ワンオペ育児でインフルエンザや感染症を乗り切る工夫【体験談】母子だけで乗り切る

夫が出張、実家には頼れない、ママ友もいない私がワンオペでインフルエンザや感染症を乗り切った工夫を解説します。
さぁさぁさぁ感染症の季節がやってきましたよー!!
インフルエンザに風邪、その時あなたはワンオペ育児で付きっ切り。
実家に頼ることも出来ず、近所に知り合いもいない状態。旦那は仕事で忙しいからあてにならない…
さぁどうする!!
ある年の冬のことでした。
夫がドイツに2週間出張に行くというタイミングで、何と息子がインフルエンザに罹ってしまったのです。
子どもが高熱を出して看病をするだけでも精神がすり減っていくのに、ここで私まで感染してしまえば食事すら用意できず息子ともどもヤバい状態…
どうにかして、息子と力を合わせて乗り切るしかない!
運よく息子は熱があるものの、比較的元気な状態だった息子と話をし、心苦しくも協力をしてもらいながらなんとか乗り切りました。
その実体験を元に、実際にどういう工夫をしたのかをまとめます。
ワンオペ育児中のインフルエンザ!お母さんがまだ動けるうちに、食料と飲み物を確保しておこう
まず真っ先に私がした事は、食べ物と飲み物をかき集める事です。
もしも既に動けない状態でしたらネットスーパーやネットショッピングで早めに準備しておきましょう。
最悪、お母さんが体調を崩してからでもネットスーパーで注文することは出来ますが、買ったものを部屋まで運ぶ・冷蔵庫にしまうなどの作業は、思っている以上に手間です。
ネットスーパーで1番早く来てくれるのがイトーヨーカドーネットスーパーです。
私自身は西友ネットスーパーとヨーカドーなどを複数使用していますが、イトーヨーカドーが1番早く予約できます。
アプリを入れて置くといざという時超便利なので、今のうちにアプリをインストールしておきましょう。
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アイテムごとの価格も、普通のスーパーと同じレベルなので、遠慮せずに使いましょう。
体調の悪い子どもを連れて買い物に出られないですし、どっちにしても頑張って買い物に行って体力消耗するより、お母さんも体力は少しでも温存しておくべき。
食べ物は【温めるだけ】or【そのまま食べられる】を基準に
お子さんだけでなく、お母さん自身も体調を崩す可能性が高いので、そのままで食べられるものや温めるだけで食べられるものが良いです。
また、お母さん自身は体調を崩していなくても、夜中に心配で寝られず予想外に体力が消耗したり、お母さんがそばについていないと不安がるお子さんも多いので、出来る限り手間を省いた方が吉。
我が家ではこのようなものを準備しました。
- レトルトのおかゆ
- レトルトの親子丼・牛丼・中華丼
- 温めるだけのご飯
- ゼリーやプリンなどのど越しの良いもの
- カロリーメイトなどの栄養補助食
- インスタント味噌汁やスープ
- バナナ
- パン
- アイスクリーム類
ここで特に忘れずに準備しておきたいのが、お母さん自身の食事。
体調の悪い子どもに意識が行きがちで、自分が食べるものをすっかり忘れてた…なんていう事があるので、気をつけましょう。
ゼリーやプリン、バナナやパン以外の物は、最低でも10日程度日持ちするものを用意すると便利ですよ。
レトルト食品は余ったら災害の際の備蓄品に回しています。ただ賞味期限がそれほど長くないので注意!
アイスクリーム類は、お子さんに薬を飲ませる時に役に立ちます。
熱があって不快な時に、一口与えるだけでもすっきりしますので、あると便利ですよ。
飲み物は利尿作用のあるものを避けて小さめサイズを多く用意
ペットボトルのお茶や紅茶は利尿作用があるので避けたほうがいいですね。
これ、知ってる人は知ってるんですけど、知らない人もけっこういるので、パパに買ってきてもらう時は「麦茶」とか「スポドリ」とか指定した方がいいです。
あと、大きなペットボトルではなくて、小さな紙パックが一番便利でした。
次に小さめのペットボトルかな。
子どもが熱を出してこまめに水分補給させたい時って、手軽に寝室に持っていける方が便利なんですよね。
普通のコップだとこぼしやすいし、寝室でこぼしちゃうとお母さんの手間が増えるので、紙パック。
- 飲みきりサイズだから衛生的。
- ストローの方が飲ませやすい。
- 紙パックだと飲んでくれたりする。
- 小さなサイズで色んな味を買いやすい。
こういう理由で紙パックがおすすめなんですけど、よく売られている125mlの紙パックは少し大きいので、100mlの小さなものが使いやすいです。
体調が悪いといつも好んで飲むものを嫌だと言い出したり、あれもイヤこれもイヤ状態に陥る事もあるので、何種類か用意しておく感じです。


