【中古マンション買って良かった体験談】子育てするなら新築より中古が気楽かも?
11回もの引っ越し経験をし、不動産会社に勤務をしていた私が購入したのは中古マンションでした。子育てをするなら、一斉スタートの新築物件よりも中古の方が気楽かも知れませんよ。中古・新築問わず、買って後悔しないために私の体験談を参考にして下さいね。
住まい探しをするにあたって、真新しい新築物件を選ぶか、コストを抑える・新築物件が少ない人気エリアにこだわるなどの理由で中古物件を選ぶか、悩んでいる方向けに、
「中古物件で子育てしたら気楽でした」という私の体験談をお送りします。
中古物件と新築物件って資産価値や価格ばかりが比較されますが、目に見えない大きな違いが実はあるんです。
資産価値などお金に関する話はここでは書きません。
住宅購入に関するお金の事はあなたの人生を大きく左右する事なので、専門家監修のサイトで正確な情報を得ていただきたいからです。
この記事ではあくまでも、私が見聞きした新築物件と中古物件の違いをまとめた記事です。
あくまでも個人の感想だという事をご了承のうえ、参考になさってくださいね。
ご近所付き合いが苦手なら、子どもの同級生が少ない中古物件は気楽
中古物件に関して「すでにママ達のコミュニティが出来上がっていて入っていけない」な~んて言われている事が多いですけど、別にそうでもないですよw
私は築10年以上経った物件を購入したので、我が家が入居した頃には小学生のお子さんをお持ちのご家庭が半数ほどいたのかな…
出産前後はほとんど家から出られない状態だったし、子どもが幼稚園に入園するまでは本当に密室育児そのものだったので、
仮にマンション内のお母さん達がコミュニティを創り上げていたとしても気付けませんでしたしねw
子どもが入園して外に出る機会が増えて、ご近所のお母さん達と頻繁に顔を合わせるようになりましたが、
その頃にはすでに小学生だったお子さんたちは高学年になっていて、息子が小学校に入学する頃にはよそのお宅のお子さんは中学生。
子育て時期が微妙にずれているので、交流がないまま、だから疎外感もなく過ごしています。
もちろん一概には言えないですけど、新築物件を買ったママに聞くと、子どもの同級生がやっぱり多い分、トラブルもつきもの。
我が家は同級生は1人もいない代わりに、トラブルとも無縁なんです。
少し立ち話をする事はありますけど、それぐらいの居心地よい関係です♡

家を行ったり来たりするようなお付き合いが苦手な私としては、中古物件で少し遅れて子育てをする今のスタイルが性に合っていました◎
子育てにおける新築物件と中古物件のメリットを比較
それではまず新築と中古、それぞれのメリットを比較してみます!
同じライフステージのご近所さんが多い。
子ども同士が同級生になる事も多く楽しそう。
どんな人が近所にいるのか事前に把握しやすい。
購入費用が抑えられる可能性が高い。
新築物件は同じライフステージのご近所さんと新しい生活をスタートさせる感じ
新築物件は真新しいというメリットは当然として、人生の中で自宅購入する機会はだいたい似たりよったりなので、同じライフステージのご近所さんと新しい生活をスタートさせることができるメリットがありますね。
みなさん同時期に子どもが幼稚園に入園したり、小学校に入学したりするので、悩みや疑問を相談し合えるし、
ご近所さんで子どもに目が行き届くのも心強いですよね。(羨ましくもある…)
新築物件はイベントごとも楽しそう
新築物件を買ったママ達はだいたいハロウィンやクリスマスなどのイベントも子どもを集めて楽しんでいる事が多いですね。
うちは中古なのですでにお子さんも成長しているご家庭がほとんどなので、新築物件って子育てするのにいい部分も大きいよなぁと感じます。
中古物件は入居前に近隣の「ヤバイ人」を察知できる可能性が
中古物件は、たとえばお隣さんがヤバい人だったら気付ける可能性がある点が大きいと思うんです。
たとえば共用廊下に私物をバンバン置いて迷惑かけている人とか、異臭を放置している人、モノで溢れているとかそういう人が住んでいると、何回か内覧していれば気付けますからね。
それに、戸建ての場合は隣の樹木が多い茂ってこっちまではみ出ているとか、そんな事にも気付けますね。
これ新築だと引き渡しが住まないとなかなか気づけない事なので、中古物件のメリットだと思います。
中古物件は購入費用を抑えられる可能性が高いのに、リフォームで新築と変わらぬクオリティに仕上げられる
耐震については2000年以降の物件限定ではありますが、
毎年毎年、新しい性能が出ているようでいて、実は躯体の「骨」の部分はそれほど著しい進化はなく、進化しているのは中身だけだったりするんですって。
という事はつまり、中古物件を購入してリフォームやリノベーションをしてしまえば、中は新築とさほど変わらぬクオリティになるということ。
中古物件は新築物件より安く手に入れられる事がほとんどなので、リノベーションすれば安く最新の設備の物件に住める点が中古物件最大のメリットですね。
子育てにおける新築物件と中古物件のデメリットを比較
それでは新築と中古、それぞれのデメリットを比較してみます!
