夫の解雇がトラウマ!3ヶ月経過しても消えない心配…家族が精神的にキツイのは試用期間中

- 夫が解雇されて新しい会社に入社して3ヶ月、精神的に今が一番キツイです。
- 「いつなんどき、また解雇されるのではないか」と怯える日々が始まります。
- 夫を信用していない訳ではない…でも1度は解雇された身なのだという思いが付いて回ります。
夫が8月27日に前の会社を懲戒解雇され、再就職が決まり、入社して3ヶ月になります。
懲戒解雇になった前の会社と同じ、外資系商社に年収アップで転職が決まり、決まった当時は「やった!」という達成感がありました。
しかも今の会社には「ぜひうちに来て欲しい」とまで言われ、まさに売り手市場を目の当たりにした再就職。
懲戒解雇されたと知った時、私は今までの苦労のない暮らしが足元から崩れ落ちるような気になりました。
夫が職を失った悔しさや、これからの不安。
夫が毎日在宅しているストレスや、転職エージェントをなかなか活用しない夫へのストレス。
毎日返送される履歴書。
…正直、辛かったです。
でも…
本当に精神的にきついのは、夫が再就職先に入社をしてからの試用期間中なんです。
不思議ですか?
夫が懲戒解雇されると、妻はこんな思いに苦しめられるのです。
フレックスタイムが原因で「まさかまた解雇…」と怯える朝
夫の会社はフレックスタイム制。
コアタイム以外は自分の仕事の進捗状況に応じ、自分で決めることが出来ます。
一見、素晴らしい制度のように思えるフレックス制度、これが今の私にはきついんです。
私の夫は、ある日突然「今日は会社休みにした」と言って会社に行かず、懲戒解雇されたことを後から打ち明けられました。
▼詳しくはこちらを(私の子育てメインのサイトです)。
つまりまた『同じような事が起きているのではないか』と、夫の一挙手一投足が気になり不安に陥るのです。
夫の事を信用していないのか、そう言われたら、そうかも知れません。
でも1度でもこういう経験をしてしまうと、社会人としての夫に対する信頼感はどうしても変わってしまうのですよね。
取引先の人に何を言われたのか、どんな風にこじれたのか、私は詳しく聞いていません。
でも、どんなに何を言われても、トラブルを起こさずに耐え抜く人はいます。
夫は、そうではないという事。
コアタイム以外は自分の判断で自由にでき、例えば前日に遅くまで仕事をしていた場合、その分遅く出社できる夫の会社ですが…
夫が自宅でのんびりコーヒーを飲んでいる姿は、私にとって苦痛でしかありません。
歓迎会・忘年会・新年会が怖い!ボロを出さないかと怯える夜
夫が前の会社で取引先の方とトラブルになったのは、もちろんお酒の席ではありません。
業務中の出来事なんですね。
だからこそ私は、夫が歓迎会・忘年会・新年会などで、新しい会社の面々と飲む際にトラブルを起こすのではないかと不安でたまらないのです。
だって、素面でもトラブルを起こしたんですよ?
仮に相手が100%悪いとしましょう。
それでもトラブルを起こさずうまく回避する人は回避しますよね。
お酒を飲んでいない状況で一歩踏みとどまれなかった夫に、お酒の席で同じような事が起きた場合、一歩踏みとどまることが出来るとは到底思えません。
入社2ヶ月で夫が緊急入院!「ああもうクビだ…」と覚悟した日々
そしてなんと、入社2ヶ月の使用期間中、再就職の疲れがどっと出たのか、夫が急性咽頭炎から扁桃周囲膿瘍になり、緊急入院を余儀なくさたのです!
もちろん、仕事の事より身体の事を真っ先に心配すべきなのはわかっています。
でも私の心の中は、そうではありませんでした。
体調を崩していた夫はクリスマス後から会社を休んでいて、27日に残務処理をしに出社し翌日28日に緊急入院。
夫の会社の仕事納めは12月28日。
入社して間もない会社でクリスマスの連休の後にそのまま欠勤、年末年始の休暇の前も欠勤。
完全に詰んだ…と思いました。
だって、事情なんて会社は本当かどうかその段階では把握できないですからね。
診断書を提出する機会があれば初めて「本当に入院をしていたのだ」と証明されますけど、そんなタイミング良く体調を崩す人の方が稀だし、疑われても仕方がないですよ…
後から本当に緊急を要する入院だったのだとわかってもらったとしても、問題はそこではなく、1度でも不信に思われてしまう事が問題。
しかも試用期間ですからね?
「体調管理できない人はちょっとね…」て言われかねないじゃないですか。
いや、本当はそんな簡単に解雇になんて出来ないってわかってますよ?
でも、でも万が一って事があるから…
しかも今回の入院、夫の自覚が足りないばかりに悪化したようなものなので、なおさら腹が立ってしまいました。
懲戒解雇は家族に深い傷を残します。暫くは仕事に専念して家族を安心させて
私は夫の懲戒解雇を責めるつもりはありません。
でも、夫からすると「今日の朝はのんびりできる!」という嬉しい時間でさえも、私にとっては不安でたまらない時間なのです。
有給休暇が自由に取得できる社風のため、夫は「温泉に行こう!」とたびたび口にします。
でも、私の本音は「今はとにかく仕事に専念をし、1日も早く社内で絶対揺るがない立場を作って欲しい」です。
社会は、少しの気のゆるみで足元をすくわれます。
1度年収アップで再就職をした喜びから、もうどん底に突き落とされたくありません。
「今日は何時頃に出社すればいいんだ」「今日は直行なんだ」こんな些細な声掛けがあれば、まだ安心できるんですけどね。
今日はこの辺で!