ボルボ新型V60 B5 Inscription(インスクリプション)を購入しました。ファミリーカーとしての決め手や乗り心地、気に入っている点・イマイチな点をレビューします。
V40からの買い替えでV60を購入しました。
最初はV60ガソリン車の認定中古車である程度の予算があり探していたんですが、最終的に予算を大幅に上回るB5を購入してしまった…
はっきり言って我が家には贅沢すぎる車でして、今でもまだショッピングモールの駐車場ではうっかりV40を探してしまうという体たらくです。
それと、夫の収入が下がったら手放さなくてはならない\(^o^)/
当記事では、V60 B5インスクリプションの決め手や乗り心地、気に入っている点などをレビューします。
ちなみに、私はペーパードライバーなので運転する人としてのレビューはできません(夫の感想はお伝えすることはできますが…)。ファミリーカーとしての視点と、車内の居心地等が主な内容になっています。
車に詳しい方のレビューは他にも参考になるサイトがたくさんあるので、当サイトでは子育て世帯目線でのレビューをしています♡
ボルボ新型V60 B5インスクリプションレビュー|ファミリーカーとしても優秀
V60B5にかかわらず、新型V60全般に共通していたり、インスクリプショングレードに共通している事柄も含まれていますがご了承ください。
ボルボV60のマイルドハイブリッド版B5インスクリプションは、ファミリーカーとしても優秀です。
- ラゲッジ容量が500L超え。
- 広いラゲッジにネットやフックなどがついていて不便がない。
- 4ゾーンで温度調節できる。
- 車中にいて疲れない。
- エンジンの振動が少なく快適。
- 現行ボルボの中でも手頃な価格。
以上が、ボルボV60B5がファミリーカーとして優秀だと思う理由です♡
ラゲッジ容量529Lで出っ張りがない
B5をはじめとする新型V60はラゲッジ容量が529Lあります。
出っ張りがなくほぼ四角い形状なのも使い勝手が良いです。
我が家はV40からの買い替えでしたので、余計にラゲッジの大きさにびっくりしました。
ベビーカーや自転車など、大きな荷物を積む機会の多いファミリーカーとしてV60のラゲッジは十分なサイズです。
ラゲッジにネットやフックがついていて不便がない
大きなラゲッジにつきものなのが、小さな荷物だけ積みたい時の使い勝手ですよね。
V60には、ラゲッジ左側にネット収納がついているだけでなく、あちこちに買い物袋を掛けられるフックがついています。
ラゲッジの底を立てるとさらにフックが登場するし、衝立のようになり、荷物がラゲッジ内で前後に動くのも防いでくれます。
子どもがいると、こういう小さな工夫が超便利なんですよね。ストレスを感じないって素晴らしい♡
4ゾーンで温度調節できる
4ゾーンで温度調節できる点も、ファミリーカーとして最高だと感じる理由です。
V60にはBピラーにエアコン吹出口がありますが、それにプラスしてセンターコンソール後方の吹出口とタッチパネルで、後部座席の空調を調節できます。
「自分は寒いけど子どもが暑がっている」「自分は暑いけど子どもが寒がっている」のような事って子育て中によくある事だと思うんですけど、
そういう時にそれぞれに合わせて温度調節できるのがストレスフリーなんです。
ちなみに我が家はクライメートパッケージ装備で、後部座席にもシートヒーターがついています。
ステアリングホイールヒーター、リアシートヒーター等寒い日に乗員全員が快適に過ごせるオプションです。⇒クライメートパッケージについて詳しく
シートヒーターはいらないという人も多いようですけど、レザーシートなのでなくてはとても座れないです。
車中にいて疲れない
そしてV60B5インスクリプションは、車中にいて疲れないという点もおすすめポイントとして紹介しておきます。
リビングのソファにいるようなリラックス感を車の中で味わえるといっても過言ではないほど快適なんです。
ボルボのシートは疲れない事で有名ですが、それだけでなく、インテリアが目に優しいというのも大きな要素かも。
現行ボルボの中ではお手頃価格
ボルボは2030年までに全ての車を電動化すると公表していて、現行車に純ガソリン車がなくなりました。
48vマイルドハイブリッドかプラグインハイブリッド、そしてEV車しか公式ホームページに掲載されていません。
同グレードで比較した場合、プラグインハイブリッド車より48Vハイブリッド車の方がお手頃なのも嬉しいポイントです♡
ボルボ新型V60 B5インスクリプションの気に入っているところ
ボルボV60B5インスクリプションの気に入っているところをお話していきます。
- 惚れ惚れするほどにかっこいい。