あとは経口補水液も用意しておきます。
お母さんが熱を出した時のためにも…
ペットボトルのドリンクは、普通のコップに入れるのではなく、蓋つきでストローがさせるマグを用意しておくと便利です。100均でOK。


インフルエンザを乗り切るために子どもに協力してもらったこと
子どもがまだ小さなうちは厳しいですが、幼稚園入園したぐらいから子どもに少しずつ協力してもらいましょう。
感染している子どもの鼻水や唾などの飛沫を触らないだけでも、母子感染を防ぐのに効果がありますよ。
- 常にマスクをつけてもらう
- 鼻を自分でかむ
- ティッシュを自分で捨てる
- マスクが汚れたら自分で交換
- 汚れた部分を内側に畳んで自分で捨てる
たとえ子どもが回復したとしても、お母さんに移っちゃうと食事の準備とかできなくなっちゃいますからね。
なので、ものすごく心苦しかったのですが、まず鼻水は自分でかんでもらい、更に”鼻水や唾がついたもの”は決めた場所に自分で捨てるようにしてもらいました。
息子は意思の疎通が出来る4歳。高熱はあるものの比較的元気な状態でした。
取り入れられそうな方は参考にしてくださいね。
自分で鼻がかめるなら自分でかんでもらう
息子は鼻をかむことができる年齢だったので、自分でかんでもらいました。
つい手伝いたくなっちゃうんですけど、私まで体調を崩すと大変なのでグッと我慢。
もし手助けナシでは難しい場合は、ビニール手袋を駆使しましょう!


鼻をかんだティッシュはビニールに入れて捨てるほうがいいんですけど、手袋を使って鼻をかんだ場合は、手袋を外しながらくるっと裏返しにしちゃって手袋自体にくるんで処理する感じで。
マスクはもったいなくても汚れたらすぐ交換
マスクをしてすぐくしゃみが出てしまうと、付けたばかりのマスクに鼻水や唾がついて汚れてしまうんですが、
マスクに鼻水や唾などの飛沫がついたら、割り切ってそのつど綺麗なものに交換します。
汚れたマスクは飛沫がたっぷりとついた状態なので、乾く前に捨ててしまわないとウィルスや菌が舞い散るって事ですからね…
息子のインフルエンザの時は1週間前後で、使い捨てマスクを1箱半程度使用しました。
このマスクは耳が痛くなりにくいです。


高いマスクでなくて良いので、とにかく心置きなく捨てられる程度の価格がいいでしょう。
鼻水とくしゃみや咳のピークは、丸でティッシュかというレベルで頻繁に交換していました。
捨てる時は鼻水がついた方を内側に折って捨てる
捨てる時にぺろ~んと広げた状態で捨てると、色んな所に鼻水がついちゃうんですよね。
我が家はキッチンにしかゴミ箱がないのですが、直接捨てると蓋にマスクがくっついていたり、うっかり触ってしまったり。
もちろんその都度手を洗えば済む話ですが、知らず知らず洋服などについてしまう事もあるので、使用済みマスクを捨てる時に濡れた面を内側にして畳んでから捨てるようにしました。
他には、鼻をかんだティッシュなどもそうですけど、ティッシュでくるんでから捨てるとか、安いビニール袋に都度入れて捨てるとかもあり。
マスク・ティッシュ専用簡易ゴミ箱を用意
うちはキッチンにしかゴミ箱がないんですけども、リビングなどにもゴミ箱を置いているご家庭でも、
マスクやティッシュを捨てる専用簡易ゴミ箱を用意しておいて、そこはなるべく本人だけ使うようにするといいです。
うちは小さめの紙袋にビニール袋を入れて、汚れたマスクやティッシュはそこだけに捨ててもらってます。
寝るときは寝室に、日中はリビングにというように分自分たちがいる場所に持ち運んで使います。常に一緒みたいな。
紙袋の中のビニールは口を閉じておきます。(蔓延させないため)
他のゴミと一緒にする時は、ビニールの口を縛って捨てます。
むき出しのマスクやティッシュを捨てるより、飛沫に触れる機会が格段に減りますよ。
母子だけ・ワンオペで感染症を乗り切る【まとめ】
それではまとめです。
- 動けるうちに多めに食料・飲み物を買い込む。
- 温めずに食べられるもの、火を使わずに食べられるものを意識。
- 飲み物は飲みきりサイズが便利。
- できれば100ml紙パックドリンクを何種類も。
- 鼻をかむことが自分でできるなら自分でしてもらう。
- マスクはおろしたてでも汚れた時点で即交換。
- 飛沫で汚れたティッシュやマスクは何かにくるむか汚れた面を内側に折り畳んで捨てる。
この点に気を付けて過ごした結果、1週間買い物にも出ず誰にも頼らず、家庭内感染することなく無事に乗り越えることが出来ました。
ワンオペ育や密室育児、近くに頼れる人がいないお母さん、実家に頼ることができないお母さんの役に立ちますように!