元不動産会社勤務が川沿いに絶対に住まない理由。河川の側の家は本当に快適なだけ?

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川沿いの家でいいの?

不動産会社に勤務していた経験から、河川沿いの住まいを選ばない理由を解説します。リバーサードやウォーターフロントの素敵な住まい、本当にメリットばかりなのでしょうか。

川沿いにバンバン建てられた綺麗な新興住宅地やマンションを見て、元不動産会社勤務である私はゾワゾワします。

川沿いに家建てて大丈夫かな?
川沿いのマンションってどうなんだろう?

誰もがふと、こう思った事があるはず!

今一度、水辺に住む事のリスクを思い出してもらえたらと思い、この記事を書く事にしました。

先に申し上げておきますと、私自身は川沿いの家は絶対に選びません。

川沿いだけでなく、水害の可能性がある土地は選びません

それほど、水害は恐ろしいと考えているからです。

この記事はこのような事をまとめています。

  • 水辺や川沿いに住むメリットとデメリット。
  • 「リバーサイド・ウォーターフロント」の裏側。
  • もしもあなたが川沿いに住みたいのなら気を付けるべき点。
筆者:ひがしむき

趣味はレインズ観賞、間取り図を見るために不動産会社に入り10年勤務した、元不動産会社営業統括本部の人。11回の引っ越し経験あり。現在は再開発エリアの中古分譲マンションに住んでいます。

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水辺や河川沿いに住むメリットをおさらい

河川沿い、水辺に住むメリットで一番最初に思い浮かぶものは恐らく、【目の前に遮るものがない】という点ではないでしょうか。

メリットに注目が集まり近年人気が高まってきたリバーサイドやウォーターフロント。

わざわざ川沿いを探す人もいるようですよね!

川沿いに住むメリットは次の通り。

  1. 遮る物がなく日当たり、景観が良い
  2. 水で空気が冷やされ比較的涼しく風通りが良い

主にこの2点でしょう。

川沿いの家は遮る物がなく、日当たりと景観が良い

目の前が川だとすると、そこには絶対に建物が立ちませんので、日当たりはいいですよね。

また、遮るものがなく景観も良いです。

リビングが川沿いだった場合、窓から視線が抜けるので広く感じるでしょう。

河川敷や土手には季節折々の花が咲いたり、自治体でお花を植えたりしている事もあって住民の憩いの場にもなります。

水辺を眺めていると癒されますし、水の流れる音も風情があって良いですよね。

憧れる方が多いのも頷けます。

川の近くの家は、水で空気が冷やされ比較的涼しく風通りが良い

一般的には、水面で冷やされた空気が吹き抜けるので涼しいと言われています。

確かに川の近くに行くとそれだけで涼しい気がしますね。

私の街の川沿いには、所々に森林や公園があるので、自然も豊かで余計に涼しく感じられます。

本当にあるのかどうかは別にしてマイナスイオン的な物も感じられそう。

窓を開けたら清々しい空気が吹き込んでくる点も良いですね。

川沿いや水辺の家は風通しもいいと言われています。

水辺や河川沿いに住むデメリットをおさらい

それでは反対に、川沿いに住むデメリットはどのようなものがあるかというと、一般的によく言われるのが次の点です。

  1. 水辺や川沿いの多くが地盤が脆い低地である。
  2. 虫・ゴミ・臭いが気になる。
  3. 洪水や氾濫、堤防の決壊が起こり得る。

川の近くの多くが地盤が脆い「低地」である

土地によりますし必ず脆いとは言い切れませんが、川の近くは一般的に地盤が脆いと言われている事は事実です。

ここ、目をそらしちゃダメ。

標高が低い【谷底低地(こくていていち)】と呼ばれる場所は川の側にあります。

昔から川が運んできた土砂や泥が堆積してできた土地なので柔らかいと言われています。

地盤の脆い土地で家を建てるなら、分譲マンションの様に固い地盤の支持層まで杭を打つ事が望ましいと言います。

…ですが、コスト面からそこまでするケースはあまりないという話も聞きますね。

川沿いの家は虫やゴミや臭いが気になる

水辺は虫が湧きます。

たまたま発生しない場所ならラッキー。

でも虫が発生しやすい場所だったらどうですか?

