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管理人は典型的なHSS型HSPです。高齢出産で子どもは1人。HSPの生きづらさや、子育ての困り事、暮らしの情報を発信しています。
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子どもの泣き声にノイローゼになりかけた私が実践した対処法とあなたに伝えたいこと

子どもがギャン泣き系、泣き叫び系で、パワフルな泣き声にストレスを感じてノイローゼになるかと思ったほどに追い詰められました。そんな時に私が実践した意外な対処法と今だからこそ伝えたいことを紹介します。

うちの息子はめっちゃくちゃパワフル系赤ちゃんで、泣き声が本気でハンパなかったんですね。

プラス、私は心配性で人目を気にするタイプだし、ご近所に響き渡ってクレームでも入れられたらどうしようと、息子が泣きだすと家の窓を片っ端から慌てて閉めたのを今でも覚えています。

子供が泣き出すとこちらまで焦ってしまったりイライラしたりしますよね。

息子が入園してようやく密着育児を卒業した今、ワンオペ育児と密室育児の当時を思い出すとどこにも逃げ道がなく、よく育児ノイローゼにならなかったなーと我ながら感心します。

というより、当時の記憶が半分ぐらいぶっ飛んでるので、ノイローゼ1歩手前ぐらいまで来ていたのかなと思うんですけどね。

それはもう、つんざくような泣き声で…

今、ここを読んでいる奥さんはきっと、追い詰められて藁にも縋るような思いでいる事と思います。

どのサイトにも「イライラしたら一回トイレに行く」とか「5秒数える」とか書いてあるけど、いやいやいやいや泣き叫ぶ赤子ほっといてトイレ行けてたら苦労してないから…

というわけで、赤ちゃんのそばを離れず、ママの感情も静まって、なおかつ数年後には良い思い出になる方法を、お教えしちゃいます。

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子どもの泣き声にノイローゼになりかけた私を救った方法は「動画を撮ること」

…わかりますよ、わかります。

おいおい、このブログの筆者、頭がおかしくなっちゃったんじゃないの?と思うのもわかります。

でも、

  • 危険がない
  • 体調が悪くない
  • 不快な事がない
  • お世話は済ませている

という状態ならば、泣き叫んでいる子どもにカメラを向けてみてほしいんです。

子育てを終えた友人が「泣いてるところは絶対に撮るべし」と教えてくれた

幼子を抱え、実家に頼れずママ友もいず、1人高齢出産で体力と気力に余裕のない私に友人が言ったんです。

「もし赤ちゃんが泣いてストレスだったら写真撮るかムービー撮るといいよ」って。

その友人は2人の子を育て、もう高校生。

20代で出産し、私がまだ遊びほうけていた頃に、しっかりと地に足を付けて子育てを一生懸命してきた友人のアドバイスは、私にとって少し不思議な物でした。

そう、今この記事を読んでいる奥さんが感じているようにね。

真正面から付き合うと、時に追い詰められるので

子供が泣いていたら写真?
いやいや、子供が泣いていたらちゃんと相手してあげるのが愛情でしょ…なにを言っているの?

私はそう思ったんです。

育児の先輩である友人は、どれだけ子どもに手をかけたとしても「もっと子供と一緒に笑って過ごせばよかった」「怒ってばかりいないで、もっと楽しく過ごしてあげたかった」と絶対に思う、と言うのです。

