新一年生の登下校の付き添い、いつまでするものなんだろう…とちょっと悩ましいですよね。周りの子は1人で登校しているけどうちの子はまだ1人では登校できない…とか、心配で付き添いたいとか。私も同様に悩んでいましたが、今はこう考える事にしました。
息子の小学校は登校班はなく、集団登下校もしていません。
何でも至れり尽くせりだった幼稚園と違い、小学校っていきなり全部自己判断!って感じですよね。
そのため、長く付き添いをしている事がダメみたいな、なんかそんな風に感じてしまう事ってありません?
多くのお子さんはもう保護者抜きで子どもだけで登下校しているし、うちもそうしなきゃ…みたいな気持ちになっちゃうというか。
でも、我が家の前の道路が細く、坂のちょうどてっぺんでカーブしていて視界が悪く、歩道のない路側帯を歩かなくてはならない上にそこそこ交通量が多いので、息子の登下校に付き添っています。
心を鬼にして1人で行かせた方がいいのかなぁ…
…なんて思わなくもないんです。
でも私はしばらく登下校に付き添いする事に決め、開き直りました。
もし「いつまで付き添っていいんだろう?」「いつまで付き添えばいいんだろう?」と悩んでいる奥さんの参考になれば幸いです!
check子ども見守りGPS購入してみました>>子ども見守りGPSソラノメを実際に使った感想「精度・メリットデメリットをレビュー」
クリックできるもくじ
小学生の登下校付き添いは通学路の点検や見守りになる
私が息子の登校に付き添っていたのは、比較的近いところで登校中の小学生がトラックに…という非常に辛い事故があったからなんです。
もちろん、私が付き添っていたとしても、トラックが突っ込んでくるようなレベルの事故を防げるとは思っていません。
でも、冒頭でお話したように我が家の前の道路が細く、坂のちょうどてっぺんでカーブしていて視界が悪く、歩道のない路側帯を歩かなくてはならない上にそこそこ交通量が多いのです。
下校時にいたっては、その道路に配達のトラックが数台停まっている状態。
トラックを避けるように車道にはみ出て歩かざるを得ない時もあって、ヒヤッとする事があります。
そんな事から長らく子どもの付き添いをしているのですが、
付き添いをしている間に、何度か「付き添っていてよかったかも」と思う事があって、それからは堂々と付き添いしてます。
1年のうちに2回、通学路でケガをして動けない子に遭遇!
息子の登校に付き添っている1年のうちに2回、通学路で激しく転倒してケガをして動けない子に遭遇したんです。
その頃は付き添いをしている保護者の方が少なくなっていたので、ケガをした子は動けずにうずくまって泣いていました。
登校中の小学生も心配して周囲を取り囲んでいる状態でしたが、小学生なのでどうすることもできず。
そこに通りかかったのが私というわけですよ。
歩道のない狭い道の路側帯
さすがに2回もこういう事があると、いやもう息子の付き添いってより見回りおばさんって事でいいな????と思うようになりましたね。
保護者の付き添いが多い場所は不審者情報が少ない!
そしてもう1つ。
あくまでも体感なのですが、付き添っている保護者が多い通学路は不審者目撃情報が少ないと感じること。
統計を取ったわけではないし、人通りの多い少ないなどもあるのでしょうけど、
不審者の目撃情報が多いのは保護者があまりいない場所だという事は事実なんですよね。
多分ですけど、不審者とてあえて大人がウロウロしているところは選ばないのではないかと思うんです。
当番制の旗振りや地域のボランティアの方々がいる場所を埋めるように、私やその他数名の保護者の方が付き添いをしていれば、不審者にとっては居心地の悪い環境になるはず。
幸い私は毎日家にいるので、大人が見てるぞ…というオーラを放ち見回りおばさんやってます。
小学生の登下校付き添い、まずは不安を解消して登下校の自信をつける事を優先したい
私は私自身が心配なので付き添っているタイプですが、中にはお子さんが不安がって付き添いをしている、という方もいると思います。
そういう場合も、親御さんが可能な範囲で付き添ってあげて良いと思います◎
もちろん、お仕事の都合やきょうだいの都合などもあると思うので、あくまでもできる範囲で!
よその子はもうみんな付き添いなしで登校してるからなんていう基準はあまり意味ないと思いますね。
子どもが親を必要とする時期なんてあっという間に終わって、もう何年か先にはむしろ嫌がられるようになるはずだし、
子どもが不安を抱いている中、いきなりあれもこれも背負わせてしまうと、そもそも学校が嫌!って事になりかねませんからね。
人生のうちたった1年付き添ったってなんの問題もないと私は思ってます。
新1年生でももう1人で登校している子もいて、すごいなぁって思うのも確かです。
でも1人で登校できる子はお兄ちゃんお姉ちゃんがいたり、年上のお友だちが同じマンションや近所に住んでいたりします。たいてい。
あとは通学路が歩道が広く見通しが良いなどで、比較的安全な場合も。
置かれた環境は子ども1人1人違うし、その子の性格によりますよね。
うちなんて、通学路にもし信号のない横断歩道があったとしたら、左右の確認し過ぎていつまでも渡れないぐらい慎重ですし…
付き添いしている親御さん、思ったよりも多いですよ!
そのうち子どもに「恥ずかしいからついてこないで!」と言われる日が来る
いずれ子どもから「恥ずかしいからついてこないで!」と言われる日が来ると思っています。
自分が子どもだった時の事を思い出してみると、私自身と同じように心配性の父がいちいち何かにつけて様子を見に来たりする事がめちゃくちゃ恥ずかしかった記憶があるんです…
私は大丈夫なのに!!って。
お友だちが出来てくると、お友だちの手前かっこつけたくなる日が絶対に来るでしょう?
「恥ずかしいからついてこないで!」
「もう1人で学校行ける!」
そう言われた時が1人で登校させ時なのだと思うんです。
新一年生の登下校、付き添いはいつまでする?過保護?心配性?そんなの気にせずOK、さいごに
最初の1週間は登校の際に校門まで付き添いをして、次はこの曲がり角まで、それに慣れたらこの信号まで。そこから先は1人で行かせる…という方法を取っている方もいました。
下校の際も校門までお迎えに行く人もいるし、途中から付き添いする方もいます。
周囲に過保護と言われようと心配性と言われようと、子どもと親が双方納得して成長して行く事が一番いいのだと思っています。
時々我ながら(心配性すぎるかなぁ…)って思ったりもするんですけどね。
いずれ、我が子は親の助けを必要としなくなる日が来ますから、それまでは付き合うのもアリかなって思ってます。