私の住む街の川沿いはサイクリングロードになっているので自転車でよく通るのですが、季節によっては本当に虫がヒドイです。

サングラスや眼鏡なしでは、目に虫が飛び込んできて辛いこともあるぐらい。

また、川に多いのがゴミ。

流れて行ってくれればまだマシですが、ごみだめみたいになっちゃってる所も多くありますよね。

そのゴミだまりが自宅前だった、なんていう可能性もあります。

ニオイが気になる事も。

私が不動産会社に勤務していた時に、川沿いの物件が売れない理由の1つが臭いでした。

川沿いには工場も多く、風向きによって工場の排気が一気に流れてきて悪臭が漂っていたり、川そのものから汚泥やヘドロの臭いが湧きあがってきたり…

洪水や氾濫、堤防の決壊の可能性がゼロではなく、川の近くの住宅地は被害に遭いやすい

住まい選びの際に「滅多にない事だから」とか「考えてたらキリがない」と言ってつい目を背けてしまうのが、この問題。

河川の氾濫や堤防の決壊は絶対に起こらない事ではありません。

いつ起こってもおかしくない事ですよね。

ここ最近、堤防の決壊が次々に起こっていますよね。

『この堤防さえあれば絶対に大丈夫』と信じて疑わなかったようなものでさえ乗り越えてしまう程の水害が多いと思いませんか?

異常気象のせいなのか、何が原因なのかはわかりません。

でも決壊が起きる可能性はゼロではない、これは紛れもない事実

リバーサイド・ウォーターフロントは業界のイメージ戦略という事をお忘れなく

超絶疑り深い性格ゆえか、個人的に、イメージ戦略が強すぎる物件には警戒します。

例えば「リバーサイド」「ウォーターフロント」なんていうのもイメージ戦略ですからね。

単に川沿い水辺にある物件というだけ。

昔から「山の手」という言葉があるように大名や旗本はみな、敵に攻められにくく水の被害が少ない山の方に住んだんですよ。

一概には言えませんけど昔からの高級住宅地は低地にはないし、多くは坂の上にありますよね。

低地や水辺というのは、もともとその真逆の人たちが住む場所だったということなのです。

本当に価値のある土地だったら、そこまでイメージ戦略に拘らなくても売れますからね。

逆に言うとイメージ戦略に拘っている物件は「何かある」から良いイメージを作ると思っておいた方が良いでしょう。

川沿いにとても綺麗な新興住宅地やビッグコミュニティーが多い理由だったりします。

川沿い・川の近くに住むなら水害の危険と隣り合わせだという事を忘れないで

川沿いに住むのなら、絶対に水害の危険と隣り合わせだという事を忘れないでください

特に川より低い位置にある住宅は、よりリスクが高まります。

災害なんてそうそう起こるものではありませんので、次第に怖さを忘れてしまうんですよね。

でも、避難情報が出たらすぐに逃げられますか?

大雨の中、もしかしたら夜で真っ暗な中避難しなくてはならないかもしれません。

小さなお子さんがいたらどうでしょうか。

私の住む区市町村にも川があります。

2017年のこと、大雨が降った時に緊急エリアメールが入りました。

川の近くの住民に対する避難情報だったのですが、繰り返し繰り返しメールが入り、かなり緊迫した雰囲気だったのを今でも覚えています。

高台にある私の住む地域は避難対象地域ではありませんでしたが、『このまま降り続けば何が起きるかわからない、避難も想定しておかなくては』という気持ちになり、息子を連れて2人でどう避難するのか考えました。

