春から子どもが幼稚園年少で入園します。毎日、私が自転車で送迎することにしました。雨の日はどうやって自転車送迎したらいいのか、いまいちつかめません。子ども用自転車カバーを付けて、私はレインコートを着ればよいのですか?その際、子どもはレインコートや長靴は着けますか?
読者さまからご相談いただきましたのでお答えさせていただきます。
確かに、自転車で雨の日の送り迎え、どうやってみんなしているのか気になりますよね…
雨の日に自転車に乗る時のレインポンチョやレインコートについての使用感は別記事にまとめましたのでそちらを参考にしていただくとして、この記事では、雨の日の流れ?をざっくりと解説していきます。
雨の日の自転車送迎はチャイルドシート用レインカバーは必須
まず前提として、雨の日に自転車で園まで送り迎えをするなら、チャイルドシート用のレインカバーは必須です。
中には「雨の日なんてそんなにないし、短時間だからレインカバーを買うのはもったいない」と思う方もいると思うんですけど、レインカバーは雨の日だけではなく寒い季節にも便利なのと、砂ぼこりなどから子どもをまもってくれますので、買うなら早めに買った方が良いです。
私自身は園への送迎を毎日自転車でしていたわけではないのですが、チャイルドシート用レインカバーは便利過ぎて手離せません。
ちなみにカプセル型のリトルキディーズを使っています。
レインカバーについて詳しくはこちらの記事をどうぞ。
雨の日の自転車送迎、鞄や帽子などの荷物は大きめの袋に入れて行く
雨の日に自転車送迎するなら、幼稚園の鞄や帽子などの荷物は大きめでかつ水をはじくバッグやビニールに入れておくといいです。
私は荷物を大きめのランドリーバッグに入れた状態でそのまま幼稚園の軒下まで連れて行っちゃいます。
IKEAのバッグみたいな感じのものが便利なんですけど、100均のものとかでも良いです。
通園バッグや帽子はこの中に入れて、雨に濡れないように適当に口を折って、自転車のカゴに入れていきます。
園に到着して子どもを自転車から降ろしたら、その袋ごと幼稚園の軒下まで持って行き、濡れない場所で中身を出す感じです。
雨の日の自転車送迎は「どこで自転車の乗せ降ろしをするか」がポイント
雨の日に自転車で送り迎えをする場合、子どもを自転車に乗せ降ろしする場所によって装備が変わる、と覚えておくといいですね。
自宅にしろ園にしろ、屋根がある場所で乗せ降ろしする場合はそれほど大変ではありません。
でも、屋根のない場所で乗せ降ろしする場合は少し工夫が必要です。
屋根のある場所で乗せ降ろしする場合
乗せ降ろしする場所に屋根がある場合は、
- 子どもはレインコートを着せる必要はない(乗せ降ろしする場所まで傘でOK)。
- 長靴は履かせなくてもOK。
- ママは最初からレインコートを着ていてもいいし、自転車に乗せてから着てもOK。
- 荷物は大きめのビニールに入れて濡れないようにしておく。
子どもはレインカバーの中に居られるので、レインコートは着せなくても大丈夫です。
ただし、リトルキディーズ基準でのお話です。
雨が入り込んでしまう・染み込んでしまうレインカバーの場合は、お子さんを濡らさないためにレインコートを着せた方が良いです。
長靴に関しても同様で、乗せるまでに靴が濡れてしまうようなら履かせてもいいけど、必要なければ履かせなくてOKです。
レインカバーの種類によっては、長靴だと乗せ降ろしに少し手間がかかっちゃうんですよね。
降ろす時に長靴が脱げてしまったりとか。(雨の中、抱っこ状態で拾うのも一苦労)
うちはそれが面倒なので、よっぽどの大雨でない限り、自転車に乗せる時は長靴は履かせません。
ママのレインコートは、最初に着ていてもいいし、自転車の所で着てもOKです。屋根がついている場合はその辺はお好みでどうぞ。
屋根のない場所で乗せ降ろしする場合
屋根のない場所で乗せ降ろしする場合は、チャイルドシートのレインカバーから出ている時に子どもが濡れてしまいます。
そのため、次の準備をしておくといいですね。
- ママはレインコートを着ておく。
- 子どもが傘をさせないならレインコートを着せておく。
- 長靴も履かせておくといいかも。
- 自転車を降ろしてから建物に入るまでに必要なら傘を。
雨量にもよりますが、屋根のない場所で乗せ降ろしする場合は、完全に濡れずにお子さんを乗せ降ろしするのは難しいかも。
レインカバーを付けたチャイルドシートに乗せる時、抱き上げて乗せるか横から乗り込んでもらうかによっても違いますが、どうしても「傘さえ差せない瞬間」があります。
そのためにレインコートを着せたままチャイルドシートに座らせちゃうわけなんですけど…
レインコートを着せたままチャイルドシートに座らせる場合、今度はチャイルドシートのクッションが濡れます。
もともとついているクッションは大体水が染み込まないようになっている事がほとんどですが、座り心地をよくするために他の物を敷いている場合は特に注意。
あと、レインコートは座っている時間が長いと圧で染みてきます。
自転車から降ろした時に子どものお尻が濡れてた…なんていう事になりかねないので、レインコートを着せたままチャイルドシートに座る場合はお尻で踏ませないように少しまくっておくといいです。
ママは子どもの乗せ降ろしの時に傘を差せないし、屋根もないから雨に打たれたまま。
雨具は値段に比例して快適になっていくので、だまされたと思って少しいい雨具を買った方がいいです。
雨の日の自転車用雨具については別記事をどうぞ。
あとは自転車置き場から幼稚園の建物まで距離がある場合、傘があった方が良い場合がありますので、その辺は状況に応じ折り畳み傘などを準備しておきましょう。
強い雨・強風など悪天候の時は自転車送迎を諦める事も大切
雨の日の自転車送迎のコツをお話ししてきたところで、くれぐれもお伝えしておきたいのが、強い雨や強風などの悪天候時には、自転車送迎を諦め、徒歩や公共の交通機関やタクシーなどを利用する事も大切ということ。
自転車は滑りやすいですし、視界も悪くなります。
乗せ降ろしに時間がかかって慌てて園に向かっている間に風に煽られて転倒…なんていう事が起こりかねません。
近場なら時間がかかっても徒歩にする。
公共の交通機関が使えるなら公共の交通機関で、なければタクシーを利用するなどの策を取りましょう!
無理をしない事が大切です。
さいごに
雨の日の自転車送迎は、ちょっとの事前準備と心構えでよりスムーズに出来ます。
お子さんをなるべく冷たい雨に晒すことなく、そしてお母さんも最小限の手間で済ませる事が何よりも大切。
雨の日の自転車送迎、確かに少し大変。
でも過ぎてしまえば3年間あっという間だし、冷たい雨の中も暑い日差しの中も、子どもと一緒に自転車に乗って毎日息を切らせて送迎した日々を、懐かしく愛しく感じる日が、いつか来ますよ。
くれぐれも安全第一にお過ごしくださいね!
この記事が奥さんのヒントになりますように。