規模の大きなマンモス幼稚園と、少人数の幼稚園、我が子を入園させるならどちらが良いのだろう…
[list class=”list-raw”]
- マンモス幼稚園って人数が多いから個性を重視してもらえないって本当?
- マンモス幼稚園って保護者同士の派閥がありそうで心配。
- マンモス幼稚園に入園させて後悔したら嫌だな…
- マンモス幼稚園に決めたけど、マンモス幼稚園ならではのエピソードを知りたいな…
[/list]
こんなお悩みをお持ちの奥さん、ようこそ!!
400人規模の地域屈指のマンモス園に子どもを入園させて2年半。
あぁ今思えば、私も奥さんと同じように眠れない程に悩んでいました。
色んな雑誌やサイトを調べても、「マンモス園は社交性ガー」「小規模園は子ども一人一人のペースを尊重シテモラエルー」などというありきたり…いやごめんなさい、そんなのちょっと考えりゃわかるだろ!!!!っていう事しか書いていないんですよ。
いやほんと、それ以外のことが大切だから!!
そこで今回は、実際に現在もマンモス幼稚園に通わせている私が、マンモス園の良い点と悪い点をお話しさせていただきます!
幼稚園選びの参考に、またマンモス園に入園させる心構え的にお役立ていただけますと幸いです!
クリックできるもくじ
「マンモス幼稚園=個性が伸ばせない」は一概には言えない
まず最初に声を大にして言いたいのは、小規模園だからと言って個性を伸ばせるとも限らないし、マンモス園だからといって個性を伸ばせないとも限らないと言う点。
息子が通う幼稚園は400人ほど園児がいますけど、その分先生が多くいるし、集団生活を大切にしつつも個性ばりっばり伸ばしてくれます。
個性を尊重してもらえるかどうかは幼稚園の規模というより、その幼稚園の教育方針が影響しますよね。
私が見ている限りでは、息子の事を十分に理解してくれて、良い部分を伸ばしてくれているように感じる事こそあれ、息子の個性をないがしろにされているように感じた事は一度もありません。
だから「個性を伸ばしたいなら小規模園」「大規模園では個性は伸ばせない」というような噂には惑わされないで欲しいですね。
大切なのはあくまでも幼稚園の教育方針です。
マンモス幼稚園の弱点(デメリット)は「行事」と「柔軟性に乏しい」点
マンモス園の最大のデメリットはずばり幼稚園行事でしょうね。
だって園児400人いたら保護者だけで何人?っていう人が集まる訳ですよ。
運動会は我が子がどこにいるのかわからない…マンモス園の園行事
息子の幼稚園は運動会の場所取りで開門前に並ぶ事を禁止しているんですけど、まぁ並ぶ人は並びますよね。
うちは並びませんけど並ぶ人は並ぶんですよ、前日の16時とかから。
幼稚園の前で一晩どうやって過ごしているのかはわかりませんけども。
運動会の場所取りをするか否かについて書いた記事もありますので興味ある方はお読みいただくとして。
で、仮にいい場所が取れたとしても、必ずしも自分の子どもが真正面から見られるとは限らないわけ。
だって400人ですよ?
しかも全員が同じ体操着よ?
年少・年中・年長それぞれ5クラスあったとして1クラス27名。
ということはつまり、30名弱が同じカラー帽子被ってるって事ですよ。
遠めから見て、この30名弱の中から我が子を見付ける事がどれだけ大変か。
いや女の子ならまだ髪の毛の長さや結び方で判別つきますよね。
うち男子だから。
かけっこの時、よその子をズームしちゃってた…なんてこと毎年経験してますからね????
ええ~じゃぁ帽子に目印つければいいのに~
ああそう思いましたよねそうですよね。
残念ながら400名もいるとカラー帽子装飾も過熱の一途をたどり、園から「装飾全面禁止令」出ちゃいました。
大きな園は舵取りが難しい!だから融通はきかない
カラー帽子の装飾全面禁止令の発令のように、ダメなものはダメ、マンモス幼稚園は融通が利かない事が多い気がしますね。
っていうのは、少人数の個人店よりも大企業の方が舵取りが難しいのと同じで、とにかくちゃんと決まりやルールを作らないと、穴を掻い潜る保護者の数も多いわけですよ。
先ほどから例に挙げているカラー帽子。
最初は装飾オッケーだったんですよ。
でもみんながワッペン付けるから我が子が目立たなくなるでしょう?そしたら今度は頭にポンポンみたいなの付ける人が増えてきて…そのうちウサギやミッキーさんの耳とか付けてくるようになって…カラー帽子の意味ないほどに装飾しちゃう人まで出てきて…
はい装飾禁止!