でも外は土砂降りです。
夜で暗い。

いつもは避難場として開放されるはずの小学校は川沿いのため、自宅から1番近い避難所でも2キロ離れている事を知り愕然としました。

万が一の時は、雨の中、しかも暗い中、子どもの手を引き避難をする事になるのです。

その時は幸いにも何事もなく終わりましたが、その後自治体のホームページで洪水ハザードマップを確認してみると、ちょうど坂を登り切った場所にある我が家からぎりぎり安心な地域である事がわかりました。

でも目の前まで水が迫ってきたら逃げずにはいられませんし、水位が異常だったら我が家も他人ごとではありません。

水のスピードは速いですよ。

できるだけ離れるべきだし、どうしても川のそばがいいなら、何かあった時にすぐ避難できるように準備をしておくべきなのです。

リスクをちゃんと把握できている人しか買っちゃダメですね。

最強の災害対策は「限りなく安全な土地に住む」です

台風の度に、『いつ避難しよう』『今回は避難しなくて大丈夫かな』と、近くの河川の氾濫を気にして生活するより、少なくとも近くの河川が氾濫しても影響のないエリアや、大雨で冠水しないエリアに住まう方が、断然安心して過ごせますよね。

住まい探しをしていると、ついブランド力やステイタスで選んでしまいがちなのも事実

住まい探しはそれほど夢が詰まっていますからね。

声を大にして言いたいのは、水害の可能性が高い土地に住むという事は、台風のたび、豪雨のたび『今回は大丈夫なの?!』と思いながら生きていくと言うこと。

被災した時のために食料を何日分用意しようと、停電に備えて予備バッテリーを用意しようと、「限りなく安全な土地に住む」これに勝る防災はありません

住まい探しはスピード勝負、運命の物件は「非公開物件」にあるかも

住まい探しはスピード勝負といっても過言ではありません。

でも実際、スピード勝負といっても、できる事って限られているんですよね。

なぜなら、不動産の約60%が非公開のうちに取引されてしまうからなんです。

ネットに掲載されている物件は、不動産全体のほんの一部。

売主が、売りに出している事を近所に知られたくないとかネット掲載不可にしているケースは多く、良い住まい探しはいかにその情報を早く入手できるかにかかっています。

そこで頼りになるのがタウンライフ不動産売買なんです。

まだあまり知られていないサイトなのですが、希望の不動産条件を入力すれば、住みたい街の信頼できる不動産会社から非公開物件が届きます

一戸建て、マンション、土地どれでもオッケーなので、まだマンションにするか一戸建てにするか、一戸建てでも建売か注文住宅か決まっていなくても大丈夫。

物件情報の受け取り方法も、郵便・ファックスだけでなくメールでも受け取ることが出来るから、家に居ながらにして情報収集できるんです。

しかも無料で利用できるので、住まい探しをしている方は活用しないのは損ですね。ライバルが知らない情報が得られるかも。

きっと奥さんの心強い味方になるはず。

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元不動産会社勤務が川沿いに絶対に住まない理由。河川の側の家は本当に快適なだけ?さいごに

昔からその土地に暮らしてきたのならまだしも、新しく買う、引っ越すというのであれば、わざわざ川に近付く必要はないのでは…?

メリットで挙げた事は『強いて言えば』の範囲を超えません。

景観が良い物件は川沿いでなくても沢山ありますし、水で空気が冷やされると言っても夏は結局暑いです。

むしろ水面に太陽が照らされて眩しいという可能性すらある。

何が良くて何が悪いのかは人それぞれですが…

川沿いに家建てて大丈夫かな?
川沿いのマンションってどうなんだろう?

そう悩んでいる方の参考になれば幸いです!

ひがしむき

ひがしむき

子ども苦手でだらしがない(元汚部屋住人)、高齢母でママ友いない、誇れるものが何もない、子どもを産んでちゃんとした人生を歩み始めた、そんな主婦です。

過去ワンオペでぼっちママで余裕がなかった私が知りたかった【お母さんがちょい楽になる】子育てや暮らしの情報を発信しています。
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