- 後部座席の居心地が良い。
- エンジンの振動がせず、疲れないし酔いにくい。
以上です。
惚れ惚れするほどかっこいい
まず何が好きかって、新型V60は惚れ惚れするほどにかっこいいという点ですね。
どこが?と言われるとうまく言えないんですけど、オラついた感じもないし、かといって地味でもない外見と、
インテリアに関しては、いかにも車って感じではないリビングにでもいるような雰囲気が最高に好きです。
新型V60の中でもB5インスクリプションはモメンタムと比べ、樹脂っぽさがより少なく全体的に引き締まって見えたのと、単にインスクリプションのホイールの方が好みだったという感じ。
ちょっと理解してもらえるかわからない例えをしますと、高嶺の花の存在とお付き合いしている感覚ですね…
毎回、会うたびに「本当に私の彼氏…?(本当にうちの車なの…?)」とうっとりしたり、遠くから超イケメンが歩いてきたと思ったら彼氏だった(うちの車だった)、みたいな。
わかりませんよね、すみません。
前席はもちろん、後部座席の居心地が良い
新型V60は、フロントシートはもちろんリアシートの居心地が良い点が気に入っています。
V60B5はセンターコンソール後方のタッチパネルからリアシート左右のエアコン操作で4ゾーンで温度調節が可能です。
そしてクライメートパッケージでリアシートヒーターが搭載されるので、本当に快適。
我が家はファミリーカーとしてV60を使っているので、子どもと私は後部座席にいます。
「寒かったから温度を上げてもらったら暑くなってきた」「暑かったからエアコンを少し強くしてもらったら寒くなってきた」とか、「自分は寒いけど子どもが暑がっている」「自分は暑いけど子どもが寒がっている」のような事って子育て中によくある事だと思うんですけど、
4ゾーンで温度調節できるのでそれぞれが快適に過ごすことができるんです。
特に私は車酔いしやすいのに寒がりという面倒なタイプなので、エアコンの暖かな空気で酔いがひどくなりやすいので、自分のエリアはシートヒーターを入れつつ、エアコンは低め設定にしています。
車に乗っていてストレスフリーなのって凄くないですか…
エンジンの振動がせず酔いにくい
これた新型V60の特徴というよりもB5の特徴、つまりマイルドハイブリッドのメリットなのかな〜と思うんですけど、走り出しの際にエンジンの振動がしないので、酔いにくく疲れにくいのも気にっています。
ハイブリッドは高額で手が出ないのでガソリン車で探していた我が家にとって、「ガソリン車より振動を感じない」というだけで感動モノなのです。
運転している夫の感想は?
さて運転している夫の感想はというと、「V40でも疲れないなと思っていたけど、今の車はさらに疲れないし楽」との事です。
これは我が家が購入したB5に限らず年式の新しいV60なら搭載されている先進安全機能だと思うんですが、
V40にはなかったパイロット・アシスト(車線維持支援機能)が加わった事で、高速道路の走行が楽になったみたいですね。
自動運転ではないのでハンドルを握る必要はありますが(ハンドルに触れていないと警告が出るらしい)、ステアリングを修正してくれるので、運転後の疲れが全然違うとのことでした。
渋滞に巻き込まれてもゴキゲンで運転しています。
ボルボV60 B5インスクリプションのいまいちな点
では次に、ボルボV60 B5インスクリプションのいまいちな点もお話しておきますね。
- CD・DVDプレイヤーがない。
以上です。
本当にこれしかいまいちな点がないんです。
CDプレイヤーがないので、慣れるまで不便
V60 B5には、CDプレイヤーがありません。
スマホと車をBluetoothかケーブルで繋いで音楽を流すか、USBにデータを保存して再生するかですかね…まだあまりよくわかっていません。
でも、V40のように車に乗ればとりあえず好きなアーティストのCDが再生されている状態ではなく、まだ使いこなせていないので毎回Bluetoothで手動で繋ぐという事態に陥っていますw
⇒車用に格安スマホを乗せっぱなしにしています。
多分ですね、iPhoneとかAndroidでもハイエンドモデルを使っていてサブスクに慣れていて、普段もスマホと何かを繋いで音楽聞いてたりするような人にとってはめちゃくちゃ便利な車なんですよ。
我が家はAndroidの格安スマホだし、音楽のサブスクにも慣れていないし、そもそも「はて、車と…スマホを…繋ぐとは…?」というレベル。毎回、悪戦苦闘して繋いでいます。
ここ最近やっとすんなり(とはいかずとも、比較的すんなり)スマホのSpotifyをV60B5のオーディオを通して聞けるようになりました。
