テレビで放送されたという「帰省ブルー」、この言葉にビビッと来た奥さんようこそ。
夫の実家への帰省が嫌すぎて仕方のない私です。
私は夫の実家に帰省したくありません。
義父は既に亡くなっていまして、義母は義実家で1人暮らし。嫁姑関係は良好です。
結婚をして義実家から高速で30分程度の場所に住んでいる義妹とも、まぁいい関係だと思います。
それでも、帰省が嫌
え…?
「それって、義母さんや義妹さんがかわいそうすぎませんかぁ~?結婚したらご主人のお母様も家族ですよね?なのに、自分の親は良くて義実家だけないがしろにするなんて、ご主人の事を愛していないんですね。ご主人がかわいそう。私だったら義母さんが喜ぶ顔を見たら嬉しいけどなぁ☆夫を育ててくれた大切な人なんだし☆」などと一瞬でも思った奥さんは一刻も早くブラウザをそっと閉じ乗車率200%の新幹線に乗り帰省を果たして下さいお願いします。
良好な関係でも帰省が嫌なのだから、姑や小姑と仲が悪い人なんて帰省はジゴクだと思いますよ。
この記事では、私自身の帰省ブルーについて体験談と感じていること、更に帰省ブルーをどう解消しているかをまとめます。
ぜひ参考になさってくださいね。
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私が夫の実家に帰省したくない理由は、見たこともない夫の優し一面を垣間見るから
どうしてこんなにも夫の実家に帰省をしたくないのか自分でも不思議でならなかったんですけど、結婚5年目ぐらいではっきりとその理由がわかりましたね。
それは、自宅では絶対に見る事のない夫の一面を、夫実家帰省で垣間見てしまうということ。
日ごろ「夫はこういう人だから仕方がない」そう自分に言い聞かせている事が、ことごとく覆されるから、義実家帰省が大嫌いなんです。
妻である私の事は待たないのに、え…夫ってこんなに待てる人なんだ…
普段せっかちな夫は、出掛ける時に支度で時間がかかっていると、とっとと出掛けてしまうんですよ。
いやね、私、息子を産んでからほぼ化粧していないので、私がちんたらと身なりを整えているから遅いんじゃないですよ???
子どもが小さいと、あれを持ってこれを持って、帰り道に冷えるかも知れないから上着も必要かああだこうだと色々あるじゃないですか。
まぁそうですね、80%ぐらいの確率で置いて行かれるんです。
息子も連れて行っちゃうので、慌てて追いかけていく感じ?
それがですよ。
義実家帰省をして、義母・義妹・義妹子たちと出掛けようとすると、もうそれこそいつまでも。いつまでも義母と義妹の支度が終わるのを、玄関先で待ってる。
何なら、ちょっとワガママな義妹子が「ジョージ終わるまで行かない(>_<)」とか言おうものなら、いいよいいよ観ていいよみたいなオーラ醸し出してる。
ちがくね?
で、ある時、「ねぇ、どうせ別の車で行くんだし、私たち先に現地に向かってない?」って提案したんですよ。
そしたらね、何て言ったと思う???ねえなんて言ったと思う???
「家族なんだから一緒に行動するのが筋だろ!!」て…
あっ…うん…
帰省した時に義母や義妹と超会話が弾んでる…普段の態度はなに…
まぁよくある話ですけど、妻の話をうわの空で聞く感じ?
御多分に漏れずうちの夫も、ちょっと相談したいことがあっても、丸で「そんな事どうでもいい事だ」と言わんばかりに生返事というか、空返事というか?
もう「妻の話=どうでもいい」みたいな構図になっちゃってるんですかね。
結構だいじなお金の話とかも、うわの空で聞いてる時がありまして。(今は解消されました)
あぁ私、ないがしろにされてるなぁって虚しく感じてるところに、義母と義妹とめっちゃ話が弾んでる姿を否が応でも目の当たりにするのが、私にとっての義実家帰省。
一体、私って何なんだろう、そんな思いが募るんですよ。
▼そもそも、微熱の子を連れてくる・息子に暴力ふるっても叱らない・チャイルドシートに乗せない義妹一家とは相容れないんです。
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へぇ…私が作った時は文句言うのに、義母が作ったら「美味しい美味しい」って言うんだ…
ある時の帰省で、普段料理をしない(料理が苦手)な義母がハンバーグを作ったんですよ。
そのソースが、私が作るハンバーグと一緒だったんです。偶然。
でも夫は、私が夕飯に出した時、そのソースについてそれはそれは不満を述べていたのですが…
義母が出したら「美味しい美味しい」って食べてたんですよね…
いえ、私、調理師免許も持っていて料理だけは自信があります。
なぜこんなにも態度が違うのか。
いやね、毎日褒めてくれだなんて思ってもいませんよ?
でもさぁ~w
いくらなんでも違いすぎない??w
夫の故郷観光も自由に出来ない!つまらなさ過ぎる義実家帰省
私の実家は小田原なのですが、小田原ヒルトンに宿泊したり、ちょいちょい旅行しに行っているんですよね。
実家抜きで、夫と息子と私だけで巡る事がほとんど。
ところが夫の故郷の場合、夫が全部義母に報告しちゃう。
すると、義母が来ちゃう。義妹も義妹子も来ちゃう。
そうなるともはや、「私と夫と息子」で夫の故郷を巡るってより、義実家の観光に嫁がいる感じになっちゃうわけ。
…まあ正直、義実家の観光に付き添って喜ぶ嫁、世の中に2割もいないと思うんです。肌感覚ですけど思うんです。
あ、いやいるとは思いますよ?