ご近所にどんな人が住むのか事前に把握しづらい。
似たようなライフステージのご近所さんだと、相容れない場合に大変。
タイミングによっては大型修繕費がドカンとかかる。
子どもの同級生がいなかったりして割と孤独。
ご近所さんの雰囲気が事前に把握しづらい
中古物件だって全部が全部事前にわかるわけではないですけど、
内覧に行く際に、ご近所さんの玄関周りがどんな感じかぐらいは体感できますからね。
新築の場合は、何度か顔を合わすこともあるでしょうけど、実際に生活がスタートしないとご近所さんの生活レベルでの雰囲気が全く把握できない点がデメリットかなぁと思います。
新築物件は似たようなライフステージだけに、相性が悪い隣人だと…
さきほどメリットにあげた「似たようなライフステージのご近所さんたちと新たな生活をスタートさせる」という点は、一歩間違えるとかなりダメージの大きなデメリットになりますね。
そう、人間には相性というものがありますから。
そんなの中古物件でも同じじゃない?と思うかも知れませんが、”似たようなライフステージ”というのがポイントでして、
子どもがいる場合は幼稚園は別を選べても私立に行かない限り小学校で一緒になるし、否が応でも接する機会が多くなっちゃう。
そしてやっぱり同じライフステージだけに、隣の芝生は青く見える事もあるんですよね。
もちろん、仲良くやれてるうちは良いんですけどね。
我が家のようにお隣さんがリタイア済み老夫婦で、同じ物件に我が子と同じぐらいの年齢の子どもがいないと、トラブルが起きるほど接する機会がないんですね。
中古物件はタイミングによっては大型修繕費がドカンとかかることも
中古物件はタイミングによっては修繕費をどかんと請求される事があるので、子育てで出費を抑えたい方は、購入前によくご確認を。
マンションの場合は1回目の大型修繕費は修繕積立金でまかなえても、2回目は足りない事もあります。
あとは新築の頃は修繕積立金を低く設定しておいて、徐々に上げていくスタイルの管理会社もあるので、マンションの中古物件は大型修繕がいつ予定されていて、今どれぐらい積立金があるのか必ず確認しましょう。
中古物件は子どもと同年代がいないと孤独かも?
うちは中古物件で息子と同年代の子どもがいないので、すでに子育てを終えた人たちから可愛がってもらえるというメリットがありつつも、
子どもと同年代の子がいないので、割と寂しいなと思う事が増えてきました。
幼稚園の頃はあまり感じなかったんですけど、小学校に入学すると子どもは親から離れて行動をしなくてはなりません。
通学の時に1人よりも、幼少期からずっと一緒の子同士で通える方が心強いですよね。
【中古マンション買って良かった体験談】子育てするなら新築より中古が気楽かも?、さいごに
当記事では、中古マンションを買って良かった体験談をまとめました。
中古にしろ新築にしろ、どちらにも良い点とイマイチな点があるので、ご自身が「絶対に避けたい事」をまず明確にすることが、良い住まい探しのコツかなと思います◎
この記事が奥さんのヒントになれば幸いです!