ほどよい【シュガーコントロール】は子どもにもママにもメリットしかない、我が家のやり方を解説

我が家は子どもが長期授乳だった事もあって結果的にシュガーコントロールをしていました(後から気付いた)。過度なシュガーコントロールは子どもにも悪影響だと思うけど、程よいシュガーコントロールは子どもにもママにもメリットしかないと感じています。
あ、今はもうシュガーコントロールしていないですよ。
だからチョコレートもソフトキャンディもなんでもガンガン食べてます。
「シュガーコントロール」っていうと自然派の何かと勘違いされそうですけどそうではなくて、
かといってわざわざ親が進んで市販の砂糖たっぷりのあまいモノを小さなうちから積極的に与えるメリットって、ほぼないんじゃないかと思います。
我が家は長期授乳だったし添い乳だったので、虫歯には特に気を付けていました。
その結果、これは後から知った言葉ですけども授乳中は「シュガーコントロール」をしていたんです。
でも自然派ママが手作りのおやつしか与えず、子どもがお友だちと遊んでいる時に市販のお菓子を貪り食う…みたいな事もあるようだし、
何よりお友だちとお菓子を分け合って食べる宝物のような時間を奪うのはこれまた違うゆがみが発生しそうですよね。
何事も「ほどほど」が一番だなぁと感じる。
我が家は授乳を理由に「甘いモノはおっぱい卒業してからね」と言い聞かせて来ていたのである意味楽でした◎
息子が8歳で、今自由になんでも食べさせている今でも、乳幼児期のシュガーコントロールがメリットしかなかったなと感じるので、我が家がどんな事をしていたかなどをまとめます。
乳幼児期のシュガーコントロールで感じたメリット
我が家の場合、シュガーコントロールをしようと思ってシュガーコントロールしていたわけではなく、授乳で虫歯にしたくないから甘いモノを控えていた結果がシュガーコントロールなんですけども。
- 市販のお菓子は卒乳したら解禁
- ジュースは外食の時だけ(家に常備しない)
- 自然の甘さのモノや虫歯になりにくいモノはオッケー
こんな感じで過ごしていました。
子どもがある程度こちらの話を聞ける年齢になったら、なぜこうなのか理由をちゃんと話しました。
乳幼児期のシュガーコントロールのメリットをあげてみます。
このメリットというのは実際に私が感じた事なので、人によって違うと思うんですけど参考までに…
虫歯にならずにここまでこれた…
私は子育て中の立場なので「虫歯は親の責任」という言葉は使いたくないけど、
でも甘いモノをがんがん与えて、泣いて嫌がるからって歯磨きをしない義妹が「子どもが虫歯になっちゃったんですよね…(不可解な顔)」って言ってた時はさすがにいやいやいやいやいやいやwwwと突っ込まざるを得なかった。わたしはそいういう人間だ。
どんなに気を付けていても虫歯になっちゃう時はなっちゃうと思うし、その子の歯質とかも関係していると思うけど、
でも多くの場合は虫歯は生活習慣で防げることなんだと、子育てをして初めて知ったね…(CMでめっちゃ言ってるじゃん…)
私のようなだらしがない人間に育てられた子どもなのに、8歳の今もなお虫歯ゼロでこれたのは、シュガーコントロールのおかげでもあると思っています。
甘いモノに固執しない子になった
そもそも乳幼児期に砂糖たっぷりの甘いお菓子をあまり食べさせていないからか、甘いモノが超好きというわけでもないし、固執しない子になりましたね。
チョコもハイチュウもいただけば食べるけど、なければないでオッケーみたいな感じです。
1つ気を付けていたのが、お友だちと一緒の時に手作りおやつを持参する、みたいな事はしないという点でして、
これやっちゃうと市販のお菓子へのあこがれが強くなってしまって反動的にお菓子に夢中になってしまいそうじゃない?
子どもを歪ませてしまうのは本意ではないですからね。
未就園児のうちからお友だちと遊ばせていると、ご家庭によっては早いうちから甘いものを解禁していて、子どもが欲しがるケースがありますよね。
我が家はあまりよその子と遊ばせることなく引きこもり育児だったし、児童館や支援センターにも行かず、ママサークルにも興味がなかったので、そこまで苦労せずにやり過ごせました。
というか、そもそも市販の甘いものの味を知らないので、そこまで欲しがりもしませんでしたね。
薬を飲ませるのがめちゃくちゃ楽だった
普段、甘いモノにそれほど耐性ついていないので、薬を飲ませるのがめちゃくちゃ楽だったんですよ。
甘いシロップの薬はむしろお楽しみって感じだったし、
粉薬をアイスクリームに混ぜたりするのも特別感あってすんなり食べてくれました。
今の薬って飲みやすいように甘く味付けされているので、普段甘々なお菓子に慣れていないと「薬が美味しい」現象になるんですよ。楽だった。
そもそも、大人だって甘いモノを我慢するのって大変じゃない?
我が家は授乳の関係で甘いモノをコントロールしていたわけなんですが、
そもそも大人だって甘いモノを我慢するのってめちゃくちゃ大変ですよね…?