そうここを読んでいるご主人、貴方の奥さんはもしかしたら喜んでいるかもしれませんよ、義実家の観光にプラスアルファで加わることを。
でも少なくとも私の場合は、全く全然一切楽しくない。
何が楽しくて義母と義妹とキャッキャウフフしている姿を荷物抱えて追いかけなきゃなんないんだって話。
夫にとっての「家族」とは?そんな事を考えてしまう義実家帰省
これらの事はごくほんの一例で、結局のところ、妻である私が最優先でないという事が嫌なんですよね。
妻である私が最優先じゃないとイヤなんてワガママ過ぎない??そう思うでしょう?
でもね、でも、夫はこれから誰と生きていくの?って話なんですよ。
夫からしたら、「たまにしか会えない母ちゃんと妹に優しくして何が悪い。親孝行して何が悪い」って事なんでしょうけども、いやいやいやいや、パートナーを蔑ろにして親孝行もクソもあるかよって話なの。
今まで『うちの夫は愛情表現が下手なのね』とか『こういう人だから仕方がない』とか『これが夫の平常時』と思って生活してきたわけですよ。
だってそうでしょう?
『大切にされてない』って思っちゃったら虚しくてやってらんないから。
なのにそれを全部、根底から覆すほどの愛情と優しさを溢れさせて義実家の面々に接する夫を見て、妻が平常心でいられるわけがない。
我が家の「帰省ブルー」解消方法
さて私がなぜ義実家帰省が嫌なのかをお話しさせていただいたところで、お次は我が家がどう帰省ブルーを解消しているかについてお話ししましょう。
この解消方法を実践する事で、帰省するのが以前より嫌でなくなりました。
それは、次の4つ。
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- 私が夫の故郷の観光地をリサーチ。
- 義実家に到着する前に観光をしてくる。
- 夫の実家なので、何でも夫にやってもらう。
- 帰省先で土産物を沢山買って帰る。
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詳しく説明しますね。
夫の故郷の観光地をリサーチし、行きたい場所をピックアップ
夫の実家に帰省する時は、今は義実家到着前に(義実家の面々抜きで)観光をするのがお決まりなので、行きたい場所をリサーチします。
例えば…
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これらは私が「行ってみたい」と夫に提案した場所。
義実家帰省の時に、観光をしてから義実家に向かっているんです。
単純に、観光地をリサーチするのって楽しいですし、何より息子が喜ぶかなぁって考える事も楽しいですからね。
気分がブルーになる実家を、少しでも楽しい気分で上塗りしてしまえっていう作戦。
義実家に到着する前に観光して楽しんでおく
そして観光は、義実家に到着する前に済ませておくことがコツ。
義実家にひとたび立ち入ってしまえば、義実家のペースですからね。
最初、「私と息子と夫だけで観光をしてから義実家に向かうのはどう?」と夫に話したら、丸で義母を仲間外れにしているかのように受け取られてしまってだいぶ嫌な顔されたんですけどもw
いやいや、何でどっかに寄ってくる事を義母に報告する前提になってるのw
普通に「夕方に到着するよ」でいいんですよ事実なんだから。
細かく言う必要なし。
嫁だって楽しい事の1つぐらいなければ、義実家帰省なんて乗り気じゃないの当たり前です。
夫の実家だから全部夫にしてもらい、私はのんびりする
そして、夫には夫の実家なので全部やってもらいます。
コーヒー飲みたくてもすぐ飲めないし。
手はどこで洗えばいいのか、手拭きと布巾の違いもわからないし、何をするにも家人の了承が必要でしょう?だから夫にやってもらう。
で、良い関係の義母とも暗黙の了解みたいなものが徐々に出来てきて、義実家で私は何もしない、だから義母も我が家で何もしない、みたいな感じになっています。
よく、右も左もわからずストレスを感じている妻をほったらかしにして自分だけ寛いでいるご主人とか、嫁と子どもを置いて飲みに行っちゃうご主人がいるようですけど…
うちの場合、それはご法度。
私たちほっといて飲みに行くなら1人で帰省して?
帰省先で沢山お土産を買う
想い出って、時間が経てば経つほどに2極化していくんですよね。
だから我が家は、帰省先で私が思う存分土産を買う。
野菜だったり名産品だったり、だいたい食べ物になっちゃうんですけど、普段なら買わないような値段の物も、帰省先では欲しければ買う事にしています。
例えば、川場田園プラザのふわとろ食パンとかもその1つ。
美味しい物って心を動かす力がありますからね。
【帰省ブルー】私が夫の実家に帰省したくない理由と、それを解決した方法、さいごに
今まで、
(親孝行のために数日間、嫁に我慢させるのはいたしかたがないこと)
という感覚だったであろう、夫にとっての義実家帰省。
今では、「どうせなら、嫁も楽しい方がいいよね」という感覚に変わっていて、帰省ブルーも少なくなりました。
とはいえ、我が家が帰省するのはハイシーズン以外の年2回。
▼我が家がハイシーズンに帰省をしない理由は別記事をどうぞ。
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これも行くタイミングと回数を控えめにしているからこそ、良い距離感が保てているのだと言えます。
(ちなみに私の実家への帰省は、私が実家好きじゃないので殆どしません。)
楽しい場所には誰だって行きたくなりますよね。
次の帰省は、義実家へ到着する前に、家族だけでどこかに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
この記事があなたのヒントになりますように。