徹底解説!リトルキディーズって本当に便利なの?つけっぱなしで大丈夫?口コミと感想!

自転車用チャイルドシートのカプセル型レインカバー【リトルキディーズ】は、私の子育てを超楽にしてくれたアイテムの1つ。4年間実際に使用して感じた、便利だった点・不便だった点を徹底解説します!
子ども乗せ自転車のレインカバーの中で、断トツで視界が広く保てるカプセル型のリトルキディーズ。
かつては「販売すると2分で即完売するレインカバー」と言われ、今までのレインカバーと比べてもおしゃれなので気になっている…、という奥さん、ようこそ。
リトルキディーズの事を調べようとすると「即完売!」「即完売!」と書かれているサイトありますけど…
リトルキディーズは企業努力により生産量アップして今ではそうそう完売する事はありませんはい編集部~~~ちゃんと仕事して!!!!!!!
慌てなくても大丈夫なので、この記事を読んでゆっくり検討して下さいね。

まぁ私も買う前はものすっごく悩みましたよ。
だってレインカバーに送料入れて約10,000円よ??
- 値段に見合うものなのか。
- 布じゃないから乗せにくいって噂は本当なのか。
- 評判良すぎるから逆に怪しい。
この辺が気になって気になって…
でもいざ購入してみたら、便利過ぎて私の子ども乗せ自転車生活にリトルキディーズは欠かせないものになってしまいました!
この記事では、リトルキディーズのメリットだけではなく、不便だな~と感じる点も書いていきますので参考にして下さいね。
しょっぱなから否定で申し訳ないんですけども。
まず先に言っちゃうと、雨が降り出したらサッと装着して普段は畳んで持ち運びしたい、という方にはリトルキディーズはお勧めしません。
なぜかというと、そういうモノではないからです。
レインコートと同じような柔らかい素材を使ったレインカバーは小さく畳めるのと、多くは上からずぼっと被せるような感じになりますので、小さく畳んで必要な時だけ装着する事が可能ですよね。
その分、視界が狭く、形が維持できないので圧迫感があるなどのデメリットもありますけど、
「サッとつけてパッと外せる」を重視する方は柔らかい素材の従来のレインカバーをおすすめします。
リトルキディーズは、基本的にはお天気によってつけたり外したりするのに不向き。
レインカバーは毎回外したい、雨が降った時にだけサッとつけたいという方にとってリトルキディーズはちょっと不便かも。
部品をしっかりとチャイルドシートに着けて、カプセル部分を組み立てて固定する、というモノなんです。
雨が降り出してから外で慌てて装着するタイプではありません。(できなくはないけど)

次の章で、リトルキディーズの口コミでよく見かけるデメリットを解説していきます。
私が購入する時に、絶対に後悔したくないと思って、どこかに悪い評価がないかデメリットがないか、徹底的に調べたんです。(安ければここまで調べない)
リトルキディーズは評判が良く高評価レビューが多いので、どこかに落とし穴があるんじゃないの??と疑いたくなっちゃう性分で…
よく見掛けるデメリットはこの3つ。
- 装着しづらい。時間がかかるから雨が降ってからだと間に合わない。
- 乗せ降ろししづらい。
- 暑い日は使えない。
ある程度想定して購入に踏み切った私が、実際に使ってみてこれらデメリットは実際どうだったのかを解説します。
つけっぱなしタイプだから手軽に装着しづらい?
先ほどお話ししたように、リトルキディーズはパッと簡単に装着できるタイプではありません。
ですがこれは、リトルキディーズがカプセル型で視界を広く保てるというメリットの裏返し。
簡単に付け外しができて携帯性の良いレインカバーに個室内が広く保てるものはないんじゃないかな…と思います。
装着しやすさについて、最初は説明書を読みながらなのと確かめながらなので確かに少し時間がかかります。
でも慣れてしまえば気にならない程度。
チャイルドシート側のパーツをつけたままなら、5分もかかりません。

私の場合、基本的に秋から春まで、ほぼつけっぱなしです。
暑い時期にしばらく晴れが続くような時は外して家で保管する事もありますが、暑いシーズンは外出の予定がある日が雨の予報だったら前もって付けておきます。
あ、(いちいち雨の予報とか気にして前もってつけておかなくちゃならないの…?めんどくさい!)って思いましたか?
全くそんな事ないです。
のちほどお話しする”メリットの部分”が大きいのと…
子どもと自転車に乗るのだから、どちらにしてもお天気ってもともと気にしません?
リトルキディーズは乗せ降ろししづらい?
これもリトルキディーズのデメリットとしてあげられる点ですね。
私は最初からリトルキディーズを使っているのでそこまで「乗せ降ろしに手間がかかる」とは感じないんですけど、
- ソフトタイプのレインカバーからの買い替え
- 子ども自身に乗せ降ろしさせたい
という方は乗せ降ろししづらいと感じるかも知れません。
ソフトタイプのレインカバーだと、ファスナーを開けるか隙間から座席に自分で座ってもらう事が出来るものが多いんですよね。

