小田原と湯河原の間にある根府川の、自然の中の一軒宿【離れのやど星ヶ山】に子ども連れで宿泊しました!小田原出身の筆者が宿をレポします!
箱根や湯河原の入口、小田原市根府川の全室離れのログハウス【離れのやど 星ヶ山】をレビューします!
私は小田原出身なのですが、根府川が今アツい!!と断言できますね。
人気温泉地である湯河原や箱根ほど人が多くなく(というか宿自体少ない)、網代温泉あたりの山の方の宿の景観に引けを劣らぬ景色が眺められる、穴場中の穴場。
東京からのアクセスもいいので、伊豆・熱海・箱根まで行くのはちょっと億劫…という時にもおすすめできる場所なんです。
ただ!
小田原は子連れ旅行に向いている宿が本気で少ないので、星ヶ山はすぐに予約で埋まっちゃうんです…
タイミングよく予約が出来たので、早速行って来ましたよ~♡
- 緑豊かな場所でボーっとしたい
- ログハウスに泊まりたい
- でも近場で済ませたい
- 子どもも自然を楽しめる宿がいい
という方、ぜひどうぞ!
\ ひとことで言うと /
自然&自然
もくじ
東京から約1時間ちょい!小田原市根府川の【星ヶ山】を選んだ理由
離れのやど 星ヶ山のある小田原市根府川は、用賀料金所から約1時間20分程度で行ける、全室離れのログハウス。
熱海や伊豆方面と東京方面との行き来は必ず道が混む場所があるんだけど、根府川だと混雑する道をあまり通らずに済むので、気持ち的にとっても楽なんです…
混む道についても後ほど説明させていただきます♡
- きのこ苑お山のたいしょう
- ヒルトン小田原リゾート&スパ
- 江ノ浦海水浴場
はっきり言って何もないです。
ただその分、本当に自然&自然な環境なのと、宿が多いエリアのように夜も騒がしいとか夜も明るいとか、そういう事がなく静かに過ごすことができるんです。
それに漁港が近いから美味しい魚が食べられるし、根府川のみかんなんてそれはもう味が濃くて酸っぱさも甘さもあって美味しいし最高。
で、今回星ヶ山を選んだ理由はこれ。
- ログハウスに泊まりたかった。
- でも近場がいい。
- 美味しい食事が出てくる宿がいい。
- 子どもを散歩とかさせられたら最高。
まず大前提がログハウス。誰しもが一度は子どもと行ってみたいと考えるログハウス。
でも近場じゃないとダメ。
超山の方とかに行かないとダメだと子どもが小さいと無理だし、山装備とかしていきたくないじゃない?
で、ログハウスっていってもあれよ。キッチンが付いちゃってるコテージとかはダメ。だって旅行に来てまで料理なんてしたくない。
かといって適当な食事でもダメで美味しいやつが出てくる宿じゃないと…
あ、そして散策とかできる方がいい。だって子どもが退屈したら散歩出来た方が絶対にいいしね。
って探してたら【離れのやど 星ヶ山】ぐらいしかなかったわけ。
しかも全室離れだから、お隣や上や下を気にしないでいい♡
この宿の口コミや価格をチェック ⇒離れのやど星ヶ山
小田原の一軒宿ログハウス【離れのやど星ヶ山】
離れのやど 星ヶ山は東京方面から行くと、小田原よりもう少し先、湯河原より手前のエリア。
海から離れて山の方に上っていくと、星ヶ山があります。
真鶴道路・国道135号線の渋滞に注意!
この日は伊豆方面から小田原方面へ上る形で離れのやど星ヶ山がある根府川に向かった私たちですが…
夫が私のアドバイスを「いつも通り」右から左に受け流していたがために、なななななななななんと真鶴道路に乗ってしまい、お金を払って渋滞に自ら巻き込まれる、というアクシデントがありました。
特にここ、トンネル。
逃げ場が全くない。
のに、ビタどまり。
本当なら15分ほどの距離を、なななななんと1時間半ですよ?1時間半。
散々、水色の建物が左手に見えたら、その先の分かれ道は左へって言ったのに…吸い込まれた。
伊豆半島や熱海方面から小田原・東京方面へ行く時が夕方ごろなら要注意。
真鶴道路(真鶴ブルーライン)に乗ってしまうと渋滞に巻き込まれるし逃げ場がなく、家族旅行の雲行きが一気に怪しくなるので、真鶴道路に乗らない方法をクリックで開くようにしておきますね…
まあ…最新のナビであれば、渋滞を避けてくれるかも知れませんけど…
真鶴道路はなぜかスーッと吸い込まれていく人が多いので、なるべく左車線を走行しつつ、
左手に、湯河原のガスト⇒ココス・ノジマ・クリエイト⇒ガソリンスタンド⇒回転ずし⇒ローソンと通過して、
信号の先左手に赤茶レンガが見えたら、より一層気を引き締め、今一度左車線にいるかを確認。
すぐ先の水色の建物の先「吉浜橋」の交差点で二股にわかれるので、エネオスの方の道に進みます!