息子が入園する前は、給食の注文やキャンセルが前日まで出来たのに、とりあえず全部給食にしといてお弁当作れる日はキャンセルしちゃえ☆ …みたいなライフハック的裏技として横行したせいで、月1でしか申し込みできなくなってしまったし…
預かり保育も「クラスのママ達でランチ会しよ~☆」っつってクラス全員が一斉に利用しちゃったりする事が度々あった事により、仕事・介護・通院以外では預かり保育が利用できなくなってしまいましたしね…
あぁ他にも、バスね。
「今日はいつものバス停ではなくこのバス停で降ろして下さい」っていうのも、以前はオッケーだったんですよ。
でもこれもライフハック的に流行しちゃって、いかなる事情でもNGになりました。
良識ある人が、例えば本当に体調が悪くて明日はお弁当を用意できない、通院のためいつものバスの時間に間に合わないから違うバス停でお迎えしたい、こう思う時もあるでしょう。
幼稚園としても事情は事情として理解出来るんだけど、1人を融通させちゃうと他がね…大変な事になってしまうから、決まりやルールで線引きするしかないんですよね。
マンモス幼稚園の強みは「知らない人の方が多いから関係が希薄」
では逆に、マンモス幼稚園のメリットをお教えしましょう!
それは何といっても、知っている人より知らない人の方が多いから、保護者同士の関係が意外や意外にも希薄だということ。
マンモス園だからといって派閥があるとは限らない
え?
「人数が多いから派閥とかあるんでしょう?」って?
んーーーー派閥。
そうね、派閥。よくそういう話聞きますよね。
でもさぁ良く考えて?
顔見知りのママと顔見知りじゃないママが同じ空間にいたらさ、そりゃ奥さんだって顔見知りのママと話すでしょ。
わざわざ顔見知りじゃないママと話す??
つまりそういう事なんですよ。
派閥だと思えば派閥かも知れないけど、基本的にはただの仲良しな人たちってだけ。
息子の幼稚園は派閥っていうほどの派閥はないし、何ていうかサラッとしてます。
知っている人より知らない人の方が多い、マンモス園
息子の幼稚園の人間関係がサラッとしているのは、幼稚園側が保護者同士の交流をそれほど重要視していず、なおかつ役員もないっていう事だけではなく…
まず人数が多く、いつもいつも顔を合わせられるという訳ではないから関係が希薄っていうんですかね。
そして知っている人より知らない人の方が多いから、逃げ場が沢山あります。
例えば小規模園で相容れないお母さんがいたとして、そのお母さんが仲良くしているグループに近寄れない場合、めっちゃ疎外感を感じるでしょ?
でもマンモス幼稚園の場合、「相容れないお母さん&愉快な仲間たち」以外のお母さんの方が圧倒的に人数が多いから、仮に「合わないな~」と感じる人がいても、そんなに気にならない。
小規模園だと目立ってしまう群れないお母さんも、マンモス園だと全く目立ちません。
これ本当に気楽でいいですよ。
マンモス幼稚園・大規模幼稚園に入園させて後悔は…ない!
大規模な幼稚園に入園させて後悔があるかないかで言えば後悔はないです。
私のように、なんかもうママトモとかめんどくせぇなっていうタイプにとって、その他大勢にまぎれる事の出来るマンモス幼稚園は快適。
全てが事務的に進んでいくのも煩わしくなくていいです。
ただしいてあげるとすれば…
やっぱ運動会で違う子をズームしちゃったのが悔やまれるよね!!!!!
でもその程度。
人間関係のトラブルもないし、結局いまだボスママが誰なのかに気付く事もなくもうすぐ卒園です。
マンモス幼稚園のメリットデメリットを【実体験】で解説!大規模園で後悔はある?さいごに
この記事を書いているのは息子の卒園まであと半年といった時期。
振り返ってみればあっという間に過ぎて行った幼稚園生活です。
我が子により良い環境を、と願いこの記事にたどり着いた奥さんに1つお伝えしたいのは、「色々噂されているより、幼稚園生活って楽しいですよ」っていうこと。
この記事が奥さんのヒントになりますように願っています!