアウトした時に、スイミングの体験に行くのに購入した紺の無難な水着がもったいないのでそれを履かせるようになったんですね。
このような、なんの変哲もない、学校で使うようなものです。

このタイプの水着は、インナーサポーターがないか、目の細かいインナーが縫い付けてあるものがほとんどなので、メッシュの孔に皮が挟まる事はなさそうです。
とはいえ、可愛い盛りの男の子に無地は味気ないので…

ボクサータイプの水着を選ぶと良いかも。
④海外メーカーに気をつける
そして、ざっくり言うと海外メーカーや、日本語が怪しいショップでの通販は気をつけたほうが良いでしょう。
海外メーカーの場合、日本と文化が違うので、先っぽの皮が挟まるという事態にならない可能性もありますよね…切るという噂もありますし…
あとは日本語の説明が怪しい通販サイトやショップは特に安全基準がクリアになっていない事も多いので、買わないようにしたほうがいいかも。
⑤似たようなメッシュインナーサポーター付きの場合は、取る
万が一、購入した水着にリコール商品と似たようなメッシュインナーサポーターがついていた場合は、いっそのこと取ってしまった方が安心ですね。
隙間から見えてしまうのが心配な場合は、スイムショーツやスイムサポーターを別途購入して履かせれば良いです。

とはいえ、スイムサポーターは小さなサイズがなく100サイズからが多いみたいですね。
小さなお子さんは、メッシュサポーターを取ってそのまま履かせるか、買い直すしかなさそうです。
知ってた?!男児水着を買う時は危険なメッシュに注意!特にメルカリや通販、まとめ
それではまとめです。
- 男の子の水着の中でメッシュサポーター付きのものの一部で事故が起きています。
- 1mm程度のメッシュ孔に男の子の先っぽの皮が入り込み、危険です。
- リコール対象で回収されているのと同じタイプが、リコール対象と気づかぬ方たちにより、フリマアプリなどでいまだ売られています。
- トランクス型やサーフパンツはメッシュの確認を。
- インナーサポーターのメッシュがリコール品と似ていたら買わない。
- インナーサポーターなしの水泳水着を選ぶ。
- 海外製品に気をつける。
- 似たようなメッシュインナーサポーター付きの場合は、切り取る。
以上です。
楽しいレジャーが安全なものであるように、皆さんお気をつけ下さいね!