だから一生懸命応えようとして追い詰められるより、少し手抜きをした方がいいと。

泣いた子どもに真正面から付き合おうとすると、泣いている理由をくみ取って理解して、その気持ちに寄り添いなだめる事になりますね。

そうしているうちに、お母さんも辛くなっちゃう。

まだ泣く子どもに、こんなに何もかもしているのに一体何が不満なの?って思っちゃう事もありますね。

そして時に自己嫌悪に陥る事もあります。

子どもが泣いた時に動画撮ったら、いい感じに気持ちが鎮まった

結局わたしは、「そんな事言っても、泣いてる時に動画なんて撮れないよ」と思いながら友人との話を終えたんですね。

でもそれ以降、息子が泣き叫んだ時に友人の「動画を撮ってみて」という言葉が思い出されて、

それである日、息子がぎゃん泣きしている時に動画を撮ってみたんです。

そしたらなんていうか、いい感じに、私の中の「何で泣いてるの!」がスーッと鎮まったんですね。

もちろん最初は罪悪感たっぷりで、「子どもが泣いているのにスマホを向けるなんて、ダメな母親なんじゃないか」なんて思ったりもしたんですけども。

でもダメとかいいとかよりも、私はまず自分が勝手に追い詰められる事から逃れる方法が必要だったんですね。

赤ちゃん・子どもが泣き叫んだら、カメラかスマホでムービーを撮る事で、ママのイライラが鎮まる

それではなぜ、ギャン泣きする息子を動画に撮った私のイライラが鎮まったのか、

これは私の経験則ですが、その理由をお話しします。

怒りのピーク5秒を結果的にやり過ごせる

手を尽くしても子どもが泣き叫ぶとき、「なんで泣いてるの!」という感情が、怒りみたいになっちゃって、

息子がギャン泣きするとカッとなってしまう。スイッチが入ってしまうんです。

で、こういう時に「怒りのピークは5秒だから、5秒数えるといい」とか言うんですけど、そんな事できてりゃ苦労しないわけ。

「5秒数える」をメインにしちゃうと数える余裕ないんだけど、「子どもが泣いたらカメラを用意して動画を撮る」という行動を癖付ける事で、怒りのピーク5秒が経っちゃう

ただ5秒を数えるのって、自分の意識を動かすわけだから、その意識が怒りに向いちゃってるとなかなか5秒数えられないと思うんですね。私にはムリだったし。

でも感情が高ぶっていたとしても手は動かせますよね。

そう、スマホのカメラを起動させればよいのです。

何で泣くの!と思ったら手を動かす。

手を動かしてるうちに5秒経ってる。

子どもにカメラを向ける頃には怒りのピーク過ぎている、という好循環に持っていけます。

何をしたって泣き止まない時に、力を抜いて子どもと付き合える

もちろん赤ちゃんの頃は、お腹が空いたとか暑いとか心地悪いとかげっぷが出ないとか色んな理由で泣きますよね。

でも、なんていうか、ある時期…そうですね、私が思うに黄昏泣きぐらいから、なんかもう何をしても打つ手がないというか、泣きたくて泣いてるのかな?みたいな時が来ます

こういう時にママは一生懸命に子どもに応えようとするわけなんだけど、

一生懸命応えようとしても泣きたくて泣いているのだから泣き止みません。そんな時期があります。

一生懸命さって、時にママ自身をじわじわと追い詰めていくんだと思うんですね。

だから良い意味で「一生懸命にならないようにする」事が大切なのではないかと。

「泣いてもほっとけばいいよ」「5秒数えるといいよ」は私には理想論だった

子どもが泣き叫んで困っていると、

  • 泣いてもほっとけばいいよ
  • 5秒数えるといいよ

という声をかけてもらう事があるんですけど、私にとってそれは理想論でした。

泣いてほっておくことはできなかったし、5秒数える余裕もなかったんですね。

育児の先輩は「泣かせれば心肺も鍛えられるよ」とか言うけども

何をしても泣き止まなくて、熱もないし元気だしなすすべがない時に、育児の先輩はよく「泣かせておけばいいよ」とか「泣くことで心肺鍛えられるから」「ほっといて大丈夫」とか言うんですよね。

