モラハラ夫の思考回路は「悪い事は妻のせい」そして「妻にも元を取る」が基本です

モラハラ夫の思考って基本的に悪い事は全て「妻のせい」なんですよね。
仕事がうまくいかないのも妻のせい。
よしんば自分の力が足りない事に薄々気付いたとしても、「こんなやりたくもない仕事をしなくちゃならないのは妻のせい」。
- ひとりだったらもっと楽でやりたい仕事をしている。
- 家族のために嫌な仕事をしているんだ。
- 俺は家族のためにこんなに頑張っているんだ。
- せめて嫁が稼いで来れば、俺は楽できるのに。
基本的にはこう考えているんですよね。
妻や家族のために自分は頑張っているのだから、妻に当たるのはある程度仕方がないこと。
だって俺は稼いでいるんだから。
妻は俺ほど稼げないんだから。
モラハラ夫はそう考えています。
多くの奥さまは、こう言われてしまうと(子どももいるし、生活のために我慢するしかない…)と、言いたいことをグッと堪えてしまうものですよね。
そしていつしか、自分は本当に稼げない、だから夫がいなければ人並みの暮らしすらできない、そう思うようになり、ますます何も言えなくなっちゃう。
でもそれこそが、モラハラ夫の洗脳なんです。
大人は、自分のご機嫌ぐらい自分で取る事が出来るんです、本当はね
ここでまずこれからモラ夫と共存していくにあたって大切な考え方を1つ。
大人っていうのは自分のご機嫌ぐらい自分で取る事が出来るんですよ、本来であれば。
何歳になっても自分の機嫌が悪い事を誰かのせいにしているというのは、子どもと一緒。
ママが僕の嫌いなものをご飯に入れたから。
ママが僕が欲しいものを買ってくれないから。
ママが僕の今思っている事望んでいる事を感じ取ってくれないから。
ママが僕がいて欲しい場所にいないから。
ママがママがママが、全部ママのせい。
はい、これがモラハラ夫です。
貴女を脅かしている目の前のモラハラ夫は、つまり魔の2歳児と同じような程度の人間性なんです。
大人になれば、自分のご機嫌ぐらい自分で取れるようになるものなんですよ。
モラハラ夫は、自分の人生が今こうであることを誰か(妻)のせいにする事で、自分を正当化したいだけ。僕は悪くないんだぞ!、そう一生懸命、子どものように訴えているんです。
モラハラ夫は、妻の”弱いところ”を攻撃してきます
子どもが小さくて働きに出られない奥さんに向かって「俺と同じだけ稼いで来たら?」と言ったりするのって、モラハラ夫はそこが一番妻の弱い部分だとわかっていて攻撃しているんです。
子どもではなく仮にそれが親の介護でも同じだし、
では例えば奥さんが稼いでいるとしたら今度は「女捨てたの?」とか言い出すでしょうね。
攻撃するための攻撃なので、理由はなんだっていいんです。
他にも、妻が大切にしているペットのこと、家族のこと、仕事のこと、友人のことを標的に選ぶ事もありますね。
とは言え、モラハラ夫は外面は良いので、直接的に第三者を攻撃する事はありません。
ただ妻にネチネチ言うだけのモラが多いと思います。
閉塞的な家庭の中で言われ続けると、妻はまるで本当に自分に価値がないような錯覚に陥りますが、それこそモラの思うつぼ。
モラハラ夫は貴女でストレス発散をしている
モラハラ夫がなぜ妻にモラハラを働くかというと、妻に八つ当たりをしているんですよ。
そこで先ほどお話した「大人っていうのは自分のご機嫌ぐらい自分で取る事が出来る」、これを思い出していただきたいんです。
モラハラ夫は自分のご機嫌すら自分で取る事が出来ない未熟な人間。
貴女に八つ当たりをする事でストレス発散をするのです。
だから、モラハラ夫が言う事を、真に受けては絶対にダメなんです。
モラハラ夫は妻にも元を取ろうとします
そしてモラハラ夫は、妻にも元を取ろうとします。
「妻にも元を取ろうとする」って言い方がおかしいんですけど、実際そのまんまなんですよね。きっとモラハラ夫と暮らしている貴女ならわかるでしょう?
プレゼントは見返り込み
自分が思っている以上の妻の喜びや感動が見られないと、途端に不機嫌になります。
かといって、妻が本当に欲しいものを贈るかというとそうでもなく、贈りたいものを贈るのです。
(こんなんだったらプレゼントなんていらないよ…)
そう思ったことが一度や二度、あるはず。
「夫婦なのだから」と夜の生活を強要
モラハラ夫は「夫婦なのだから」と夜の生活を強要してきますよね?
だって夫婦なのだから。
養っているのだから。
それぐらいはしてもらわないとね、って。
妊娠出産という、女性にとって満身創痍の状態ですら、どうしてできないの?って感じ。
断れば不機嫌になる、でも身体が辛くて応じられない、その板挟みで私自身本当に辛い思いを経験しました。
こういう事って、誰にも話せないんですよね…
「浮気してもいいって事だね」脅すことも
どうしても辛い、応じられない、と訴るとモラハラ夫は「じゃぁ浮気しても何も言えないね」「浮気してもいいってこと?」そう言うでしょうね。
モラハラ夫にとっては妻をいう存在の元を取る事しか考えていません。
「夜の生活は夫婦の義務だから」これを盾に、応じない妻に対して脅しのような事を言う事も。
本当に浮気できるような男なのか、それはまた別問題なんですけどね。
モラハラ夫の思考回路は「悪い事は妻のせい」そして「妻にも元を取る」が基本、さいごに
モラハラ夫は悪い事を全て妻のせいにして、妻の元を取ろうとする、これが基本。
今これをお読みの貴女がもし、
私が〇〇だから夫が不機嫌になるんだ…
とか、
夜、応じられないから浮気されても仕方ない…
そんな風に思っているのなら、今すぐその考え方を改めて下さい。
いいですか?
モラハラ夫は、自分の機嫌を自分で取る事が出来ない未熟な人間、そして妻の元を取ろうと躍起になるセコイ男なので、あなたがいちいち気に病む必要はありません。
では、そんなモラハラをどうやり過ごせばいいのか、これについてはうちのモラハラ夫に効果があった対処法を解説!モラ夫に後悔と改善させる対応と付き合い方を参考にして下さいね。