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管理人は典型的なHSS型HSPです。高齢出産で子どもは1人。HSPの生きづらさや、子育ての困り事、暮らしの情報を発信しています。

ママの入院時に児童養護施設乳児院でのショートステイを利用した体験談【寄稿】

お母さんの急な入院で乳児院のショートステイを利用したNさんに、体験談を伺いました。もしもの時に頼る実家がない方の参考になれば幸いです。

ママが病気や手術や出産などで入院を必要とする際、子どもの預け先がない方もいらっしゃるかと思います。

私自身も、自身の入院手術を経験して、子どもを預けられる先がないという事の不安を実感しました。

幸い私の場合は計画的な手術入院だったこともありどうにかなりましたが、当サイトにもいくつか記事を書いていただいているNさんが、ご自身の入院の際に児童相談所を通じて短期入所を利用したという経験をお持ちでしたので、体験談をお聞きしました。

私のように実家から離れ、周囲に頼れる人がいない奥さんにぜひお読みいただきたい内容になっています!

それではどうぞ!

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児童養護施設・乳児院とは?

児童養護施設や乳児院というと、ちょっと敷居が高いように感じますが、実は厚生労働省のページにはこのような説明がされています。

児童養護施設は、保護者のない児童や保護者に監護させることが適当でない児童に対し、安定した生活環境を整えるとともに、生活指導、学習指導、家庭環境の調整等を行いつつ養育を行い、児童の心身の健やかな成長とその自立を支援する機能をもちます。

出典:厚生労働省

簡単に説明すると、児童福祉法に基づき一時的または中・長期的に預かり、家庭に代わって子供を保護してくれる施設のこと。

児童相談所では対応できない乳幼児の場合は、乳児院が委託され保護しています。

乳幼児や子供のショートステイ(短期入所)はどんな人が対象?

保護者が以下の条件のいずれかを満たす場合には、ショートステイ(短期入所)が可能です。

  • 病気・出産などにより入院する時
  • 親族などを看護する時
  • 災害や事故で養育ができない時
  • 冠婚葬祭・出張など社会的にやむを得ない事由により養育ができない時
  • 育児疲れ・育児不安

第二子の出産時に、上の子供さんが利用される場合もあるそうですよ。

乳児院ショートステイの利用手続き

子供がまだ3ヶ月に満たない頃、急な病気で入院することになりました。

期間は10日程度の入院でしたが、様々な事情から家族に任せることができない状況でした。

やむなく市役所に相談したところ、ショートステイの利用について知る事となり乳児院へ短期入所することになりました。

利用までの流れ

私の場合は急な入院だったので少しバタバタしました。

STEP

役所に相談

急な入院だった為、入院を告げられたその日に市役所に相談しました。

STEP

児童相談所を通じ、施設の空き状況を確認

STEP

翌日直接施設に行き、施設職員・市役所職員・母親で面談

書類に記入などします。

STEP

そのまま入所

私自身もその後その足で入院。

以上のように、急な入院でも翌日には子どもを預かってもらうことができました。

料金と支払い方法

自治体によっても異なるのと、当時の料金なので参考程度にお考えいただけると…

2歳未満児の1日あたりの料金

  • 生活保護世帯 無料
  • 非課税世帯  1,000円程度
  • その他の世帯 5,000円程度

2歳以上児の1日あたりの料金

  • 生活保護世帯 無料
  • 非課税世帯  1,000円程度
  • その他の世帯 2,500円程度

利用料金は引き取りに行った際に支払いました。

ショートステイの持ち物

紙おむつやミルク、衣類に関しても施設側が準備してくれました。

子供の生活用品で当方で準備したものは特にありませんでした

保険証や母子手帳は持参しました。

初めてのショートステイ:子供の反応と私の感想

児童養護施設も自動相談所も、これまで自分には関係のない場所だと思っていました。

また、自分の親族でもない人に子供を預ける事には不安がありました

ですが、面談の際に施設でスタッフの方とお話させていただき、安心して預けられる場所だと感じました。

まだ3ヶ月の乳児でしたので不安はゼロではありませんでしたが、スタッフは様々な資格を持つ方も多い育児のプロですので、民間の施設を利用するより安心して任せられると感じました。

子供の様子

急な環境の変化で、初めは泣いていたそうです。

数日後外出許可がおり、面会に行った際にははじめは少しぎこちない感じがしました。

子供は小さく親の顔も忘れてしまうのでは?と不安でしたが、面会時、抱っこをすれば泣き止み、あやせば笑ってくれる、そんないつも通りの姿も見られました。

ショートステイの間は母乳育児がストップ

ずっと母乳育児をしていましたが、施設に預けて入院している間はミルク育児となりました。

入院しながらも搾乳して母乳を維持。

退院後にまた母乳育児を再開しましたが、しばらくは飲んでもらえないこともありました。

また、乳児院ではおしゃぶりを使う事をはじめに聞かされました。

癖になってしまうかな?と心配していましたが、元の生活に戻った後はおしゃぶりを使うことはありませんでした。

子どもが体調を崩した際は…

ショートステイ中に、子供が軽い風邪をひきました。

乳児院には専属の小児科医がおり、定期的に診察してくれているそうですぐに薬を処方されました。

事前に記入した書類でもアレルギーの有無などの申し送りがされていますし、母子手帳も預けていますので、病気になった場合も心配ありません。

また、わたしの病気は水疱瘡のウイルスが原因で子供にも感染の可能性がありましたので、事前に知らせていました。

ショートステイの面会は厳重

面会に関してはかなり厳重でした。

というのも、子供を守る為には大切な事なので当然と言えば当然なのですが、面会ができるのは親族だけでした。

事前に電話連絡の上、面会専用の部屋での面会です。

なるべく日中、食事の時間やお昼寝の時間を避けて行きました。

さいごに

短期間ではありましたが、自分自身の身体の心配もある大変な時に、公的機関から助けられたという思いが強いです。

子供が5歳になった今でも近くを通る度に思い出し、感謝してもしきれません。

子供自身にも、当時の話をして感謝を伝えています。

もしみなさんも、預け先がなく困った時は、まずは自治体に相談してみてください。

この記事がヒントになれば幸いです。

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