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元不動産会社勤務が川沿いに絶対に住まない理由。河川の側の家は本当に快適なだけ?

川沿いにバンバン建てられた綺麗な新興住宅地やマンションを見て、元不動産会社勤務である私はゾワゾワします。

川沿いに家建てて大丈夫かな?
川沿いのマンションってどうなんだろう?

 

誰もがふと、こう思った事があるはず。

今一度、水辺に住む事のリスクを思い出してもらえたらと思い、この記事を書く事にしました。

 

この記事では、次の事をまとめました。

  • 水辺や川沿いに住むメリットとデメリット
  • 私が考える「リバーサイド・ウォーターフロント」の裏側。
  • もしもあなたが川沿いに住みたいのなら。

 

ぜひこれからの住まい探しの参考になさってください!

 

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水辺や河川沿いに住むメリット

河川沿い、水辺に住むメリットで一番最初に思い浮かぶものは恐らく、【目の前に遮るものがない】という点ではないでしょうか。

メリットに注目が集まり近年人気が高まってきたリバーサイドやウォーターフロント。

わざわざ川沿いを探す人もいるようですよね。
川沿いに住むメリットは次の通り。

  • 遮る物がなく日当たり、景観が良い
  • 水で空気が冷やされ比較的涼しく風通りが良い

この2点がまず思い浮かびます。

 

川沿いの家は遮る物がなく、日当たりと観が良い

目の前が川だとすると、そこには絶対に建物が立ちませんので、日当たりはいいですよね。

また、遮るものがなく景観も良いです。

リビングが川沿いだった場合、窓から視線が抜けるので広く感じるでしょうね。

河川敷や土手には季節折々の花が咲いたり、自治体でお花を植えたりしている事もあって住民の憩いの場にもなりますよね。

水辺を眺めていると癒されますし、憧れる方も多いのではないでしょうか。

 

川の近くの家は、水で空気が冷やされ比較的涼しく風通りが良い

一般的には、水面で冷やされた空気が吹き抜けるので涼しいと言われています。

確かに川の近くに行くとそれだけで涼しい気がします。
本当にあるのかどうかは別にしてマイナスイオン的な物も感じられそうですよね。

窓を開けたら清々しい空気が吹き込んでくるなんて、素敵です。
風通しもいいと言われています。

 

水辺や河川沿いに住むデメリット

 

では、住宅購入の際に気になるデメリットはどのようなものがるでしょう。

一般的に言われているのが次の点。

  • 多くが地盤が脆い低地である
  • 虫やゴミや臭い
  • 洪水や氾濫、堤防の決壊が起こり得る

 

川の近くの多くが地盤が脆い「低地」である

土地によりますし必ず脆いとは言い切れませんが、一般的に地盤が脆いと言われている事は事実です。

標高が低い【谷底低地(こくていていち)】と呼ばれる場所は川の側にあり、昔から川が運んできた土砂や泥が堆積してできた土地なので柔らかいんです。

地盤の脆い土地で家を建てるなら、分譲マンションの様に固い地盤の支持層まで杭を打つ事がベターですが、コスト面からそこまでするケースはあまりないのではないかと思います。

 

川沿いの家は虫やゴミや臭いが気になる

水辺は虫が湧きます。
ユスリカの蚊柱はみなさん一度は見掛けたことがあるのではないでしょうか。

たまたま発生しない場所ならラッキーですが、発生しやすい場所だとゾッとしますね。

刺したりはしないと思いますが不快です。

また川に多いのがゴミ。

流れて行ってくれればまだマシですが、ごみだめみたいになっちゃってる所も多くありますよね。

そのゴミだまりが自宅前だった、なんていう可能性もあります。

更に臭い。

私が不動産会社に勤務していた時に、川沿いの物件が売れない理由の1つが臭いでした。

川沿いには工場も多く、風向きによって工場の排気が一気に流れてきて悪臭が漂っていたり、川そのものから汚泥の臭いが湧きあがってきたり…

 

洪水や氾濫、堤防の決壊の可能性がゼロではなく、川の近くの住宅地は被害に遭いやすい

住まい選びの際に「滅多にない事だから」とか「考えてたらキリがない」と言ってつい目を背けてしまうこの問題。

今回は私は声を大にして言いたいです。

河川の氾濫や堤防の決壊は絶対に起こらない事ではありません。

いつ起こってもおかしくない事なんです。

 

ここ最近、堤防の決壊が次々に起こっていますよね。

『この堤防さえあれば絶対に大丈夫』と信じて疑わなかったようなものでさえ乗り越えてしまう程の水害が多いと思いませんか?

