【国道沿いVS線路沿い】どっちがいい?元不動産会社勤務11回の引っ越し実体験を元に比較!

趣味は間取り図鑑賞、そのために不動産会社に勤務をし、20代~30代前半を11回もの引っ越しに費やした筆者が、国道(幹線道路)沿いと線路沿い、どっちが済みやすいかを解説します!どちらも実際に住んでみてメリットデメリットを解説します。
我ながら…趣味は間取り図鑑賞ってなんだよと。20代から30代前半で11回も引っ越しってなんだよと、50手前で猛省しているわたしです。
こんな私ですが、お金のない若かりし日を引っ越しに明け暮れた事で良かったことが1つだけあって、
住まい選び・住まい探しでほぼほぼ迷わずいいか悪いか判断できるというスキルを身に着けたという事です。
とはいえ私はもう恐らくは引っ越すことがない(いやあるとしたら離婚とかになっちゃう)んで、このスキルをぜひみなさんの住まい探しの参考にしていただければと思います。
この記事では、国道沿いと線路沿いってどっちがマシなのよ?という、極論的テーマをお送りしたいと思います。
いやぁ、これ、両方住んだことある私にしか書けないんじゃないの…
いきなり結論!国道沿いと線路沿い、マシなのは…
はいいきなり結論からいきます。
国道沿いと線路沿い、マシなのは‥‥
線路沿い!
(個人の感想です)
どうです??意外だった??
私も意外だった!
だってどう考えても住む前は「線路沿いより国道沿いの方がましでしょ」って思ってましたからね。
実は、ランダムに走る車の騒音より、時刻が決められている電車の方が耳が慣れるっていうんですかね。
もちろん、ライフスタイルや物件の防音にもよると思います。
その辺詳しく解説していきますね。
電車の音は意外と慣れる
電車って時刻表があるので割と規則的で、線路沿いのマンションに住んでいるとそのうち耳が慣れるんですよね。
5分おきなのか10分おきなのか、その路線によって通過の頻度は違うけど、定期的なのには変わりないですから。
それに、終電が行ってしまえば、たまに無人の電車が通過する事はあっても、基本的に静かになります。
なので、夜は特にうるさく感じる事もないですからね。
Check別記事で「国道沿い・県道沿い、幹線道路沿いに実際に住んでみて判ったメリットデメリット」を解説
大きな道路沿いはいつどんな騒音がするかランダムだから慣れない
では国道や幹線道路沿いはどうかというと、いつなんどき、どんな騒音がするか予想がつかないので地味なストレスが続くんです。
もちろん今はだいぶ防音対策をしている物件も増えたと思うし、昔ほどクラクションをぷっぷぷっぷ鳴らさなくなりました。
でも、騒音は24時間続きます。
夜間はそれほどうるさくないんじゃないの?と思いきや、夜間は夜間でトラックが頻繁に往来するし、週末の珍走団は夜中だろうがパラりラパラリラしますからね…
あとは救急車や消防車なども割と通ります。
Check別記事で「線路沿い物件に実際に住んでみて判ったメリットデメリット」を解説
国道・幹線道路沿いと線路沿いのメリットを比較
では、国道・県道など幹線道路沿いと線路沿い、メリットを比較してみましょう。
車生活に便利。
ファミレス・コンビニ・ホームセンターなどが多い。
路線バスで思わぬ場所に行ける事も。
タクシーが拾いやすい。
ほぼ永久的に目の前に建物が建たない。
視界が開けていて日当たりが良い物件が多い。
ささいな騒音は電車がかき消してくれる。
利便性では大きな道路沿い、環境では線路沿いという感じですね。(あくまでも個人の感想です)
利便性重視なら国道など幹線道路沿いオススメ
利便性を重視するなら国道・県道などの幹線道路沿いはおすすめですね。
実際に私が国道沿いに住んだのは若い頃でしたけど、家で過ごすより外で過ごす事の方が好きだったし、とにかく気分でふら~っと出掛けたい時代だったので、
車でサクッとあちこち行けるのも良かったし、車がなかった時は路線バスで意外な場所に行けたりするのも楽しかったです。
あとはタクシーを拾いやすいというのもなかなか便利でしたね。
場所にもよりますけど、私が住んでいた国道1号沿いは常に人目があったので、深夜にサクッとコンビニに行くのにも便利だった記憶があります。
子育てするなら線路沿いの方がオススメかも
では子育てをしている今どちらかを選ぶとしたら線路沿いです。
線路沿いの物件を選ぶ人はそもそも騒音にたいして寛大な人が多い気がするのと、物件自体が防音に力を入れていたりするので、静かな環境で子育てをするよりピリピリしなくて済みそう。(常識の範囲内での話ですけどね)
自分だけが住む家なら日当たりはほどほどでいいかなって思うけど、子どもがいると日当たりって大切だなぁと感じるし、目の前に建物がない事のメリットが大きいと感じる…
実際に私は今の住まいを買う時に線路沿いの物件を内覧しました。
国道・幹線道路沿いvs線路沿いのデメリットを比較
お次は国道・県道など幹線道路沿いと線路沿いのデメリットを比較してみます。
珍走団・トラック・救急車や消防車などの騒音。
洗濯物をベランダに干すのに抵抗がある。
駐車場を出たら即渋滞、なんていうことも。
路線によってはがたんごとんうるさい。
近くに踏切があるとものすごくうるさくなる。
脱線事故など万が一の事が起きた時のリスクが大きすぎる。
幹線道路沿いより線路沿いの方が、万が一の時のダメージが大きい
まぁこれはもう起きる事が稀ではありますが、車が建物にぶつかるよりも電車が脱線して建物にぶつかる方が、確率は低くてもダメージが大きすぎるというのはありますね。
線路沿いであれば、線路と同じ高さの階は選ばないとか、上層階を選ぶなどした方がいいのかも。
線路沿いは深夜の騒音はほぼない、幹線道路沿いは深夜も続く
線路沿いの場合、私鉄沿線は特に周辺住民への配慮なども厚く、深夜になるとほとんど騒音はしません。
でも幹線道路沿いの騒音は場所によっては深夜も続きます。
緊急車両のサイレンは場所によっては頻繁に聞こえてくると思うので、近くに救急病院や消防署などがある場合は特によく考えた方がいいかも。
【国道沿いVS線路沿い】どっちがいい?元不動産会社勤務11回の引っ越し実体験を元に比較!さいごに
当記事では国道・県道など幹線道路沿いの物件と線路沿いの物件を比較しました。
国道・幹線道路沿いは…
- 車生活に便利。
- ファミレス・コンビニ・ホームセンターなどが多い。
- 路線バスで思わぬ場所に行ける事も。
- タクシーが拾いやすい。
- 珍走団・トラック・救急車や消防車などの騒音。
- 洗濯物をベランダに干すのに抵抗がある。
- 駐車場を出たら即渋滞、なんていうことも。
線路沿いは…
- ほぼ永久的に目の前に建物が建たない。
- 視界が開けていて日当たりが良い物件が多い。
- ささいな騒音は電車がかき消してくれる。
- 路線によってはがたんごとんうるさい。
- 近くに踏切があるとものすごくうるさくなる。
- 脱線事故など万が一の事が起きた時のリスクが大きすぎる。
どちらも周辺の物件よりお手頃に住めることが多いだけに、メリットとデメリットを十分に検討して選んでくださいね。
この記事が住まい探しのヒントになれば幸いです。
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