ママ友の世界に限らず「きっと私の事を嫌いなんだ」とか、「あの人は私の事をこう思ってるに違いない」と言っている人(過去の私なんですけどね)の話を聞いていると、「いやいやいや、あなたの話題なんて一度ものぼったことないよ…」って事、ありません?見えない敵は作らない方が楽なんです。
母の話なんですけどね。
いや、母だけじゃないですね義母もそうですね。義母だけじゃなくそういえば妹もそうだった。なんてね、過去の私もそうだった。
「どうせこうなんでしょ!」とか、「どうせこんな風に言ってるんでしょ!」みたいな事を言ってる人って、自分に自信があるんですよね。
だって自分の話題が出ていると思っているのだから。
実は母や義母や妹に限らず、かつての私もこういうタイプで、今思えばなんという自意識過剰…と、ちょっとうわぁあああとなるぐらいなんですけども。
そもそも話題にすらのぼってないって!!
あ~もう、ほんと、過去の自分に何度となく言い聞かせたい。
もくじ
人を深読みし過ぎると見えない敵を作ってしまう
人の行動や言動、表情とかを深読みし過ぎると、見えない敵を作っちゃうんですよね。
言われてもいない事を「こう言いたかったのかも」とか、されてもいないのに「あの態度はきっと〇〇なんだ…」とか。
もうほんと、その考えは誰も幸せになりません。
例えばママグループがある程度出来上がっていて、自分だけがぽつーんとしている状態で、
- 私だけのけ者にされている。
- 疎外感がすごい。
- 仲間に入れない。
- やっぱりママグループで固まるって本当なんだ。
そんな風に感じたとしましょう。
「やっぱママ友の世界は怖いわ~」「やっぱ群れてるわ~」となり、
同じように感じていた人たちをネットやワイドショーの中に探したりして「そうだった!私もそうだった!」「ママ友の世界こわい!」「やっぱママ友めんどくさい!」「群れてる人たち最悪!」
…と書かれていようものなら、はい、見えない敵の出来上がりです。
もちろん、ママ友界に限らず、一定数こういう考え方の人っていますよね。
過去の私なんかもそうですけどw
「じゃぁ自分は、同じ空間に顔見知りのママと話したこともないママがいたらどうするの?」を考えてみると簡単。
どうですか?奥さんなら、近くに顔見知りのママがいるのにあえて話したこともないママに話しかけるなんてこと、しますか?
その辺の話は別記事「ママ友グループや派閥はある|でもそれって実はただの〇〇〇〇の集まりだから気にする必要ナシ」でも解説しているので、お時間ある時に読んでいただくとして。
私は最初、やっぱり「あ~ママグループってあるんだな~」って思ったし、それなりに疎外感もありました。
周りが「あ~!こないだありがとね~!」とか、「今度の〇曜日さ~」とか話している中、子どもと話しながらいそいそと自転車に乗り込むのは、ママ友いらないと考えていた私でさえ、時に寂しいものがありましたから。
ー私って、誰からも声掛けてもらえないよなぁ…
何がダメなんだろう?
やっぱ高齢ママだからかな…とか、男の子のひとりっ子ママだからかな…とか、もうそれはそれは色んな理由が思い当っちゃうんですけど、
これこそが、見えない敵を作る思考の入口なんです。
人間関係(ママ友関係)でひとの心を深読みする人ほどこじれてる
なぜ自分が孤立しているのか、ママグループに入れないのか考えてもはっきり言って無駄です。
今だからはっきり言えるんですけど、そう悩んでいるぼっちママの事など、誰一人として悪く言っていません。っていうか良くも言われてないですし、そもそも話題にすら上ってないです。
それ以上でもそれ以下でもない事がほとんどなので、あれこれ理由を考えるだけ無駄。
あちらはこちらの事を何とも思っていないので、何か理由があってこうなっている訳ではないんです。
人の心を深読みしても、結局本当の事なんてわからないのに、「きっと〇〇なんだ」と思い込んで結論付ける人ほど、ママ友関係に限らず人間関係がこじれています。もう断言しちゃう。
これが、実際に今まで仲の良かったママ友から露骨に無視されたとかなら別ですよ?
相手の立場に立ってちゃんと理由を考える事は必要。
でもそうではないのにあれこれ考えても、そもそもたいして知りもしない相手の気持ちなんてわかるはずがないでしょ。
私にとって「あれ…?なんか挨拶スルーされた?」って思うような事があったとしても、その時そのママは体調が悪くてそれどころではなかったのかも知れないし、何かで悩んでいるのかも知れない。
いやただ単に視力が弱いのかも知れないし、すぐ人の顔を忘れてしまうタイプなのかもしれない。
でもそんな事、いくら考えたって親しくもない私がわかる訳がないんです。
だからあれこれ深読みするのは意味がないんですよね。
「良い意味で、誰も私の事なんて知りゃしない」を合言葉に
どうして私、のけ者にされているんだろう…そんな考えに支配されそうになったら、「良い意味で、誰も私の事なんて知りゃしない」を合言葉にしましょう!
誰も悪くも言っていないし、かといって良くも言われてない、話題にも上っていない、ただそれだけ。
笑顔で挨拶をしていれば、自然と顔見知りのママが増えて行きますよ。