でも私はムリでした。

あまりにも大きな声で泣き叫ぶので、とてもとても…ほっといて何かをできる状態じゃない。

というか、わが子の泣き声って心がざわざわするっていうか。

しかも私の場合は実家も離れているし、近くに児童館もない(というかそもそも児童館とか苦手)、さらに自分の身体が出かけられる状態じゃなかった事もあって、

息子と1対1でつきっきりこもりっきり状態でしたから、追いつめられるいっぽう。

赤ちゃんが泣くのはママへの非難ではない

赤ちゃんにとって、泣く事は意思表示。

でも私たち母親にとっては泣き声がまるで非難のように感じてしまう事がありますよね。

それって「泣く」事を私たち大人と同レベルで考えるからなんですよね。

赤ちゃんにとっては、悲しくて泣いている訳でもママを咎めるために泣いている訳でもない。

そして友人は言いました。

成長して振り返ってみると、子どもが笑顔の写真は沢山あっても、毎日あんなに泣いてばかりだった我が子の泣き顔の写真がほとんどない事に気付いたって。

「泣き顔も我が子の大切な表情、何で撮っておかなかったんだろうって絶対に思うよ」と。

1日も早く、子どもが泣かなくなる日が来てほしいと思っていた私にはけっこう衝撃的なアドバイスだったんです。

子どもが泣いたら動画を撮るようにしたら、泣いている姿が可愛いと思える余裕がでてきた

もうほんと、最初はワナワナと手が震えていたと思います。

なんで泣くの。
なにがそんなにダメなのって、まるで自分が責められているように感じていましたからね。

でも動画を撮るようにしたら、1回目より2回目、2回目より3回目、3回目より4回目と、子どもが泣いている姿が実は可愛いという事に気付いたんです。

時にはザブングルの「悔しいです!!」みたいな顔で。

半沢直樹みたいな顔してなきだし、この世の終わりのような顔に変わり、何故か手を前で祈るように握って真っ赤な顔で泣く、というスタイルの時期もあったし…

今度は、下唇をめっちゃ突き出すというスタイルになった時もあったし…

時には奇声を発しながら。

ある日はどんぐりが思うように沢山持つことが出来ずにブちぎれた事もありましたっけ。

成長とともに泣き顔パターンが変わったりもして、なかなか面白いんですよ。なんて、今悩みのさなかにいる奥さんに言ってもきっと、昔の私のように「そんなバカな…」と思うかも知れませんけども。

赤ちゃんや子どもが泣いて追い詰められるのは、良いママの証拠◎

私は、ギャン泣き系・泣き叫び系の子どもを持ち、なんとかやり過ごしてようやく小学校に入学させるまでたどり着いた、子育てのちょっと先輩なので、断言しちゃいますけど、

今ここを読んでいる奥さんが、自分の子どもの泣き声に追い詰められているのは、良いママの証拠ですよ。

他人の子どもがギャン泣きしてても、「あらら、大変だな」としか思わないでしょ?

カッとしてしまったり、強くストレスを感じるというのは、一生懸命子供に向き合っている証拠。

だから、泣き叫ぶ子どもに対してストレスを感じたりイライラする事を、あなたは自己嫌悪する必要はないんです。

「いつもニコニコしているお母さんになれなくてごめんね」なんて思う必要もないし(私は思っちゃったから言うけど)、母親失格だからストレスを感じるのではないんです。

みんな、可愛くて可愛くて仕方のない我が子に、時に腹を立てながら時にストレスを感じながら、子どもと一緒に成長して行くのかなって思う。

泣き姿は子ども本人にも好評、親子で笑い合える日が来ます

泣いてばかりだった息子も今は6歳になり、泣き虫の部類ではありますが「意味もなく泣く事」はなくなりました。

小さなときに母を手こずらせた得意の「泣き」の写真や映像を成長した息子と観る時間はとても楽しい!

息子も、自分が大泣きしている映像を観て爆笑しています。

息子のお気に入りの泣き動画は、ハンバーグのおかわりがなくてギャー!!!!と金切り声をあげて泣き叫んでいるやつですねw

口の周りソースだらけで、ピッチピチのタンクトップで泣き叫んでいてほんと可愛いし笑ってしまうw

これはどうして泣いていたの?何があったの?というエピソードで時々盛り上がってます。

息子本人もなぜこんなに泣いているのか覚えている物もあって、「あの時はこういう気持ちだった」って教えてくれることも!

アルバムにも必ず泣き顔特集ページを作るぐらい、子どもにも私たち親も、そしておばあちゃん達にも好評なんですよ。

子どもの泣き声にノイローゼになりかけた私を救った方法は意外なアレ!良い思い出にもなりますよさいごに

赤ちゃんの泣き声にストレスを感じたり、イライラしたりするという事は、それだけお母さんが一生懸命に赤ちゃんの要求に気付こうとしている証拠なのですよ。

育児をしていると、その瞬間その瞬間は何の余裕もなく、客観視も出来ません。

広い視野を持つこともできませんよね。

1歳の時は1歳の大変さ、2歳の時は2歳の大変さ、3歳の時は3歳の大変さ…と、その時その時で大変さは違えど、いつまで続くのかもわからない大変さに心が追い詰められる事も多くあります。

その渦中にいる時、一生続くような錯覚に陥る事も。

心のどこかにとどめて置いて欲しいのは、必ずその日は過ぎていくという事です。

真正面から向き合う事が辛いと感じたら、ぜひカメラを。

もちろんスマホのカメラでOKですよ。

感情的になる事をおさえ、クールダウンに効果的なのでお試しくださいね。

この記事が奥さんのヒントになりますように!

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