幼稚園やこども園の役員決めについて解説します。役員決めの時期がいつなのかや、私が実際に幼稚園の係決めで後悔した体験談から、引き受ける場合と引き受けない場合のメリットデメリットも解説。
幼稚園の役員決めって「めんどくさい」とか「後悔する」とかマイナスな評判が多くないですか?
私自身、そのマイナスな評判を真に受けて(一体いつ役員決めが行われるのだろう…)と戦々恐々としていた記憶があります。
結論をいうと、役員決めは進級早々にあります。
で、私自身は“めんどくさそうだから”という理由で立候補しなかった事を後悔しました!
この記事では、私の体験談を元に、幼稚園の役員決めについて徹底解説します◎
幼稚園の役員決め・係決めの時期は入園・進級後、始めての保護者会
園により多少違いがあるとは思いますが、だいたい進級して始めての保護者会で行われることが多いようです。
入園・進級後始めての保護者会では自己紹介がある事が多く、クラスごとに面通ししつつ役員や係を決めます。
幼稚園の役員や係はどんな種類があるの?親の負担は?
幼稚園の役員や係は、
- 会長
- 副会長
- 書紀
- 会計
- 懇談会セッティング
- 遠足等の行事サポート
- バザーの企画運営
- 卒園対策委員
…などなどが有名どころ。
ではありますが、これははっきり言って園により様々です。
親の負担が大きい園もあれば、親の負担が殆ど無い園もある
ちなみに私の住まいの地域の近隣幼稚園を比較しただけでも、運動会の入場門等の飾り付けから卒園アルバムまで親が作る園もある一方で、ほとんどのことを園で行ってくれ、卒園対策委員すらない園もあります。
どちらも同時期に私立幼稚園から幼稚園型認定こども園に移行した園です。
うちは後者の、保護者の出番が少ない園を選びました。
役員や係が園に集まる頻度も園により大きく違う
これも園によって本当に千差万別で、私の子どもが通っていた園では係になったら1年で1回、多くて2回ぐらいしか集まらなくてオッケーでした。
でも私の妹の子どもが入園した幼稚園は週に2日ぐらいは園に行かなくてはならなかったみたい。
園の教育方針にある程度比例している
あくまでもそういう傾向なのではないかという憶測の域を出ませんが…
親や大人との関わりを重視していたり、たとえば給食がないお弁当のみとか入園グッズはすべて手作り推奨だったりする園は、だいたい役員や係も親が関わる機会が多いように感じます。
私の子どもの園は大規模園という事と、どちらかといえば子どもの社会を重視していて園にお任せ下さいという園で、役員はなく係のみ、あっさりした感じでした。
幼稚園の役員・係決めの立候補で後悔した体験談
さてここからは私の体験談。
立候補制の役員・係決めで後悔したお話をお送りします。
立候補するママで即決まる役員・係
私はママ友ゼロで子どもを幼稚園に入園させたので、役員・係決めが行われる初めての保護者会の席で、知っている人が1人もいない状態でした。
だから、立候補したほうがいいのかとかもよくわかっていなかったし、まぁとにかく、役員にならないよう存在を消すことで精一杯だったわけです。
ところが、役員(係)決めは、立候補するママで即決まりました。
なぁ〜んだ!こんなにあっさり決まっちゃうの〜?!めっちゃ楽じゃん…♡
そう思っていました。
なんていうか噂では、「なかなか決まらない」とか「誰も立候補しないから嫌な空気になる」とか、
はたまた「ワーママと専業ママで押し付け合いになる」とか、そんなネガティブな事ばかり聞いていたので、本当に超ラッキ〜♡って思っていたんです。
年長に上がり「立候補しておけばよかった」と後悔
ところが、いよいよ年長に進級するとなった時、
(あれ…?これ、役員(係)やらないと、幼稚園にほとんど行く機会ないまま卒園じゃない…?)
と思ったのです。
私の子どもが入園した幼稚園は、ただでさえ親の出番が少ない幼稚園。
係になったところで1回2回、園に行く回数が増えるだけとはいえ、大きな機会です。
我が家は園バスを利用しているので、日ごろ幼稚園に行く機会と言えば、主に保護者会や園行事。
その他に子どもが延長保育を利用した時のお迎えや、遅刻早退の時ぐらい。
確かに保育参観で年3回、子どもが幼稚園の中でどういう風に過ごしているのか見る機会がありますけど…
でもそれって用意された機会なんですよね。
保育参観の場合、子どもも親が見ている事を意識しているから、子どもが普段通り自然な状態で幼稚園で過ごしている様子を見る機会ってほぼないんですよね。
それに気付いた私は年長の保護者会で係に立候補するも、結局立候補者が多くじゃんけんで負けて係になることはできませんでした…後悔…
上の子がいるママ達は園の様子を知る機会が意外と少ないのを知っている
年少の保護者会で役員(係)に立候補するママが多かったのは、皆さん「幼稚園での子どもの様子を見る機会が意外と少ない」という事に気付いているからでした。
少しでもその機会を増やすために、率先して立候補していたんですね〜。納得。
私も早く知りたかった…
こういう何気ない事を知ることができないのって、ママ友がいないデメリットかも。
幼稚園の役員はメリットもデメリットもあるので、無理なく引き受けるかどうか決めよう
幼稚園の役員はメリットもデメリットもあるので、比較した上で無理せず無理なく引き受けるかどうか決めるのがポイントでしょう。
園でのこどもの様子や、先生や他の保護者と交流でき、情報を得られるというメリットがある一方で、
場合によっては負担が大きくストレスに感じてしまう事もあるようです。
今は1号認定で仕事をしている人も多いので、仕事とプライベートを圧迫しないのなら引き受けても良いかも。
くれぐれも無理のない範囲で…という感じでしょう!