夕飯スタートギリギリにチェックイン
1時間半も遅れてしまったので、18時頃到着した私たち。
本当は16時半頃ついて、少し部屋でまったりする予定だったのですけどね…
木の香りが素敵なセンターハウス(フロントとレストランがあります)でチェックインを済ませ、そのままレストランで食事となりました。
当時は夕食の時間が19時とかの遅い時間は選べず、到着して慌ただしくチェックイン(この時に貸し切り風呂の予約も済ませます)して直レストランだったので、かなりゲッソリしていたと思う。
料理に関してはのちほど紹介させていただくとして、まずお部屋を紹介します。
離れのやど星ヶ山、宿泊したのは露天風呂なしの部屋
星ヶ山には露天風呂付のお部屋と、内風呂のみのお部屋があるのですが、私たちが宿泊したのは内風呂だけのお部屋。
玄関を開けると突き当りに流しがあり、左手側にバストイレと洗面への扉、右手にリビングという間取りでした。
バストイレなどはあまり広くないけど、必要なものはこじんまりと全て揃っている感じ。
このお部屋は1階がリビング、2階のロフトが寝室。
丸太の階段は、マンション済みの息子にとってまるでトレジャーアイランド…
ロフトはこんな感じで、お布団が敷いてあります。
基本的に「超清潔に整ったホテル感覚」というより、本当にログハウスです。ログハウス風ログハウスじゃなく本物のログハウスなんです。
なので、バルコニーの窓から続々とテントウムシが侵入してきたりします。
虫が苦手な人はちょっと驚くかも。
でもそういう環境だからこそ、鳥のさえずりや虫の音で目を覚まして清々しい気持ちになれるというもの。
自然豊かな宿に行って、「虫がいたから☆マイナスです(キリッ」とかレビューするのは本気で辞めて欲しい。
バルコニーも広くて素敵。
もちろん木製だし、椅子とテーブルが置いてありますので、コーヒーとかここで飲んだらめっちゃ気持ちよいと思う。
しかも見て?この写真。
離れのやど星ヶ山の客室からはこんな絶景が眺められちゃうんですよ。
凄いでしょう?!
これ、素人の私がミラーレス一眼で適当に撮った写真ですよ…
天井にはファン?が回っていて。
「そうそう、こういうとこに1回泊って見たかったんだよ!」と誰もが1度は思った事があるような部屋なんです。
「離れのやど星ヶ山」お風呂は自然の中にいるみたい
星ヶ山のお風呂は男女別のお風呂の他に、個性的な貸切風呂があります。
我が家が貸切したのは「飛龍の湯」。
10トンの巨石をくり抜いたお風呂なんですって。
湯船は広くないけど、洗い場が超広くて開放的!雰囲気あって良かった!
男女別湯になる「ねぶ川の湯」はこのとおり。
男女別湯も貸切風呂と同じく、湯船は小さめ。
他の人が入っていたら一緒に入浴するのはちょっとためらうかな~という大きさだったけど、とにかく圧迫感がなくて快適なんですよ。
星ヶ山の露天風呂付客室は人気なので早めに予約しないとなかなか取れないんですよね…
だってほら。
超素敵でしょう???????!!!!!!
ああああ泊まりたい!
なぜ露天風呂付客室にしなかったんだろ!!
次は絶対、露天風呂付客室にします。
夜の雰囲気も最高…
離れのやど星ヶ山の食事処は半個室、ゆったり食事できます
離れのやど 星ヶ山は、センターハウスにあるレストランで夕飯と朝食をとります。
半個室のようになっていて他のお客様の目を気にせずゆっくりと食事を楽しむことが出来ましたよ!
子どものメニューは彩りもよく野菜も豊富でした。
大人のメニューです。
こちらは柿なます。
秋の味覚ですね!大好きな一品。
お刺身はさすが根府川!めっちゃくちゃ美味しかったです。
私たちの食事ペースに合わせて次の料理を出してくれるので、温かいものは温かい状態で食べる事が出来ますよ。
名物かぼちゃ饅頭。
オープン当初から出しているメニューなのだそうですが、由来というかそういう物を聞いておけばよかった…!
こちらはけんちん焼き。
季節おりおりの食材を生かしたお料理をゆっくりと楽しむことが出来ます。
席には窓が付いているので朝は山の景色が綺麗でした。
めっちゃ清々しい朝だった!
個人的に一番感動したのが、朝出されたこの梅干。
小田原の曽我は梅の名産地。特に曽我で収穫される十郎という品種は、皮が柔らかく潰れやすいので、梅干にするととろけるような舌ざわり。でもお高いんですよ…
それに、紫蘇を入れない白干しで、昔ながらの減塩しない酸っぱくてしょっぱい梅干が大好きな私は、星ヶ山で出された立派な梅干に大興奮~♡
けっこうお値段高めの宿でも、朝ごはんの梅干はイマイチなもの出してくる所が多いんですよ。その点星ヶ山は梅干まで手を抜かないということで、一気に料理への信頼度がアップ!!!!
