子ども乗せ自転車やママチャリを使っている自転車ママにとって雨の日の準備は本当に大変。自転車用レインポンチョが一般的かと思いきや、実はそれ、危ないんです。私の実体験で本当に便利なアイテムを紹介します。
雨の日に子乗せ自転車を使わなくてはならない時、子どもはレインカバーで対策できますが、問題は親の対策ですよね。
ママもパパも、濡れないようにしっかりとレインコートなどを着用すると思います。
雨の日の子乗せ自転車、やっぱ一番いいのは自転車用レインポンチョだよ~☆
とか書いてるサイト!!
絶対自分で使ってないだろお姉さんに正直に言ってごらんなさい。
実際に雨の日に自転車送迎してみると、便利だと言われているアイテムが全然使えなかったり、使い勝手が悪かったりします。
雨の日に子どもを自転車に乗せて運転するのって、お母さん自身も怖いし不安だし、実際に危ないんですよね。
そこで当記事では、私自身が実際に雨の日に子どもを自転車に乗せて送迎などをする中で感じた、「使えないな」というモノと「これが使える!」というモノを紹介します。
育児のヒントになれば幸いです!
雨の日の自転車ママに実は危ない、便利そうで不便なアイテム
それではまず、便利そうだから買ってみたけど実際使い勝手が悪かった〜!というアイテムからお話していきますね。
レインポンチョは風に煽られて危ない
意外や意外、レインポンチョは風に煽られて危ないです。
ホックやスナップボタンがついているものもありますが、風はどこからでも入り込んできますので、ゆとりがあればあるほど、風に煽られます。
子どもを乗せていなければいいんですけどね。
子どもを乗せている状態だと重さがあるし、子どもが動けばただでさえ安定性が悪くなるんですよ。
その状態でポンチョが風に煽られると、マジで危険。レインポンチョは1人の時に使いましょう。
じゃぁ風が強くない雨の日なら大丈夫?って思うじゃない?
ノンノンノン!!雨の日はけっこう風ある日が多いですよ。それに自転車で走ってるんだから、風圧は受けます。
雨で地面が滑りやすく、更に視界も悪い中、ポンチョが風に煽られたらどうなる???
ハンドルを覆える袖口が広いレインコートは危ない
お次は、袖口が広くなっていて「ハンドルを覆えるから手が濡れにくい〜♡」みたいなタイプのレインウェア。
袖口が広く、内側が2重になっていて雨が吹き込まないようゴムで絞ってあるデザインのレインコートを買った事があるんだけど…
袖口が広いレインコートはハンドルにいちいち引っ掛かって危ない。
レインコートってそうしょっちゅう着るものではないでしょ?
だからついいつもと同じ感覚で行動しちゃうんですよ。
細かい手の動きとかね。
普段ハンドルから手を離す時、ハンドルと水平に手を引く事、ありますか?
ないでしょう?
だいたい、ハンドルから垂直方向に離すでしょ?
すると袖口が!!
引っ掛かるのよハンドルに!
いいですよ?
引っ掛かるだけならいいんです。
カゴに重い荷物入れてたらどうでしょう。
グインッて前輪が横向きます。
いいですよ?
前輪が横向いちゃうだけならいいんです。
カゴに重さがあるから勢いついて弧を描こうとします、前輪が。そしたらどうなる?!
とっさに気付いて即支えないと、子どもを乗せたまま自転車倒れます。
ほら危ない!
フードを被ると左右の視野が狭くなり危ない
レインコートやレインポンチョのフードって、一見便利そうに感じますよね。
でも待って。ここにも落とし穴が…!
知ってましたか…フードを被って横向くじゃん?その時、フードは前を向いただけだってこと…
つまり、雨の日に自転車に乗って左右確認を入念にしようと思っても、見えるのはフードの内側。
っあっぶね!!!
もう真っ直ぐしか進めない!!
柔らかいレインハットはつばが視界に被さり危ない
フードが被れないんだったらハットで対策すればいいじゃん〜♡
そう思って私、買いました。レインハット。
知ってました?
つばが柔らかい折り畳めるレインハットって便利っぽいじゃん?つばが柔らかいレインハットは雨の重さでツバが垂れ下がり、視界を遮ります。
しかも、風でパッターン!て上向いちゃうパターンもある。
もうどうしろっていうの…w
雨の日の自転車ママが安全に送迎できるアイテムはこの2つ
それではここから、私が実際に無駄なお金をたくさん使ってたどり着いた、「これなら安全に雨の日に自転車に乗れる」というレイングッズを紹介します。
それは…
- 乗馬用レインコート
- かためのツバのレインハット
以上の2点!
はいはいはいはい、聞こえますよ〜〜「乗馬用レインコートってwww」っていう奥さんの声、聞こえますよ〜〜〜!
そんな奥さんにこそ、最後までお読みいただきたい!
雨の日の自転車ママに乗馬用レインコートが超おすすめ
乗馬用レインコートってまた大袈裟な…!と思う方もいると思うんですけど、自転車用レインコートを買っては失敗し続けるより、乗馬用レインコートを買った方が断然快適です。
普通のレインコートの場合、腿の上の部分が煽られて捲れてしまい太ももが濡れてしまいがちですが、乗馬コートは左右のももに巻き付けるパーツがあるので、風で捲れず濡れないんです。
しかも跨る前提で作られたレインコートなので、足さばきが良いように設計されています。
で、ここ最近、風でめくれないレインコートがいろいろ出て来てはいるんですけど、どれもデザインがイマイチなんですよ…
その点、乗馬用レインコートは乗馬だけあってデザインがシュッと洗練されていて、どことなく上品なのがポイント高い!
私はエーグルのライディングコート(完売モデル)を愛用しています。
今エーグルで売られているライディングコートは私が持っているモノよりも普段使いしやすい丈になっているので、Sサイズでも着丈100cm。ひざは隠れる丈になっています。
ね?!かわいくない?!
雨の日の自転車ママって、どうしてもダサくなりがちじゃないですか。
でもエーグルのライディングジャケットなら気分上がる事間違いないです。
雨の日の自転車ママにつば硬めのレインハット
レインコートのフードは、左右確認や後ろ方向を確認するときに危ないので使いません。
その代わりに、アウトドアブランドのレインハットを被ります。
ここで選ぶ時に気を付けたいのが「つばが硬いものを選ぶ」ということ。
ネット等で選ぶ時は、折り畳めるとか丸められるという一見便利そうなものは選ばない事ですね。
折り畳めたり丸められるものは、イコールつばが柔らかいという事になります。
こういうのを使えるならこっちのほうが便利なのかなって思うんだけど…
なかなかここまで割り切れないでしょう?
私が色々買って使いやすかったのがコロンビアのゲッパーブーニー!
ツバが固定されたまま雨が後ろに流れて行ってくれるので、しずくが滴って来ないし、つばが垂れ下がってくることもないです。
もうこれ、なんでもっと早く買わなかったんだろ?ってレベルで便利。
雨の日の自転車ママ〜!ポンチョは危ないから注意、実体験で本当に便利なモノ解説、まとめ
雨の日、自転車を運転するなら…
- ポンチョなどではなく乗馬コートが便利。
- レインコートの袖口は絞れるものが便利。
- フードは被らない。
- つばが固いレインハットが便利。
このポイントに気を付けて下さいね。
紹介したものは安くはないんですけど、雨の日は特に危険と隣り合わせだし、何より不快。出掛ける支度に時間もかかるので、最初からいいものを揃えておくとストレスがめっちゃ軽減されます!
憂鬱な雨の日の外出を少しでも快適にしましょう。