リトルキディーズはカプセル型を維持するためにしっかりしたワイヤーが入っているのと、やっぱりしっかりしたスナップボタンで足元のパーツと本体パーツをとめています。
そのため、
↓こうする時は、足元パーツとのスナップを3つ外す必要があって、

↓こうする時はファスナーの開閉だけで開けられるけど、盗難防止ワイヤーを付けていると開かない、というジレンマに陥ることに。

リトルキディーズは以前、手に入りにくいレインカバーで高額だという理由から盗難される事もあったんです。
本体には両サイドにワイヤーロックを通す穴があるので、そこにご自身で用意したワイヤーロックを通せば安心。

\ 例えばこういうもの /


ところがこのワイヤーロックホールを使うと、

↑このように後ろ側を開ける事が出来ないんですよね。
んーーーー私が気付いていない良い方法があるのかな?普段開け閉めしないという想定で片側のパネルにだけワイヤーロック付けるのが正解なのかな…
私はスナップボタン3つ外す右空きで乗ってもらってます。
乗ってない時はボタン外した状態なので、そんなに面倒でもないですね。
暑い日は使えない?
リトルキディーズは普通のレインカバーと比較すると透明部分が多く、視野が広いのが特徴。
一般的なレインカバーは透明部分のポリ塩化ビニルという素材が少ないので視野が狭い、
でもリトルキディーズは透明部分であるポリ塩化ビニルを多く使っているから視界が広いんです。
視界の広さというメリットが手に入れられる代わりに、直射日光にさらされやすいデメリットが産まれてしまうというジレンマがあったんですね…
ただそれも、バージョンアップと共に改善されています!

私がリトルキディーズを使い始めた当初と違い、2020年現在は夏の対策として次のように変わっています。
- ver.3から紫外線UVBを100%カットする透明ビニールを使用。
- 2019年にリトルキディーズ専用のサンシェードパーツが発売。(別売り)
実はver.3以前も紫外線カットはされていたそうですが(知らなかった…)、新しいビニールはこのように数値が変わりました。
従来品 | 新製品 |
---|---|
UVB82%(初期値91%・1年経過時82%) | UVB100%(初期値100%・1年経過時100%) |
UVA45%(初期値74%・1年経過時45%) | UVA75%(初期値82%・1年経過時75%) |
数値が大幅に改善されていますね。
▼サンシェードは別記事にレポしています。実際に装着した画像もありますので、合わせてお読みくださいね。
ただ、紫外線カットビニールを使っていたとしても、熱中症対策はまた別物。
リトルキディーズに限らずどんなレインカバーでも、暑い日に閉め切って使用する事は熱中症リスクが高いです。
万全の対策をして下さいね。
\こんな風に全開もできます/
それでは私が実際に感じている、リトルキディーズのメリットをお話ししていきましょう!
私はもともと外に出るのが好きなタイプではないのですが、リトルキディーズを使うようになって、今まで億劫だた雨の日や寒い日の外出が超楽になったのを今でも覚えています。
レインカバーという役目だけでなく、購入した時は思ってもいなかったメリットがありました。

子どもが寝てしまってもちょっと安心
私、リトルキディーズ装着前ってレインカバーの類を付けてないそのままで子どもを自転車のリアシートに乗せていたんですけど…
子どもが寝たら頭が横からとび出ません?
とび出るまで行かなくても右に左に揺れるから、こっちもグラグラ揺れちゃうからヒヤッとするし、狭い道を走る時に子どもの頭がぶつかる心配や、ベルトから肩が抜けてしまう事もあったりして…
めっちゃコワイ!
リトルキディーズをつけてから、頭が大きく左右からはみ出る事はなくなりました。

リトルキディーズは強いワイヤーとバー2本でしっかり形が固定されているので、ある程度は支えになってくれます。
あくまでもある程度なので、絶対にはみ出ないとは言い切れないし安全性が保障されている訳ではありませんので過信は禁物ですけどね。
砂ぼこりなどから子どもを守ってくれる
あとは砂ぼこりから子どもを守ってくれる感じも気にいっています。
黄砂や砂ぼこりが酷いとき、自転車を運転していたら砂が目に入って痛い経験したことはありませんか?
お母さんと同じように、子どもも砂ぼこりや黄砂に曝されているんですよね…
砂ぼこりだけならまだしも、黄砂とかPM2.5、花粉。子どもに浴びせたくないものって結構多いんですよね。