根府川の星ヶ山に来たら散策すべし!
離れのやど 星ヶ山は広い敷地の中にログハウスが点在しているのですが、そのすぐ横を白糸川が流れていて、散策にとっても良い環境なんです。
自然豊かで四季折々移り変わる景色を楽しめますよ。
春はおかめ桜。
夏はホタルやカブトムシ、秋は紅葉、冬は星空がより一層済んで見えますね。
ああああホタルの季節いいですね!!
前に敷地内庭園でホタルが観られる一の瀬に泊まった時、少しだけホタルが観られたんですけど、次は乱舞している所を観たい。
星ヶ山なら1時間で来れちゃうし、息子が付き合ってくれる間に蛍シーズン狙ってまた行きたい!
クワガタとかカブトムシなんて、うちの息子買う世代よ???
ちょwwおまっwwwそれミヤマじゃん!!!!とかやりたいよね。
我が家もしばし散策を楽しみました。
川の向こうに「サンタの森」…
それにしても本当に森。
線路があったりして。
この線路は人車を復元したものだそうです。
この奥の建物はミニカーハウス。
ここには約1,500台のミニカーが展示されているんです。
息子も食い入るように見ていました。
自然豊かな環境なので夏でも薄手の羽織りがあった方が安心ですよ。
我が家は旅行の時にUVカット出来る薄手の羽織を必ず持っていきますが、ひざ掛けに使ったり虫よけのために羽織らせたり、温泉の後冷えないようにサラッと着せるのにも良いし、季節問わず使えておすすめ。
日常の喧騒を離れて、里山でのんびり過ごす休日って、本当に贅沢ですよね。
ここが残念!離れのやど星ヶ山
さぁさあ、ここからが当サイトの真骨頂。
離れのやど 星ヶ山の残念な点もしっかりお伝えします。
イマイチポイントはここ!
- 食事に関してのルールがきっちりめ。
- 部屋のトイレ・洗面・風呂が狭い。
以上!
食事に関してルールがきっちりめ
レストランは浴衣着用NGなんですね。
なので、お風呂とお風呂の場所が近いのに、「お風呂に入ってその後レストランで食事」がしづらい…。
お風呂の後に浴衣じゃなくて洋服をすぐ着ても大丈夫っていう方は別ですけど、
お風呂の後は浴衣でいたい方も多いと思うのです。
お部屋によっては階段や坂道を行き来しなくてはならないので、お風呂に入って部屋に戻って着替えてまたさっきいた方に戻る、みたいな感じになっちゃうの。
お風呂の時間は少し余裕をもって食事時間と離して予約するといいかも。
あと、私たちが渋滞で到着が18時になっちゃった時に、夕飯の時間が18時30分や19時に出来なかったのが残念だったかなぁとは思います。
部屋のトイレ・洗面・風呂が狭い
私たちが宿泊したお部屋は、トイレの扉の前に洗面台があって、洗面台に誰かいるとトイレに入れない感じ。
トイレのドアも全部は開かなくてぶつかっちゃう。
内湯も小さいので、子どもとお部屋のお風呂で済ませるつもりの方は露天風呂付客室の方が良いかも。
その分、リビングが広く取れるわけだし、そうそうトイレと洗面と内風呂なんて何回も使うものではないから、不便というほどではありませんけどね!
ただ介助が必要な方はちょっと厳しいかもっていう程度です。
根府川のログハウス【離れのやど 星ヶ山】箱根湯河原の入口宿に小田原出身の筆者が子連れ旅、さいごに
ナチュラルリゾート離れのやど星ヶ山を紹介させていただきました。
さて、当サイトに訪れて下さる聡明な奥さまならもうお気づきの事と思います。
星ヶ山はほぼ満点と言っても差し支えないレベルの宿。
ここで星ヶ山の素敵な点を羅列しておきましょう。
- 東京からも近い。
- 小田原の数少ない子連れ旅向きの宿。
- 全室離れで上下左右を気にせずに済む!
- 丸太が使われたログハウスに癒される。
- 敷地内には清流「白糸川」が流れている。
- 散策するのに楽しい。
- 山からの根府川の海は素晴らしい!
- 春は河津桜やおかめ桜がきれい。
- 夏はホタルやカブトムシ・クワガタと出会えるかも?
- 秋は紅葉がきれい。
- 冬の澄んだ空の星空最高!
このような感じになりました。
キャンプには行きたくないけど、出来る限り自然に包まれつつ美味しい料理を楽しみたいという奥さんは、ぜひ離れのやど星ヶ山に行ってみて下さいね。
この記事が奥さんの旅の参考になりますように!
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