私自身は甘いモノが大好きで、昔から甘いモノがないといらだちを覚える程度に甘いモノがなくてはならない人だったんですね。
常に甘いモノを口に入れておきたいタイプだったから、当然虫歯も多かったし。
今だって、甘いモノを我慢するのに苦労してるのに、子どもに甘いモノを与えておきながら「ダメだよ」って我慢させるのはよっぽど大変な事ですからね…
我が家の【シュガーコントロール】で食べさせていた甘いもの
とはいえ、甘いものを何も食べさせなかったかというとそういう事ではなく、自然に甘いものは食べさせてました。
我が家の場合シュガーコントロールのスタートが「虫歯にしたくない」だったので、糖の中にも虫歯になりにくい糖がある事を知って、
虫歯になりにくい糖が入ったものはチョコレートでもグミでも食べさせていましたよ。
甘いモノを完全に断たせない事がシュガーコントロールのコツだと思います。
自然に甘いおやつメインで
自然に甘いモノといえば、果物やさつまいも・かぼちゃなどですね。
干し芋とかめっちゃ食べてました。
あとはデーツとか。
プルーンもですね。
ちなみに干した果物などは歯にまとまりつくので、虫歯予防の観点からすると注意が必要かも知れません。
キシリトールを使ったおやつ
他にもキシリトールを使った甘いモノは常備していました。
キシリトールだけで作られたチョコとか。
キシリトールのグミとか。
キシリトールのお菓子については別記事「【キシリトール100%のお菓子】チョコレート・グミ・タブレットなどまとめ」で詳しく紹介しますので参考にして下さいね。
「甘いモノ大好き」でメリットは何もない
私自身が超甘いモノ好きなので断言できるんですけど、はっきり言って甘いモノ大好きでメリットって何もないです。
いや例えば甘いモノの中でも種類はいろいろあって、身体によいモノもありますよ。デーツとかいいかもしれない。
あとスポーツをやっている息子にとっては羊羹なんて常備品となっていますしね。
でも甘いモノ好きっていうとだいたい砂糖と脂肪がたっぷりのお菓子が好きだったりするじゃないですか。
奥さんぐらいの年齢なら何ら問題ないと思いますよ。
しかし私ぐらいの、そう、かれこれ半世紀も生きた人間ともなると甘いモノ好きが生活習慣病に直結しがちなんですよね。
年齢が上がれば生活習慣病に直結しがち
生活習慣病のリスクは甘いものだけに限りませんけど、でも甘いものをガンガン食べている人ほど生活習慣病のリスクに直結するのはありますよね。
何事もほどほどがいいんですけど、ブレーキをなかなか掛けられないのもまた事実。
太る
そう。太る。太るんです。
健康的な肉付きならいいですよ?そうじゃない。
虫歯にもなりやすい
甘いものが好きでも、甘いものを食べる時間が決まっていてその後にしっかり歯磨きをするという生活習慣が身についているなら別ですけども。
つねに甘いものを口に入れていたいタイプの人は虫歯にもなりやすいですよね。
ダラダラ食いは本当にヤバい。
歯って消耗品なので、大切に使えば綺麗で長持ちするし、大切に使わなければ汚くてボロボロになる、そういうものですからね…
【シュガーコントロール】こういう時はどうしてた?
シュガーコントロールをする中で、こういう時はこう対処したよ、という事をまとめます。
お友だちが市販のお菓子を食べていてもらったらどうしてた?
「甘いモノに固執しない子になった」で書いたとおり、我が家は未就園児の頃は、児童館にも行かなかったし育児サークルにも参加していなかったので、そもそも他の子と接する機会があまりなかったんですけども。
入園後はお友だちにいただいたものや幼稚園で出されたものは食べてオッケーにしていました。
でもうちの場合は幼稚園時代と授乳が重なっている長期授乳だったので(お恥ずかしいですが)、授乳を理由に家のおやつは市販のお菓子は解禁していませんでした。
もし入園前にお友だちが市販のお菓子を食べていて、いただいたりしたらどうしたかな~と考えるんですけど、きっといただいたものは(のどに詰まるなどの危険がない限りは)食べさせていたと思います。
子どもにとってお友だちとおやつを分け合って美味しいねって言いながら楽しく食べる事って、めっちゃ大切な事ですからね。
制限しすぎると反動が怖いので…
親も子どもに合わせて甘いものを食べないの?
我が家がシュガーコントロールをしていた理由は長期授乳なので、「卒乳した人しかスーパーで売っているお菓子は食べられないんだよ」みたいな体で、親は普通に食べてましたね。
それを可哀想と思う方もいるかもしれないし、義母や母にも言われた事もあります。
でも私たち親はもうおっぱい飲んでませんからね…
「ボクもそれ食べたい!」と言われたら、
「これはね、おっぱい飲んでない人だけが食べられるんだよ。神様から聞いてない?」みたいにサラッと。
子どもが素直に「おっぱい飲んでない人だけがスーパーのお菓子を食べられる」と信じてくれたのもあって、楽な方だったのかも知れません。
誕生日ケーキはどうしてた?
誕生日ケーキは私が手作りしていました。
これもやっぱり「卒乳した人が食べられる特別なモノ」という位置づけにしてあったし、手作りケーキは甘さを芋だけで出したものだったけど美味しいですからね。
残っていた(賞味期限内の)フォローアップミルクをスポンジに入れればスポンジの甘さも出るし、糖度の高い芋を土鍋でじっくり焼いてペーストにしてデコレーションするので、大人が食べても美味しいんです。
あとは、砂糖不使用ジャムを使って甘さを足したり。
スポンジを焼くのが苦手な人はパンを丸くくり抜いたものをスポンジ代わりにしてもオッケーです。
すでにケーキを食べるようになった今でも時々、「お芋ケーキが食べたい」という事があるので、息子にとっては懐かしい味なのかもしれない。
ほどよい【シュガーコントロール】は子どもにもママにもメリットしかない、我が家のやり方を解説、さいごに
我が家の【シュガーコントロール】についてまとめました。
「及ばざるは過ぎたるよりまされり」という言葉があるように、何事も行き過ぎよりほどほどがいいのかなと思っています。
シュガーコントロールというと砂糖断ちといっしょくたにされがちなんですが、そうではなくて適切にほどよく付き合う事で、子どもにもママにもメリットがあると感じています◎