 

リバーサイド、ウォーターフロントは業界のイメージ戦略という事を忘れてはダメ

私は基本的にイメージ戦略が強すぎる物件は買いません。

隠したい何かがあるんだろうなと思うからです。

 

最近の【リバーサイド】や【ウォーターフロント】なんていう呼び方、完全にイメージ戦略ですからね。呼び名をお洒落っぽくしていいイメージにしちゃえ!っていう。

 

昔から「山の手」という言葉があるように、大名や旗本はみな、敵に攻められにくく水の被害が少ない【山の方】に住んだのです。

だから高級住宅地は低地にはないし、多くは坂の上にあります。

 

低地や水辺というのは、もともとその真逆の人たちが住む場所だったんですよ。

 

私だったら絶対買わない物件は川沿いに限らず、次のような物件。

 

  • 工場だらけの場所にある、丸でリゾートホテルのような大規模マンション
  • 幹線道路沿いにある、一つの街レベルで開発された住宅地やマンション
  • 川沿いにある美しい街並みの新興住宅地

 

工業ばかりの町を歩いていたら突如現れる真新しいリゾートホテルのようなマンションや、ヨーロッパの街並みを再現したとかいう住宅地は、私はいいと思いません。

用途地域の中の【工業地域】にそのような物件が多いですね。

 

工業地域(こうぎょうちいき)は、都市計画法による用途地域の一つで、主に工業の業務の利便の増進を図る地域である。住宅は建てることができるが、どんな工場でも建てられるため住むには適さない。

 

本当に価値のある土地だったら、そこまでイメージ戦略に拘らなくても売れますし、逆に言うとイメージ戦略に拘っている物件は【何かある】から良いイメージを作ると思って間違いないです。

川沿いにとても綺麗な新興住宅地やビッグコミュニティーが多い理由はこれ。

 

川沿い・川の近くに住むなら水害の危険と隣り合わせだという事を絶対に忘れてはダメ

川沿いに住むのなら、絶対に水害の危険と隣り合わせだという事を忘れないでください。

特に川より低い位置にある住宅は、よりリスクが高まります。

 

災害なんてそうそう起こるものではありませんので、次第に怖さを忘れてしまうんですよね。

でも、避難情報が出たらすぐに逃げられますか?
大雨の中、もしかしたら夜で真っ暗な中避難しなくてはならないかもしれません。小さなお子さんがいたらどうでしょうか。

 

私の住む区市町村にも川があります。

2017年だったと思うのですが、大雨が降った時に緊急エリアメールが入りました。

 

川の近くの住民に対する避難情報だったのですが、繰り返し繰り返しメールが入り、かなり緊迫した雰囲気だったのを今でも覚えています。

その時、高台にある私の住む地域は避難対象地域ではありませんでしたが、『このまま降り続けば何が起きるかわからない、避難も想定しておかなくては』という気持ちになり、息子を連れて2人でどう避難するのか考えました。

 

でも外は土砂降りです。
夜で暗い。

通常避難場として開放されるはずの小学校は川沿いのため、ここから一番近い避難所でも2キロ離れている事を知り愕然としました。

 

その時は幸いにも何事もなく終わりましたが、その後自治体のホームページで洪水ハザードマップを確認してみると、ちょうど坂を登り切った場所にある我が家からぎりぎり安心な地域である事がわかりました。

いやでも目の前まで水が迫ってきたら逃げずにはいられませんし、水位が異常だったら我が家も他人ごとではありません。

水のスピードは速いですよ。
リバーサイドとかいってはしゃいでる場合じゃない。

できるだけ離れるべきだし、どうしても川の側がいいなら絶対にすぐに避難できるように準備をしておくべきなのです。

リスクをしっかりと把握できている人しか買っちゃダメ。

 

住まい探しや住宅購入は住みたいまちの不動産会社で

広いエリアを薄く広く把握している不動産会社よりも、そのエリアに強い住まいの不動産会社にお願いして探す事が、より良い住まい探しに必要不可欠な事はご存知ですよね。

でも実際、あっちこっちに行くのも大変。どこを信頼していいかもわからない。

 

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無料で利用できますので、迷って条件が絞れない方は相談してみてくださいね。

 

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元不動産会社勤務が川沿いに絶対に住まない理由。河川の側の家は本当に快適なだけ?さいごに

昔からその土地に暮らしてきたのならまだしも、新しく買う、引っ越すというのであれば、わざわざ川に近付く必要はないと思ってます。

 

メリットで挙げた事は『強いて言えば』の範囲を超えません。

景観が良い物件は川沿いでなくても沢山ありますし、水で空気が冷やされると言っても夏は結局暑いです。むしろ水面に太陽が照らされて眩しいかもしれません。
何が良くて何が悪いのかは人それぞれですが…

 

川沿いに家建てて大丈夫かな?
川沿いのマンションってどうなんだろう?

そう悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 

VSシリーズ書いています。

 

 

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