そうそう、置くだけで充電できるところがあるんですけども、残念ながら我が家は格安スマホなので置くだけで充電することはできませんw
V60の全装備を使いこなせないまま数年たちそうです…
さて次章では、我が家がV60B5を選んだ決め手や購入のエピソードを紹介していきます♡
ボルボV60 B5インスクリプションの決め手と購入までのエピソード
最後に、我が家がV60B5インスクリプションに決めた理由や経緯をお話しますね。
どうしようもない理由ですが…
ボルボV60 B5を選んだ理由はズバリ「一目惚れ」です。
そもそも我が家はV40のエントリーグレードからの乗り換えなので、当初はV60のガソリン車を選ぶ予定でいましたし、
V60のモメンタムで新しめのにするか、インスクリプションで年式を落とすかみたいなレベルだったのです。
ところがセールスさんが上手すぎて、最終的にだいぶ予算オーバーで購入を決めました。
最初に紹介されたのはモメンタムだった
ボルボV40からV60への買い替えは、サイズの問題の他、大きく値下げる前に手放そうと考えるようになった事がきっかけでした。
車にお金を掛けたくない!とお手頃価格のコンパクトカーV40を選んだのですが、ボルボの快適さに欲が出てしまい、より広いV60が良いのでは…と考えるようになったのです。
V40からV60への買い替えと比較については別記事でまとめています。
さて、V60への買い替えを検討している事をボルボセレクトのセールスさんに伝えると、まず提案されたのがモメンタムでした。
我が家の駐車場サイズを把握していて、V60でもクロスカントリーは駐車場サイズをわずかにオーバーしてしまう事、V60ならモメンタムがお手頃だという事を教えてくれたのです。
セールスさんは、我が家が「車にお金を掛けたくない」というのをしっかり覚えていてモメンタムを提案してきたんですね。さすがすぎるw(V40を購入した際に「車にお金掛けられないので安いボルボ下さい」と希望したのです…w)
でも、
- 後部座席の居住性を重視したい。
- 年式を落としてインスクリプションも視野に入れている。
この辺をお話したところ、我が家の機械式駐車場への入庫チェックに持ってきてくれたのがV60 B5インスクリプションでした。
ちなみに
年式を落としてインスクリプションを視野に入れた理由は、センターコンソール後方の後部座席用エアコンがあった方が便利かなぁという点と、いずれわたしが運転をした時に360°モニターがあったほうがいいのかも…と思ったからです。
V60B5の試乗で感動してしまい
冒頭でお話したとおり、我が家は当初450万円を予算にしていました。
当然ながらV60 B5インスクリプションだと大きな予算オーバー…
「ご提案させていただきたいお車があります。」と言われて値段を見た時、はっきり言うと目が飛び出ましたね。
いやいやいやいやいやwムリです!!www と即お断りしました。
しかもハイブリッドって書いてるし…
でも我が家にとって高級車、この機会を逃せば乗る機会などないだろうし…まぁせっかくなので試乗させてもらっちゃう?と私が言ってしまったが最後。
自宅周辺をぐるりと1周したところ、乗り心地に感動してしまったのです。
スーッと動くんです。
とにかく静かだし、エンジンの振動は全然感じないし、なんていうかエレガントな乗り心地でした。
ボルボのマイルドハイブリッドの乗り心地にすっかり魅了されてしまいました。
インスクリプションでは贅沢すぎるかなと思ったけど
我が家は「車は安くて良い(ただしボルボの中で)」という考え(でした)。
なので、はっきり言ってオレフォス社製クリスタルシフトノブは我が家にとっては不要だし、インテリアのウッドパネルもウッドパネルである必要もないんです。
そもそもV40のエントリーグレードからの買い替えなのでモメンタムでも十分すぎるほどだし、Bでなくてもガソリン車でも満足したはず。
価格を抑えるのであれば、インスクリプションで選ぶならガソリン車か、マイルドハイブリッド(B)で選ぶならモメンタム…
…なのですが、今回は担当セールスさんが何枚も上手だったとしか言いようがないですねw
ここでモメンタムを選んでも「あぁやっぱインスクリプションにすれば良かったかも」と思う気がしたし、ガソリン車を選んでも「やっぱマイルドハイブリッドの滑らかさが良かったかも…」と思う気がしたので、
我が家にとっては贅沢すぎるV605インスクリプションの購入を決定したのでした。
ボルボ新型V60B5インスクリプション購入しました|決め手や乗り心地レビュー
ボルボV60B5インスクリプションをレビューしました。
V60B5をファミリーカーとして検討している方の参考になれば幸いです。