人より敏感で生きづらさを感じている人は少なくありません。しかし、その困り事は、周りの人になかなか理解されません。本記事では、人より敏感で生きづらさを持つ私の、あまり理解されない困り事6つをご紹介します。人より敏感で生きづらさを感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。
小さな頃から「そんな事を気にしているの?」という言葉をかけられることが多かった筆者です。
今でこそ年齢を重ねて「これも私なんだ」を受け入れられるようになり随分と心が楽になりましたが、学生時代はとにかくしんどかったのを覚えています。
一般的には些細なことで、そして多くの方が当たり前に受け入れているようなこと。
でも私にとっては少々刺激が強すぎる…ということを、この記事で紹介させていただきます。
共感していただける方がいらっしゃれば心強いですし、そうでない方も「こういう事がストレスになる人もいるんだな」と知っていただくきっかけになれば嬉しいです。
人より敏感で生きづらさを感じる私の、あまり理解されない困り事
自分が人より敏感で、生きづらさを感じている人は実は多いもの。
でも、ひとくくりに「人より敏感で生きづらさを感じる人」の中にも色んな感じ方があるので、あくまでも私個人の場合という事をご理解いただけますと幸いです。
破裂音・爆発音が苦手
破裂音や爆発音は40代の今でも苦手です。
小さな頃は運動会の徒競走のピストルがものすごく苦手でした。
そうそう、縁日のポン菓子の音も。
お誕生日パーティーや結婚式等でクラッカーが配られるとサーッと血の気が引いてしまうし、シャンパンが登場すれば(いつ開けるんだろう…)とソワソワして全く楽しめなくなってしまいます。
それから、風船。
風船が破裂する音が苦手なので、風船に近寄ることができません。
改めて書き出してみると気付くんですけど、どうでしょうか、どれも普通の方にとっては「楽しい時」に登場するアイテムばかりだと思いませんか?
周囲が楽しそうに盛り上がっている時に1人楽しめずにいると自己嫌悪に陥るし、いつも不機嫌な人と思われたりするんですよね。思い出しただけでもしんどいです。
市販品のヘアケア製品の香りが苦手
市販品のヘアケア製品の香りが苦手です。
かといって完全に無香料が好きなわけでもないし、自然派…!というわけでもないんです。
アロマの香りは好きなんですけど、市販のヘアケア製品の香りが苦手なんですよね。なかなか理解してもらえない事の1つです。
受け入れられる香りのものを選ぶとおのずとそれなりの価格のものになってしまうので、身の丈に合わない贅沢をしているような自己嫌悪を感じることも…
柔軟剤の香りが苦手
香り繋がりで、柔軟剤の香りも苦手です。
1人で生きていた頃は、通勤電車や職場などで柔軟剤の香りに遭遇する事はありましたが、それでもそこまで気にしていませんでした。
ところが子どもを産んでからは嗅覚が研ぎ澄まされてしまったのか、特に気になるように。
子どもが泥だらけになり幼稚園で借りてきた貸出用園服や、小学生になってから給食着が柔軟剤の香りで満たされていた時は、自分が一般的でないことを突きつけられたような気がしてある意味ショックでしたw
私はリユース品も購入しますが、柔軟剤の香料がキツく残っていることも多いです。
その際はわたしと時間を大切にする洗剤でモミモミして香料を落としてから着ています。
某ディスカウントショップの陳列が苦手
これは本当に某ディスカウントショップさんのせいではなく、あくまでも私の感覚のせいなのですが…
某ディスカウントショップのような所狭しと陳列された店がとても苦手なんです。
所狭しと置かれている商品と商品数、そしてポップ類に圧倒されてしまい、お店を出る頃には生気を吸い取られたようにぐったりしてしまいます。
私自身は自分の特性を分かっているのでわざわざ近づかなければ良い話なんですけども、子どもや義母などに付き合って行く機会があるんですよね。
人気のお店なので、楽しめる人にとってはまるで市場のようで楽しいんだろうな…と羨ましく感じます。
狭いお店が苦手
某ディスカウントショップにも通ずるものがありますが、狭いお店(特に飲食店)が苦手です。
狭いお店は他の方との距離感も近いですしね。
これは本当に理解してもらえなくて、友人との集まりでも私1人が「広いお店がいい」とリクエストするんです。でもたいして重要ではないと受け止められ流されてしまいます。
おそらく友人の多くは、美味しさや価格等、お店選びで優先したい点が他にもあるということですね。
上着を預かってくれるならまだましなんですけど、狭いと荷物の置き場にも気を使うし、荷物が多めでうっかりが多い私にとっては荷物が手に届く場所にある事はかなり重要でして、
結果、美味しくて狭いお店より、お味はそこそこで広いお店のほうが過ごしやすいんです。
これは分かってくれる方、少ないかも知れませんね。
人の家が苦手
最後に紹介するのは、人の家が苦手という事です。
人の家が苦手なだけであって、その人が苦手というわけではないんですよね。でも誤解されがちです。
人の家にお邪魔するという事は、たとえば手土産であったり、お手伝いやお片付けであったり、そうそう我が家の場合は猫がいるので、お洋服や靴下に猫の毛が付着していて落としてしまわないかも気になります。
とにかく、人のお宅にお邪魔するという事は、気にかけなくてはならない事が多すぎるのです…
その場では楽しいんですけど、お暇した後で「こうすればよかった」と後悔することが多く、ぐったりしてしまうことが多いです。
さいごに
人より少し敏感で生きづらさを感じていた私の、周囲になかなか理解されない困り事を紹介しました。
いかがでしたか?「そうそう」と共感していただける事はありましたでしょうか。
私はこんな事が気になりますー!という事がある方は、InstagramかLINEで教えて下さいね。