そういえばリトルキディーズの口コミで「汚れが付く」みたいなのを見掛けたんですけど、いやいやいや、もしカバー付けていなかったらそれだけの何かを子どもが浴びていたということですからね???
レインカバーなんて汚れてなんぼでしょ!
そして、オシャレ
正直言って性能の他に、見た目がいいという点もリトルキディーズのメリットですよね。
私…普通のソフトタイプレインカバーの「もっさりした感じ」が好きじゃないんです…性能の良さを追求したレインコートと同じようなダサみを感じるというか(すみません)。
最近は性能だけでなくおしゃれさを追求したレインカバーも多くなったにはなりましたけど、足元パーツが総じてもっさりしてる。昔の先生が腕に着けてたやつみたいな。
リトルキディーズってどこをとってもスッキリしてるんですよ。
無駄がないデザインで、生活臭がしないでしょ?
子ども乗せ自転車ってただでさえ生活感出ちゃうじゃないですか(私なんて特にね)。
リトルキディーズだと、「あえてこれ、選んでます」って感じがするのも好き。
さてリトルキディーズのデメリットとメリットをお話ししてきました。
リトルキディーズは私のママチャリライフに欠かせないレインカバーだし、外出が楽しくなったアイテムなのですが、私と同じようにリトルキディーズ買った方がいいよ!と自信をもっておすすめできるのはこんな奥さん。
- 自転車に乗せるために毛布を巻いたり防寒対策をする手間を省きたい。
- PM2.5や黄砂・花粉や砂ぼこりから子どもを守りたい。
- 子どものはみ出しが心配。
- 子どもがレインカバーを嫌がって悩んでいる。
- 普通のレインカバーのファッション性が好きになれない。
こういう奥さんなら、リトルキディーズ買ったら1ヶ月後には「もう手離せない!」って言ってると思いますね。
そうは言ってもリトルキディーズは10,000円。
正直言って、どんなに良いモノだとわかっていても、ためらうその気持ちわかります。

私はリトルキディーズの「あぁここがこうなったらいいなぁ」という所がピンポイントでバージョンアップの際に改善されるのが好きで、実は今使っているものは4代目リトルキディーズなんです。
なぜそんな事が出来るのかというと、古いモノをフリマアプリで必要な方にお譲りしているからです。
その時その時、状態に応じて違いますが、私はだいたい5,000円ぐらいでお譲りしてます。
はっきり言うと、4,000円~5,000円ぐらいで買えるレインカバーってあまり性能が良くないので、妥協して4,000円ぐらいのレインカバーを購入するのなら、思い切ってリトルキディーズを購入して、大切に使って最終的にフリマアプリで譲る方が、ママチャリライフが捗りますよ。
もっとお得にリトルキディーズを購入する方法は、楽天カード新規入会キャンペーンを利用して、特典ポイントを受け取ってから購入することですね。
カード発行と利用でもれなく5,000ポイントが付与されるだけでなく、
- 楽天カード利用で楽天市場のポイントが倍付けされる。
というメリットもあります。
5,000ポイントは、①受け取り申請をして2,000円、②1円以上使って3,000円の2本立て!
複雑に思われがちですけど、やってみたら簡単でした。

楽天カードはポイントが貯まるって評判だけど、煩わしそうで後回しにしている…という方、リトルキディーズ購入でお役立て下さいね。
私にとって、育児用品の中で断トツといっても過言ではない程に「早く買えば良かった!!」と思ったのがこのリトルキディーズ。
寒い日のお出掛けも、雨の日の送り迎えも、私の気持ちを軽くしてくれて楽しくしてくれた存在です。
パッとまとめると、
- 自転車で出掛ける際に防寒対策しなくていい。
- 雨の日だけでなく、風や寒さ、砂ぼこりから子供を守る。
- 視界が広く圧迫感がない。
- レインカバーの中でもダントツでオシャレ。
- 子どもが寝ちゃった時も頭がはみ出さない。
- 幼稚園の駐輪場で颯爽と去る事が出来る。
- 使わなくなったらフリマアプリで必要な人に譲る事が出来る。
こんな感じでしょうか。
我が家は息子がもう7歳なので、リトルキディーズに乗せて2人で風に吹かれる生活は終わってしまいました。
子ども乗せ自転車に子どもを乗せて自転車で出かける事って、時に大変でもあります。
でも、それが出来るのは本当に人生のうちの一瞬で、あっという間に過ぎちゃう親子の時間なので、奥さんにはぜひできるだけ楽をして楽しく過ごして欲しいなって思います。(子育てしてるとなかなか難しいけど)
この記事が奥さんのヒントになりますように!